株ニュース
後場｢8カ月連続月末安｣
2021/04/30
大引けの日経平均株価は241円34銭安の28,812円63円と反落｡
一時28,760円まで下落した場面もあった｡
時間外取引の米株価指数先物安もあって､明日からの5連休を前に手じまい売りに下落幅を拡大した｡
日経平均は8カ月連続の月末安｡
日足は陰線｡
週足は4週連続陰線｡
2週連続で13週線を割り込んだ｡
月足は2か月連続の陰線｡
6カ月線(28,399円)がサポート｡
TOPIXも反落｡
市場では経済指標の悪化が指摘されている｡
2020年度平均の有効求人倍率は1.10倍で前年度を0.45ポイント下回った｡
下げ幅は0.76ポイント下がった1974年度以来46年ぶりの大きさ｡
比較可能な63年度以降では2番目になる｡
2020年度平均の完全失業率は2.9%｡前年度を0.6ポイント上回った｡
悪化するのはリーマン・ショックの影響があった09年度以来11年ぶり｡
2020年度の鉱工業生産指数(15年=100)速報値は前年度比9.5%低い90.4だった｡
マイナスは2年連続｡
比較可能な13年度以降で指数は最低となった｡
低下幅は最大｡
東証1部の売買代金は3兆1,104億円と増加｡
値上がり928銘柄､値下がり1,146銘柄｡
サイバー(4751)､日立金(5486)が上昇｡
ソニーG(6758)､東エレ(8035)が下落｡
