株ニュース
NY「連日の過去最高値更新」
2019/11/27
NY株式市場は小幅続伸し主要3指数がそろって連日の最高値更新となった。
トランプ統領が「米中は貿易交渉の妥結に向け最後の苦しみを味わっている。米国は香港の民主化デモを支持するとともに香港の民主化を望んでいる」とコメント。米中通商協議について「第1段階」の合意が近いと解釈された。
動画配信サービスの新規契約者が1日平均100万人近くに達していると報じられたウォルト・ディズニーが1.3%高。10─12月期の利益見通しが市場予想を上回ったベストバイは9.86%急伸。
10月の貿易赤字(速報値)は5.7%減の665億2,800万ドル。輸出入がともに減りトランプ政権の「米国第一」政策が起因とみられる貿易量の減少が続いていることが示された。
CB消費者信頼感指数は125.5と前月の126.1から低下。市場予想の127.0を下回った。低下は4カ月連続。ただ「消費者信頼感は依然高く年末商戦期の消費を後押しする」という見通しだ。
10月の新築一戸建て住宅販売戸数(季節調整済)は年率換算で前月比0.7%減。ただ9月分は上方修正され約12年ぶりの高水準。
来月12日の英国総選挙ではEUからの確実な離脱を掲げるジョンソン首相率いる与党・保守党が勝利するとの予想が支配的。
英国債利回りが低下し米国債利回りも低下。10年国債利回りは1.741%。2年国債利回りは1.589%。
恐怖と欲望指数は70ポイントで変わらず。