個人投資家向け 株価情報NAVI

マーケット情報
日本 日経平均株価 40,168.07-594.66 (03/28 15:15)
ドル/円 米ドル/円 151.260.00 (03/28 22:57)

株ニュース

No.956「期初」

2020/04/01

月末のNY株式市場は反落。
3月は新型コロナウイルスの感染拡大抑制策で米経済活動がほぼ停止状態。
NYダウとS&P500の第1四半期の下落率は20%超。
月間ではNYダウが13.74%安、NASDAQが10.12%安、S&P500が12.51%安。
いずれも2008年後半以来の下げ幅となった。
四半期ではNYダウが23.20%安、NASDAQが14.18%安、S&P500が20.0%安。
NYダウはブラックマンデーの1987年第4四半期以来の大幅な下落となった。
「来週以降、企業決算の発表が活発化。
現時点ではどちらの方向にもポジションを動かしたくないと考える向きが多い」という声が聞こえる。
3月のCB消費者信頼感指数は120.0と前月の132.6から低下。
2017年7月以来の低水準となった。
ただ予想の110.0ほどは悪化せずに着地。
「深刻な収縮を反映したもの。今後は一段の低下が予想される」という見方だ。
S&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数は前年比3.1%上昇し12月の2.8%上昇から加速。
債券市場は小動き。
10年国債利回りは0.667%。
2年国債利回りは0.253%。
4月1日の週間新規失業保険申請件数と2日の雇用統計の発表を控えて市場では警戒感が高まっている。
「今週は週後半に花火が控えている」という見方だ。
ドルは軟調。
ドル円は107円台半ば。
恐怖と欲望指数は25→25。
「4月のNYダウは昨年まで14年連続上昇継続」というアノマリーがある。

火曜の日経平均は寄り付き97円高、終値167円安と続落。
「非常事態宣言」が出るとの見方もくすぶり後場は売り先行の展開。
前引けは日経平均・TOPIXともにプラスで日銀のETF買いは不発。
それを見越したような後場の売りという見方もある。
日足は3日ぶりの陰線。
右肩上がりの5日線(19,120円)を7日ぶりに下回った。
マイナスかい離は1.06%。
3月の月間下落率は日経平均が10.52%。
18年12月の10.45%を上回り10年5月の11.65%以来の記録。
瞬間的には23日の16,652円で前月末比4,590円(21.8%)安という下落を記録。
その後2,300円以上引き戻して月末を迎えた。
東証1部の売買代金は3兆803億円。
17日連続の3兆円超(41日連続の2兆円超)。
値上がり546銘柄(前日492銘柄)。
値下がり1,581銘柄(前日1,620銘柄)。
新高値28銘柄(前日22銘柄)。
新安値10銘柄(前日10銘柄)。
騰落レシオは66.00。
NTレシオは13.48倍。
サイコロは5勝7敗で41.7%。
右肩下がりの25日線(19,463円)からは2.81%のマイナスかい離。
右肩下がりの75日線は22,245円。
右肩下がりの200日線(21,961円)からは13.86%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲5.573%(前日▲6.978%)。
買い方▲21.851%(前日▲21.288%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り▲5.396%(前日▲3.003%)。
買い方▲41.401%(前日▲42.581%)。
空売り比率は42.8%で4日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は9.7%。
3月27日時点の信用売り残は2,642億円増の1兆825億円。
4週連続の増加。
同信用買い残は900億円減の1兆7,540億円。
3週連続の減少。
信用倍率は1.62倍(前週は2.25倍)。
日経HVは57.4、日経VIは49.94。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.48倍。
EPSは1,515円(前日1,508円)。
PBRは0.92倍。
BPSは20,561円。
225先物採用銘柄の益回りは8.01%。
ドル建て日経平均は174.91と低下(12月13日が219.64)。
東証1部単純平均株価は29円安の1,851円。
(2019年末2,327円、2018年末2,077円、2017年末2,946円)。
売買単価は1,653円(前日1,635円)。
東証1部の時価総額は536兆円。
シカゴ225先物終値は大証日中比65円安の18,645円。
高値19,315円、安値18,535円。
大証夜間取引終値は日中比10円安の18,700円。
気学では「相場の分岐をみることあり。足取りに注意せよ。」
木曜は「初め高いと後安の日。戻り売り方針良し。」
金曜は「目先の天底をつくる日。」
ボリンジャーのマイナス1σが17,625円。
勝手雲の下限は17,985円で3日連続勝手雲の中。
上限は19,983円。
RSIが44.75。
RCIが79.95。
8時50分の日銀短観発表と10時45分の中国財新製造業PMIに右往左往だろうか。
エープリールフールの期初は「株高の特異日」
日銀短観大企業製造業DIはマイナス8(市場予想はマイナス10)、先行きはマイナス11で着地。
マイナスは7年ぶり。

今年の曜日別勝敗(3月31日まで)
月曜3勝8敗
火曜6勝6敗
水曜7勝5敗
木曜5勝7敗
金曜5勝6敗

3月は歴史に残る値動きだった。
まず日経平均の月中値幅は4,791円25銭。
1990年10月以来29年5カ月ぶりの大きさだった。
そして東証1部の売買代金は74兆8,582億円。
過去最高だった2013年5月の75兆6,995億円以来6年10か月ぶりの水準。
3月の営業日は21日だったが4兆円超は4日あったから、やはり増えた格好だ。

27日時点の信用売り残が1兆825億円。
昨年12月20日時点の1兆123億円以来の1兆円台。
逆にボトムは2018年12月28日時点の6,539億円だった。
一方信用買い残は1兆7,540億円。
3月13日時点で1兆9,861億円と2兆円を割れこんでいる。
2兆円割れは2013年2月22日時点の1兆808億円以来。
ピークは2015年8月の3兆5,870億円→18年3月23日3兆6,759億円。
買い残は半減したことになる。

火曜のNYダウは410ドル安の21,917ルと反落。
NASDAQは74ポイント安の7,700ポイント。
S&P500は42ポイント安の2,584ポイント。
ダウ輸送株指数は58ポイント安の7,732ポイント。
SOX指数は2.25%下落。
VIX指数は53.30。
3市場の売買高は131.3億株(過去20日平均は157.5億株)。
225先物CME円建ては大証日中比65円安の18,645円。
ドル建ては大証比日中比155円高の18,865円。
ドル円は107.53円。
10年国債利回りは0.667%。
2年国債利回りは0.253%。

テクニカル的にはGセブン(7508)が動兆。

人気はAICROSS(4476)、多摩川(6838)、セグエ(3968)、
ナノキャリア(4571)、シンシア(7782)、マルマエ(6264)、
アイスタディ(2345)、ストライク(6196)、フィルム(4901)、
Chatwork(4448)、カイオム(4583)、サン電子(6736)、
SBテク(4726)、エルテス(3967)、関通(9326)。

◇━━━ カタリスト━━━◇
UTグループ(2146)・・・動兆
UTグループに注目する。
同社は製造業派遣・請負大手。
半導体向け、自動車向けが中核。
技術者派遣も開始。
自動車が半導体関連が一服。
ただ5G関連で急回復。
(1,104円)
チャート
https://finance.stockweather.co.jp/contents/stockdetail.aspx?cntcode=JP&skubun=1&stkcode=2146&exctype=01&ptype=D&contents=1

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
3/12◆ミクロン精密(6159)932円→863円 ロスカット
3/13◇日東ベスト(2877)765円→923円 タッチ
3/16◇シナネン(8132)2,146円→2,594円 タッチ
3/18☆OLC(4661)13,570円→13,745円 堅調
3/19◆シノプス(4428)1,226円→1,339円 ロスカット
3/23◇ローム(6963)5,200円→5,770円 タッチ
3/25★Mエンター(3135)1,855円→1,635円 調整
3/26☆アステリア(3853)310円→309円 堅調
3/27◇DIT(3916)1,115円→1,238円 タッチ
3/30◇デルタフライ(4598)729円→771円 タッチ

 

TOP