株ニュース
No.954「革新力」
日経ヴェリタスの特集は「コロナに負けない革新力」
サブタイトルの「リモートという新思考」という部分。
「特定の場所に集まる必要があるのか。
新型コロナウイルスは我々に常識の見直しを迫る。
テレワーク、オンライン教育、日用品の効率配送。
空間の縛りを超える新ビジネスの広がりが加速し始めた。」
あるいは「食の宅配市場に革新の芽」
これは肌で感じるところだ。
一方で「関連銘柄の買い時は見極めを」と。
「リーマン・ショックでは日経平均株価が底入れするまでに6カ月かかった。
東日本大震災では底入れまでに8カ月。
チャイナショックでは10カ月を要した。」
これは歴史的事実。
気になるのは「目当ての銘柄が割安に見えても、長期投資ならば、数カ月に分けて買ったほうがいい。」
この言葉は市場関係者からは免罪符的に良く聞かれる言葉だ。
間違ってはいないだろう。
しかし現実はどうなのだろうか。
「数ヶ月に分けて買うなんて面倒くさい」
「いっそのこと積み立てで」
なんて声もあろう。
興味深いのは株価の上昇局面でも同じような言葉が聞かれること。
不慮の下げがあるかも知れないから「数回に分けて買った方が良い」
上がっても数回に分けて。
下がっても数回に分けて。
株式投資は「数回に分けて買う」のがお約束なのだろうか。
もう一つ興味深いのは「数回に分けて売った方が良い」という言葉はめったに聞かれないこと。
そもそも「売った方が良い」というリコメンドは難しいが、自分を含めて発信することは少ない。
「相場の未来を信じているから」と言ってしまえばそれまでだが・・・。
市場関係者岡本さんの週末のメール。
含蓄に富んでいる。
↓
「やはり株式市場は世の中に先行しています。
人間の心理が動かしている面が強いから、どうしても動きが先行するのでしょう。
日経平均の底は3月19日。
株価は世の中に3か月先行して動いているとしたら、
6月19日頃から「外の世界」も好転すると読んでいるのでしょうか!?
「外の世界」より「内の世界(株式市場)」はきちんと分け隔てなく数字、トレンドを教えてくれるだけに親切で分かりやすい。
株式市場のいいところは誰に対しても分け隔てなく株価、トレンドを見せてくれる。
金持ちの株価、貧乏人の株価も同じ(笑)。
フェアじゃない売買もあるとも言われますが、比率的にはゼロとは言いませんが、ほぼゼロに近いでしょう。
それに・・・。
マーケットは自由気ままのところがいい。
《兜町ポエム》
「エール」
泣いて生まれて響く相場
キット嬉しくて笑っているんだ
高値にはきっと出会うでしょう
売りを引き買いを押し出会うでしょう
君といつか今日の日を意味をもって
ほら耳をすませば
先の見えない日々を越えるたびに
互いに出すその意味を知るんのでしょ
愛する株よ親愛なる相場よ
遠くまで舞い上がれ
朝も昼も夜もずーと動いている
暗闇にほら
響けストップ高
愛する株よ親愛なる相場よ
ウィルス超えて舞い上がれ
◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
3/12◆ミクロン精密(6159)932円→864円 ロスカット
3/13◇日東ベスト(2877)765円→899円 タッチ
3/16◇シナネン(8132)2,146円→2,675円 タッチ
3/18☆OLC(4661)13,570円→13,670円 堅調
3/19◆シノプス(4428)1,226円→1,356円 ロスカット
3/23◇ローム(6963)5,200円→6,120円 タッチ
3/25★Mエンター(3135)1,855円→1,699円 調整
3/26★アステリア(3853)310円→305円 調整
3/27☆DIT(3916)1,115円→1,189円 堅調
3/30☆デルタフライ(4598)729円→760円 堅調