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NY「週末は意気消沈、週明けは反発」

2020/01/14

週末のNY株式市場で主要3指数は3日ぶりの反落。背景は雇用統計の悪化。12月の雇用統計は非農業部門の雇用者数が14万5,000人増と11月から鈍化。市場予想の16万4,000人増を下回った。失業率は11月と同様、約50年ぶりの低水準である3.5%。時間当たり平均賃金は0.1%(3セント)増と11月の0.3%増から鈍化。「冴えない雇用統計が利益確定売りのきっかけ。視点は企業決算にシフトする」という見方だ。

S&P500採用銘柄の利益は0.6%減と2四半期連続の減少の見通し。
週間ベースでNYダウは0.7%高、2週ぶり反発。NASDAQは1.8%高、5週続伸(累計6.0%上昇)。S&P500は0.9%高、7週続伸(同5.0%上昇)。

国債価格がは上昇し利回りは低下した。10年国債利回りは1.819%。2年国債利回りは1.570%。ドル円は109円台半ば。欧州株も反落。

週明けのNY株式市場で主要3指数は反発。S&P500とNASDQQは過去最高値を更新した。
15日に予定される米中貿易協議の「第1段階」の合意文書への署名で米中関係の修復が進むとの期待が拡大。また米政権は中国を「為替操作国リスト」から外す方向で検討しているとの報道も好感された。

「今週から米主要企業の決算発表が本格化。ハイテクセクター中心に業績期待の買いも入った」という声も聞こえる。
アップル、マイクロソフトが上場来高値を更新。ネットフリックス、エヌビディアが大幅高。テスラも10%の上昇となった。

債券は軟調で国債利回りは上昇。第4四半期決算発表シーズンを控え「よりリスクの高い資産に投資資金が向かった」という解釈だ。
10年国債利回りは1.842%。2年国債利回りは1.570%。

10年国債利回りの上昇を背景にドル円は109円台後半と110円を伺う動き。ユーロは堅調、英ポンドは下落。
WTI原油先物は5日続落。
恐怖と欲望指数は91→89に低下。

 

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