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株ニュース

No.1073「投資家>市場関係者」

2020/07/10

《都合により後場編はお休みさせていただきます》

木曜のNY株式市場はマチマチの展開。
NYダウとS&P500は反落。
コロナウイルス感染が国内で再拡大。
ロックダウン(都市封鎖)措置再導入への懸念が拡大した。
一方、NASDAQは終値ベ─スでの史上最高値を連日で更新。
過去6営業日のうち5日は終値ベースでの史上最高値を更新している。
アマゾン、マイクロソフト、アップルなどが上昇を主導。
テスラも2.1%高。
一方、ドラッグストアチェーン大手ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスは7.8%安。
四半期決算が赤字に転落したことが嫌気された。
S&P500の50日移動平均線が200日移動平均線を上抜ける「ゴールデンクロス」が発生。
「短期的な強気相場入り」という見方を後押しした。
週間新規失業保険申請件数は131万4,000件と依然高止まり。
ただ4カ月ぶりの水準に減少した。
6月第3週時点で何らかの失業手当を受けていた人は3,290万人と依然高水準。
安全資産である国債への需要が根強く利回りは低下。
10年国債利回りは0.608%。
2年国債利回りは0.152%。
ドル円は107円台前半。
恐怖と欲望指数は52→53。
SKEW指数は138.84と低下。
130%超は12日連続。

木曜の日経平均は寄り付き4円高.
寄り付き直後にマイナス転換があって後場一時上昇幅を200円超に拡大。
終値はしぼんで90円高の22,529円。
3日ぶりの反発で日足は3日ぶりに陽線。
SBGが4%超の大幅高で日経平均を58円分押し上げた。
伊藤忠によるTOBが発表されたファミマもストップ高。
2銘柄合わせて116円ほどの上昇寄与度。
新興2指数は下落。
東証1部の売買代金は2兆2,220億円。
値上がり594銘柄(前日420銘柄)。
値下がり1,436銘柄(前日1,686銘柄)。
新高値48銘柄(前日80銘柄)。
新安値銘18柄(前日6銘柄)。
騰落レシオは76.18(前日78.90)。
9日連続の2ケタ。
「そろそろコツン」という見方もある。
直近最高値は150.78(6月2日)。
直近安値は40.12(3月16日)。
NTレシオは14.47倍と上昇し今年最大。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
右肩下がりに転じた25日線(22,475円)からは0.24%のマイナスかい離。
2日連続で下回った。
右肩上がりの75日線は20,737円。
右肩上がりの200日線(21,907円)から2.84%のプラスかい離。
右肩上がりの5日線(22,520円)から0.04%のプラスかい離。
2日ぶりに上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲16.895%(前日▲16.803%)。
買い方▲9.821%(前日▲9.061%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.458%(前日▲16.980%)。
買い方▲16.701%(前日▲14.439%)。
空売り比率は41.2%(2日連続の40%超)。
空売り規制なしの比率は6.4%。
日経HVは25.5、日経VIは23.89。
日経平均採用銘柄の予想PERは17.64倍(前日17.63倍)。
前期基準では17.50倍。
EPSは1,277円(前日1,272円)。
暫定PERは17.37倍。
計算上のEPSは1,297円。
225のPBRは1.07倍。
BPSは21,055円(前日20,970円)。
225先物採用銘柄の益回りは5.67%(前日5.67%)。
配当利回りは2.09%。
東証1部全銘柄だと予想PERは20.18倍。
前期基準では18.73倍。
東証1部全銘柄のPBRは1.18倍。
ドル建て日経平均は210.02(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は7円安の2,077円。
(2019年末2,327円、2018年末2,077円、2017年末2,946円)。
売買単価は1,868円(前日1,944円)。
東証1部の時価総額は594兆円(前日594兆円)。
シカゴ225先物終値は大証日中比95円安の22,385円。
高値22,665円、安値22,265円。
大証夜間取引終値は日中比80円安の22,400円。
気学では「一方に偏傾して動く日。足取りにつくべし」。
月曜は「上寄りすると押し込む日」。
火曜は「安値にある時は急伸する日」。
水曜は「一方に偏傾して動く日。波動につくべし」。
木曜は「後場に大動きをする日。前止めの足取りに注意」。
金曜は「初め安いと後高の日。悪目あれば買い狙え」。
ボリンジャーのプラス1σが22,825円。
マイナス1σが22,125円。
収束継続。
一目均衡の雲の上限は21,393円。
38日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22,357円で下限は22,288円。
白くねじれるのは16日。
RSIが50.96。
RCIが57.69。
ファーストリテイリングの通期営業利益見通しは150億円減額され1,300億円(前期比49.55%減)。
コンセンサスは1,388億円だった。
その差は6%。
6月月次で既存店(直営店+Eコマース)増収率は26.2%。
この評価とSQの綱引きの週末。
ここにETFの分配金ねん出のための売り観測が加わる。
週足陽線基準は22,714円。
6月SQ値は22,071円。

《今日のポイント7月10日》
(1)木曜のNY株式市場はマチマチ。
NASDAQは今月5回目の終値ベースの史上最高値更新。
S&P500は50日移動平均線が200日移動平均線を上抜けた。
「ゴールデンクロス」が発生。
恐怖と欲望指数は52→53。
SKEW指数は138.84と低下。

(2)騰落レシオは76.18(前日78.90)。
9日連続の2ケタ。
「そろそろコツン」という見方もある。
NTレシオは14.47倍と上昇し今年最大。

(3)右肩下がりに転じた25日線(22,475円)からは▲0.24%。
2日連続で下回った。
右肩上がりの5日線(22,520円)から△0.04%。
2日ぶりに上回った。

(4)空売り比率は41.2%(2日連続の40%超)。

(5)ボリンジャーのプラス1σが22,825円。
マイナス1σが22,125円。
一目均衡の雲の上限は21,393円。
38日連続で雲の上。
黒い勝手雲の上限は22,357円で下限は22,288円。
白くねじれるのは16日。

(6)ファーストリテイリングの業績評価とSQの綱引きの週末。
ここにETFの分配金ねん出のための売り観測が加わる。
週足陽線基準は22,714円。
6月SQ値は22,071円。

(7)シカゴ225先物終値は大証日中比95円安の22,385円。
高値22,665円、安値22,265円。
大証夜間取引終値は日中比80円安の22,400円。

今年の曜日別勝敗(7月9日まで)
月曜11勝13敗
火曜14勝11敗
水曜12勝13敗
木曜12勝15敗
金曜13勝12敗。

「今日の日経平均予想」なんてコーナーに時々遭遇する。
朝、たまたま見ていたら「22,200円と22,700円のレンジ」というフリップ。
これが来週の日経平均ではなく「今日の日経平均予想」。
これって意味があるのだろうか。
500円というワイドレンジを出す方も出す方だが、裏返せば「わからない」ということ。
間違えたくないという心理見え見えのような感じだ。
というか、今日の日経平均は22,200円から22,700円の間と言われても何の役にも立たない。
専門家でなくたって素人だってそのくらいのことは言える。
いっそのこともっと簡単にして「今日の終値はプラスあるいはマイナス」。
この二者択一にした方がスッキリしよう。
そもそも誰も今日の日経平均の終値
などわからない。
この大前提を無視して「レンジ」なんか設定するからややこしくなる。
しかも質問者も回答者も大抵はまじめだから余計に混乱して来る。
換言すれば壮大な喜劇だ。
今日の日経平均の天底でさえ間違いなく当てられるなら市場関係者なんてやっていないだろう。
厚顔で人前で予想を披露することもなかろう。
投資家としてさらに成功している筈である。
一般的には「投資家<市場関係者」と思われているが実は「投資家>市場関係者」が正しいと思う。

NYダウは361ドル安の25,706ドルと反落。
NASDAQは55ポイント高の10,547ポイントと続伸。
S&P500は17ポイント安の3,152ポイントと反落。
ダウ輸送株指数は182ポイント安の9,140ポイント。
SOX指数は1.48%上昇。
VIX指数は29.21。
3市場の売買高は107億3,000万株(過去20日平均は122.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比95円安の22,385円。
ドル建ては大証比日中比60円安の22,420円。
ドル円は107.19円。
10年国債利回りは0.608%。
2年国債利回りは0.152%。

テクニカル的にはカカクコム(2371)、CDG(2487)、
フィールズ(2767)、なとり(2922)、ビッグカメラ(3048)、
飯田(3291)、JSB(3480)、コロプラ(3668)、
住友精化(4008)、イビデン(4063)、日ぺ(4612)、
OBC(4733)、楽天(4755)、ベイカレント(6532)、
ソニー(6758)、堀場(6856)、いなげや(8182)、
コメリ(8218)、トランコム(9058)、スクエニ(9684)、
応用地質(9755)が動兆。

人気はベル24(6183)、GFA(8783)、ローソン(2651)、
不二油(2607)、Aiming(3911)、サントリー(2587)、
大黒天(2791)、カカクコム(2371)、ナガオカ(6239)、
エーザイ(4523)、テラ(2191)、トラコス(9715)、
マーケットエンタ(3135)、プロレド(7034)。

スケジュールを見てみると・・・。

【7月】陽線確率5勝5敗、(陽線確率50%)、過去15年7勝8敗(10位)
気学では「悪目買い。買い方針にて下旬戻り売り方針」

10日(金):オプションSQ、国内企業物価、主なETF分配金基準日、米生産者物価、
シンガポール総選挙
11日(土):香港立法会選挙の予備選
12日(日):水星順行、鹿児島県知事選
13日(月):第三次産業活動指数、米財政収支、民主党大会は延期
14日(火):日銀金融政策決定会合(→15日)、米週間小売り売上高、消費者物価、中国貿易収支
15日(水):黒田日銀総裁会見、展望レポート、米鉱工業生産、輸出入物価、
ベージュブック、NY連銀製造業景況感、変化日
16日(木):米小売り売上高、フィラデルフィア連銀製造業景況感、ECB理事会、中国各種経済指標
17日(金):米住宅着工件数、ミシガン大学消費者信頼感
18日(土):G20財務相・中央銀行総裁会議(サウジ)、香港立法会総選挙立候補届け出開始

良い週末を・・・。

◇━━━ カタリスト━━━◇
ヒビノ(2469)・・・動兆
ヒビノに注目する。
同社はコンサート、放送局等の音響・映像サービス提供するファブレスメーカー。
イベントの開催制限が10日から緩和。
サザンなどは無観客ライブ(オンライン公演)を開催。
オンラインがコト消費につながる可能性。
(1,100円)

チャート

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
6/24◆ウエルビー(6556)1,438円→1,286円 ロスカット
6/25◆みらいワ(6563)2,900円→2,894円 ロスカット
6/26◆共栄セ(7058)3,410円→3,095円 ロスカット
6/29☆SI(3826)1,021円→1,042円 堅調
7/01◆インパクト(6067)1,657円→1,563円 ロスカット
7/02◇ジェネパ(3195)855円→866円 タッチ
7/03◇ラクーン(3031)924円→965円 タッチ
7/06☆応化工(4186)5,650円→5,670円 堅調
7/08★中本パックス(7811)1,506円→15,493円 調整
7/09★オプティム(3694)3,505円→3,455円 調整

 

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