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日本 日経平均株価 37,628.48-831.60 (04/25 15:15)

株ニュース

No.958「安定と戦闘」

2020/04/02

米国株式市場は主要3指数が4%超の急落。
米国の死者数が拡大するとの予測を受けディフェンシブ銘柄にも売りが拡大。
NYダウの下落幅は一時1,000ドルを超えた。
ISM製造業景気指数は49.1と前月の50.1から低下。
市場予想(45.0)ほどは落ち込まずに着地。
ただ新型コロナ流行に伴う混乱により新規受注指数は11年ぶりの低水準となった。
ADP全米雇用報告で民間部門雇用者数は2万7,000人減となり2年半ぶりのマイナス。
「企業決算シーズンを約2週間後に控え、市場では新型コロナ関連のニュースに非常に敏感になっている。
まだ全体的な経済や業績に対する影響が分かっていない」という声もある。
S&P500採用企業の第1四半期に利益が4.3%減少、第2四半期は10.9%の大幅減の見通し。
長期国債利回りは低下。
10年国債利回りは0.601%。
2年国債利回りは0.243%。
ドルは上昇。
ドル円は107円台前半。
恐怖と欲望指数は25→22。

水曜の日経平均は寄り付き231円安、終値851円安と3日続落。
日足は2日連続の陰線。
3月23日→25日の戻り幅2,993円に対して49.5%とほぼ半値押し。
右肩下がりに転じた5日線(18,824円)を2日連続で下回った。
マイナスかい離は4.03%。
東証1部の売買代金は2兆7,205億円。
18日ぶりの3兆円割れ(42日連続の2兆円超)。
「値幅を伴った下げとなっており、買い手不在の中で得り崩されるリスクは高まっている」との声。
値上がり100銘柄(前日546銘柄)。
値下がり20,581銘柄(前日1,581銘柄)。
新高値8銘柄(前日28銘柄)。
新安値33銘柄(前日10銘柄)。
騰落レシオは66.38。
NTレシオは13.37倍。
サイコロは5勝7敗で41.7%。
右肩下がりの25日線(19,281円)からは6.31%のマイナスかい離。
右肩下がりの75日線は22,175円。
右肩下がりの200日線(21,947円)からは17.69%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲1.899%(前日▲5.573%)。
買い方▲24.120%(前日▲21.651)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り▲6.874%(前日▲5.396%)。
買い方▲42.245%(前日▲41.401%)。
空売り比率は47.6%で5日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は11.0%。
Qiock調査の3月27日時点の信用評価損率は▲25.07%(前週▲31.37%)と3週ぶりに改善。
3月27日時点の裁定売り残は978億円減の1兆6,180億円。
2週連続の減少。
当限は1,101億円減の1兆4,906億円。
翌限以降は123億増の1,273億円。
同裁定買い残は4,587億円増の7,008億円。
3週ぶりの増加。
当限は3,899億円増の5,786億円。
翌限以降は687億円増の1,221億円。
史上最低水準は脱した。
日経HVは59.5、日経VIは50.28。
日経平均採用銘柄の予想PERは11.99倍。
EPSは1,506円(前日1,515円)。
PBRは0.88倍。
BPSは20,528円。
225先物採用銘柄の益回りは8.34%。
ドル建て日経平均は168.22と低下(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は75円安の1,776円。
(2019年末2,327円、2018年末2,077円、2017年末2,946円)。
売買単価は1,637円(前日1,635円)。
東証1部の時価総額は516兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比235円安の17,585円。
高値18,755円、安値17,565円。
大証夜間取引終値は日中比210円安の17,600円。
気学では「初め高いと後安の日。戻り売り方針良し。」
金曜は「目先の天底をつくる日。」
ボリンジャーのマイナス1σが17,541円。
勝手雲の下限は17,833円で4日連続勝手雲の中。
上限は19,654円。
RSIが42.33。
RCIが81.87。
今年5勝7敗の木曜日。

今年の曜日別勝敗(4月1日まで)
月曜3勝8敗
火曜6勝6敗
水曜7勝6敗
木曜5勝7敗
金曜5勝6敗

今年1─3月に米国のMMFへの資金流入が過去最大規模になったという観測。
年初から30日までにMMFに流入した金額は6,768億7,000万ドル。
一方で株式ファンドからは同期間に284億7,000万ドル、債券ファンドからは338億9,000万ドルが流出した。
「自分たちの生活費を確保できるように、いったん手を止めたいと考えるのは当然だ」という見方だ。
株式ファンドからの資金流出は6四半期連続。
今回の流出額は前期を下回る見通し。
逆に債券ファンドからの流出額は2018年第4四半期以降で最大。

一方でこの局面で一部のヘッジファンドが好成績を上げているとの報道。
さまざまな市場にポジションを構築しながら、リスクを集中的に管理する「マルチ戦略」を採用しているファンド。
マルチ戦略ファンドは、ロングとショートのポジションをしばしば同規模に設定。
市場が不安定化するとアウトパフォームする傾向にある。
「直近の金融危機で用いたやり方を再び実践。
新型コロナ感染拡大を受けたパニック売りに伴う混乱をいち早く投資機会にした」という見方もある。

水曜のNYダウは973ドル安の20,948ドルと続落。
下落幅は一時1,000ドルを超えた場面もあった。
NASDAQは339ポイント安の7,360ポイント。
S&P500は114ポイント安の2,470ポイント。
ダウ輸送株指数は379ポイント安の7,352ポイント。
SOX指数は5.49%下落。
VIX指数は57.15。
3市場の売買高は122.9億株(過去20日平均は158.1億株)。
225先物CME円建ては大証日中比235円安の17,585円。
ドル建ては大証比日中比15円安の17,805円。
ドル円は107.15円。
10年国債利回りは0.601%。
2年国債利回りは0.243%。

人気はMRT(6034)、メドピア(6095)、チエル(3933)、
ダイドー(2590)、ラウンドワン(4680)、AICROSS(4476)、
イグニス(3689)、メドレー(4480)、イメージワン(2667)、
セグエ(3968)、すらら(3998)、テラスカイ(3915)、
Amazia(4424)、パシフィックネット(3021)、ソリトン(3040)。

◇━━━ カタリスト━━━◇
ナノキャリア(4571)・・・動兆
ナノキャリアに注目する。
同社はがん領域に特化した創薬ベンチャーで超微細「ミセル化ナノ粒子」で副作用少ない新薬目指している。
遺伝子治療薬「VB111」のプラチナ製剤抵抗性卵巣がんを対象とした国内開発を決定。
今後の展開に期待感。
(226円)
チャート
https://finance.stockweather.co.jp/contents/stockdetail.aspx?cntcode=JP&skubun=1&stkcode=4571exctype=01&ptype=D&contents=1

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
3/13◇日東ベスト(2877)765円→910円 タッチ
3/16◇シナネン(8132)2,146円→2,595円 タッチ
3/18☆OLC(4661)13,570円→13,240円 堅調
3/19◆シノプス(4428)1,226円→1,396円 ロスカット
3/23◇ローム(6963)5,200円→5,890円 タッチ
3/25◆Mエンター(3135)1,855円→1,538円 ロスカット
3/26☆アステリア(3853)310円→319円 堅調
3/27◇DIT(3916)1,115円→1,140円 タッチ
3/30◇デルタフライ(4598)729円→763円 タッチ
4/01◆UT(2146)1,104円→989円 ロスカット

 

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