株ニュース
NY「NYダウは今月8回目の過去最高値更新」
2019/11/19
週明けのNY株式市場で主要3指数は続伸。NYダウは今月8回目の史上最高値更新となった。NASDAQ総合株価指数、S&P500指数も続伸。連日の過去最高値更新となった。
「米中の貿易協議の行方を見極めたいとして方向感に乏しい展開。業績期待が高い銘柄中心に買いが入り指数を押し上げた」との解釈だ。
動画配信サービスを開始したディズニー、収益悪化懸念後退からユナイテッドヘルスが上昇。原油価格の下落からエネルギーセクターは軟調。
米政府が中国ファーウェイに対する米国製品の禁輸措置の猶予期間を再び90日間延長したことを好感。一方でCNBCが「中国政府が米国との通商合意を巡り悲観的なムードになっている」と報道。
債券市場では米中通商協議に対する懐疑的な見方が再び台頭したことで国債が買われた。10年債と30年債の利回りが一時2週間ぶりの水準に低下。一方で「通商問題を巡って市場は極めて忍耐強く対応しており米中がいつかは合意すると楽観的にみている」という声もある。
10年国債利回りは一時1.795%、2年国債利回りは一時1.596%に低下した。
ドルは対円や対ユーロで下落。12月12日の英総選挙で与党・保守党が過半数の支持を得るとの見方からポンドは上昇。
恐怖と欲望指数は87→83に低下。