個人投資家向け 株価情報NAVI

マーケット情報
日本 日経平均株価 37,068.35-1,011.35 (04/19 15:15)
ドル/円 米ドル/円 154.58-0.04 (04/20 04:31)

株ニュース

No.954「革新力」

2020/03/30

日経ヴェリタスの特集は「コロナに負けない革新力」
サブタイトルの「リモートという新思考」という部分。
「特定の場所に集まる必要があるのか。
新型コロナウイルスは我々に常識の見直しを迫る。
テレワーク、オンライン教育、日用品の効率配送。
空間の縛りを超える新ビジネスの広がりが加速し始めた。」
あるいは「食の宅配市場に革新の芽」
これは肌で感じるところだ。
一方で「関連銘柄の買い時は見極めを」と。
「リーマン・ショックでは日経平均株価が底入れするまでに6カ月かかった。
東日本大震災では底入れまでに8カ月。
チャイナショックでは10カ月を要した。」
これは歴史的事実。
気になるのは「目当ての銘柄が割安に見えても、長期投資ならば、数カ月に分けて買ったほうがいい。」
この言葉は市場関係者からは免罪符的に良く聞かれる言葉だ。
間違ってはいないだろう。
しかし現実はどうなのだろうか。
「数ヶ月に分けて買うなんて面倒くさい」
「いっそのこと積み立てで」
なんて声もあろう。
興味深いのは株価の上昇局面でも同じような言葉が聞かれること。
不慮の下げがあるかも知れないから「数回に分けて買った方が良い」
上がっても数回に分けて。
下がっても数回に分けて。
株式投資は「数回に分けて買う」のがお約束なのだろうか。
もう一つ興味深いのは「数回に分けて売った方が良い」という言葉はめったに聞かれないこと。
そもそも「売った方が良い」というリコメンドは難しいが、自分を含めて発信することは少ない。
「相場の未来を信じているから」と言ってしまえばそれまでだが・・・。

市場関係者岡本さんの週末のメール。
含蓄に富んでいる。

「やはり株式市場は世の中に先行しています。
人間の心理が動かしている面が強いから、どうしても動きが先行するのでしょう。
日経平均の底は3月19日。
株価は世の中に3か月先行して動いているとしたら、
6月19日頃から「外の世界」も好転すると読んでいるのでしょうか!?
「外の世界」より「内の世界(株式市場)」はきちんと分け隔てなく数字、トレンドを教えてくれるだけに親切で分かりやすい。
株式市場のいいところは誰に対しても分け隔てなく株価、トレンドを見せてくれる。
金持ちの株価、貧乏人の株価も同じ(笑)。
フェアじゃない売買もあるとも言われますが、比率的にはゼロとは言いませんが、ほぼゼロに近いでしょう。
それに・・・。
マーケットは自由気ままのところがいい。

《兜町ポエム》
「エール」
泣いて生まれて響く相場
キット嬉しくて笑っているんだ

高値にはきっと出会うでしょう
売りを引き買いを押し出会うでしょう

君といつか今日の日を意味をもって
ほら耳をすませば

先の見えない日々を越えるたびに
互いに出すその意味を知るんのでしょ

愛する株よ親愛なる相場よ
遠くまで舞い上がれ

朝も昼も夜もずーと動いている
暗闇にほら
響けストップ高
愛する株よ親愛なる相場よ
ウィルス超えて舞い上がれ

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
3/12◆ミクロン精密(6159)932円→864円 ロスカット
3/13◇日東ベスト(2877)765円→899円 タッチ
3/16◇シナネン(8132)2,146円→2,675円 タッチ
3/18☆OLC(4661)13,570円→13,670円 堅調
3/19◆シノプス(4428)1,226円→1,356円 ロスカット
3/23◇ローム(6963)5,200円→6,120円 タッチ
3/25★Mエンター(3135)1,855円→1,699円 調整
3/26★アステリア(3853)310円→305円 調整
3/27☆DIT(3916)1,115円→1,189円 堅調
3/30☆デルタフライ(4598)729円→760円 堅調

 

TOP