株ニュース
NY「NYダウとS&P500は過去最高値更新」
2019/11/14
NY株式市場でNYダウとS&P500は過去最高値を更新。
FRBのパウエル議長が「米経済の持続的な拡大を予想している。今年実施した利下げの効果はまだ浸透中。低水準の失業率は家計支出押し上げに寄与する。現在の金融政策スタンスは引き続き適切となる公算が大きい」とコメント。
これを好感した格好だ。もっとも「トランプ大統領が求めるマイナス金利は米経済にとって適切ではない」と示唆げ休止も示唆した。
NASDAQは反落。米中協議が農産物購入を巡り「暗礁に乗り上げた」とのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の報道が懸念材料。だったらなぜダウとS&P500が過去最高値を更新したのは不可解となる。「中国が引き続きテーマだ。投資家は合意が署名にこぎ着けるかどうか見極めようとしている」というのが根本なのだろう。
個別ではディズニーが7%超の上昇。ネットフリックスが3%の下落。
消費者物価指数(CPI)ではコア指数が上昇。ただ賃貸家賃が0.1%上昇と2011年4月以来の小幅な伸びにとどまった。
10年国債利回りは一時1.872%に低下。終盤は1.891%。2年国債利回りは1.646%。
ドル円は108円台後半と109円割れ。ウクライナ問題の公聴会はほとんど材料視されなかった格好だ。
恐怖と欲望指数は88→87に低下。