株ニュース
NY「経済よりもトランプという印象」
2018/03/19
週末のNY株式市場は堅調展開。鉱工業生産指数は1.1%上昇と、4カ月ぶりの大幅な伸びで着地。市場予想の0.3%を上回ったことを好感。
「米政権発のニュースが静かだったことから市場では経済関連ユースに注目が集まった」と言う面白いコメントが聞こえた。コーン、ティラーソンに続き、マクマスター国家安全舗装担当補佐官の更迭報道とめまぐるしいのは事実だ。
ミシガン大学消費者信頼感指数が102.0と、2004年1月以来の高水準となったことからウォルマートが上昇。アドビシステム、マイクロンテクノロジーが上昇した。
東京市場のメジャーSQにあたる「クワドルプル・ウィッチング」で先物オプションの期日。3市場の売買高は100億株近くまで増加した。週足ではNYダウが1.57%、S&P500が1.04%、NASDAQ総合が1.27%の下落。
債券利回りは上昇。今週のFOMCでの利上げ確率は94.4%。一時105円台だったドル/円は106台前半。
「トランプ大統領が閣僚刷新を継続するとの憶測。そして関税導入による世界経済への影響を巡る懸念を背景としたドル売り・円買い」との見方だ。