株ニュース
NY「強弱感の綱引き」
2020/07/09
水曜のNY株式市場で主要3指数は揃って反発。アップル、マイクロソフト、アマゾンが指数をけん引。NASDAQは終値ベースの史上最高値を更新した。更新は今月4度目。
セントルイス地区連銀のブラード総裁が「雇用者のほとんどが90日以内に復職する。年末の米失業率は8%を下回る可能性が高い」とコメント。これが好感された。
一方で「市場は新型コロナ感染者の急増がもたらす潜在的な影響を無視し続けている」との声。この2者の綱引きの強弱は日々の株価の背景を継続している。
来週からは第2四半期の決算シーズン。S&P500構成銘柄の四半期利益は前年比で約44%減の見通し。2008年の金融危機以来の落ち込みとなる予想だ。
10年国債利回りは0.656%。2年国債利回りは0.158%。
ドル円は107円台前半。恐怖と欲望指数は48→52。
高値圏のSKEW指数は144.46と上昇。11日連続130%超。