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寄前「先週まで11連勝中の火曜日」
週明けの日経平均は寄り付き31円高、終値60円高。ラストプライスは31円安だったが大引けで29円下落した。日足は2日連続の陰線で5日ぶりの反落。ただ実感はTOPIXの5日続伸の方が強かった印象。
香港ハンセンの2%超の下落と109円割れの多少の円高トレンドをデフォルメした格好に映る。「一部の銘柄に売りを誘う口実」という声も聞こえる。確かに売り方にとっては些細な材料でも持ち出しておきたい正念場の局面だ。買い方がここを凌げれば24,000円台が見えて来る可能性は高い。逆に売り方の抵抗が奏功すればレンジ相場の継続で首がつながる可能性が高い。
11月SQ値23,637円は2日続けて「幻」。昨年9月の23,057円は抜けたことは好感。18年1月が23,723円。その前の記録はメジャーSQ値では91年6月の25,157円がある。
東証1部の売買代金は2兆1,815億円。値上がり1,294銘柄、値下がり787銘柄。新高値198銘柄で13日連続の3ケタ。新安値4銘柄。
騰落レシオは129.94。NTレシオは13.69倍。10月11日の13.66倍以来の低水準。
25日線からは3.80%、75日線からは7.89%、200日線からは8.89%のプラスかい離。25日線(22,477円)から5%かい離で23,600円。200日線(21,426円)から10%かい離で23,567円。サイコロは9勝3敗で75%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.759% 。買い方▲7.173%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.074%。ようやく肌感覚に戻ってきた。買い方▲13.241%。
空売り比率は41.3%と4日連続の40%台。空売り規制なし銘柄の比率は4.5%。
東証REIT指数は続落。日経HVは11.7、日経VIは14.67。日経平均採用銘柄のPERは13.98倍。EPSは1,668円と低下(前日1,690円)。今年大発会の1,763円をはるかに下回ってしまった。10月31日の1,767円からあっという間に100円減少。PBRは1.16倍。BPSは20,113円。
シカゴ225先物終値は大証日中比70円高の23,370円。高値23,480円、安値23,225円。
気学では「下寄り買いの日なれど上寄り高き日は飛びつき警戒」。
水曜は「前日の足取りに逆行して動く日」。
木曜は「吹き値売り方針の日。下放れ突っ込みは見送れ」。
金曜は「押し込んでも戻す日。悪目買い方針良し」。
ボリンジャーのプラス2σが23,835円。プラス1σが23,156円。週足のボリンジャーのプラス2σが23,582円。プラス3σが24,460円。週足の勝手雲は白くねじれた。
年初のマグロの初値は3億円。先日岐阜の柿が2個54万円。週末は越前ガニが1パイ500万円。これだけ見れば価格はバブルにGOとなってきた。
先週まで11連勝の火曜日。