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株ニュース

No.817「繰り返し」

2019/11/07

相場は繰り返し。
1年前のコメントを読み返しみることもたまには必要だ。
2019年予想も出始めてきた。
★《サクソバンク証券2019年とんでも予想》
(1)アップルがテスラを1株あたり520米ドルで買収。その資金は用意した。

(2)英国では、メイ首相に代わって、コービン労働党党首が首相に就任。
「ポンド/米ドル」は為替の歴史上、初めて1.00に。保守党は内部から自己崩壊。

(3)トランプ大統領がパウエルFRB議長に対して「お前はクビだ!」
これが実現すればFRB史上初めてのことになる。

(4)世界通行税の徴収となれば、海運、航空産業に打撃。
反グローバリゼーションと世界の温暖化が合体。

(5)IMFがGDPの測定を止め、新たに生産性に関する指標の使用を促進。

(6)太陽嵐が北米を通過。2兆ドルの損害が発生。

(7)「メルケルママのお別れと、自動車産業の衰退」で、ドイツが景気後退期に突入。

(8)EUがデットジュビリー(債務帳消し)を表明。

(9)オーストラリアの住宅バブル崩壊で、オーストラリア準備銀行(RBA)が量的緩和策を実施。

(10)企業の信用収縮でネットフリックスが倒れETFが下落する。


★《みずほ総研の2019年テールイベント》
(1) 米大統領弾劾
保護主義と国内分断による経済・社会への悪影響が露呈。
共和党が民主党と組んでトランプ大統領を弾劾。

(2) 英国EU離脱撤回
離脱協定が決裂し、メイ首相は辞任の上総選挙へ。
労働党が勝利し、離脱取り止めの是非を問う国民投票を実施。
離脱取り止めが選択される。

(3) 中国、為替操作国認定
激化する米中関係を背景に米財務省は中国を為替操作国に認定。
米中関係悪化に端を発したグローバルリスクオフを背景にドル円は100円割れ。
原油価格40ドル割れで新興国不安に波及。

(4) 北朝鮮開発に周辺国参画
米朝首脳会談、南北首脳会談が奏功。
凍結されていた豆満江開発(中朝露国境)などが再始動。
日本も条件付きでの参画を検討へ。

(5) 新卒通年採用が急増
企業は就職協定廃止への対応を前倒し、新卒通年採用が急増。
副業やテレワークも一気にブームとなり「働き方改革」元年に。

(6) 消費増税再延期
米中貿易摩擦の激化と気候変動がグローバル経済の停滞を招き、安倍首相が3度目の増税延期を表明。
日米欧の中央銀行は出口を封印、緩和モードへのバイアスも。

(7) 自公維3党連立内閣発足
参院選で自公の議席が3分の2を割るが、維新の連立参加で対応。
改憲の国民投票実施へ。IRにもはずみ。

(8) キャッシュレス
消費増税対策として導入されるポイント還元が追い風となり、急速にキャッシュレス化が進展。
2025年のキャッシュレス決済比率40%の目標を大幅な前倒しで達成。

(9) 元年ベビーブームで関連消費が急増
新天皇即位と改元に合わせた元年ベビー誕生が相次いで、関連商品の販売は急増。
2019年末の総人口はまさかの前年比プラスに。

(10 ラグビーW杯日本快進撃で経済効果
アジア初となる大会で日本代表チームが地の利を生かしてベスト4。
インバウンド需要増加など経済効果も。訪日外客数4,000万人を前倒しで達成。

大和の2019年びっくり予想。
(1)3度目の正直でトランプ弾劾成立。新大統領は対中強硬派ペンス。
ロシアゲートの進展があると現実味を帯びてくる。
(2)米大統領候補、ミシェル・オバマ
マーケットフレンドリーではないが、サプライズは少ない政治に
(3)米中貿易戦争の休戦
可能性は低くないが、その先は日本がターゲットにも
(4)まだまだ続く米国の景気拡大
景気後退は大統領選にとって不都合
(5)トランプ大統領、パウエルFRB議長を解任
法律的には「可能だが、実現へのハードルは高い
(6)米国がINF全廃条約離脱、日本周辺で始まる米中核軍拡
潜水艦配備の可能性
(7)英国で社会主義的な労働党政権成立
金融市場からは歓迎されない相手、ブレグジットの取り止めもあり得る
(8)OPEC解体
サウジ、米露の3大産油国連合の可能性
(9)安部手首相の退陣とアベノミクスの終了
仮に衆参同時選挙となって大敗すると突然終了の可能性。イノシシ年の選挙は鬼門。
(10)2019年の日本は想定外の消費ブームに。
新天皇即位やGW10連休、ラグビーW杯などで消費が刺激。想定外の消費の可能性。

ゴールドマンの「2019年日本株見通し」
キーワードは「富士山」
EPSの予想は2019年度5%、2020年度7%の成長見通し。
3ヶ月後のTOPIXは1,700、6ヶ月後は1,800、12ヶ月後は1,725。
3ヶ月後の日経平均は22,600円、6ヶ月後は24,000円、12ヶ月後は23,000円。
富士山の頂上は7月の参院選。
上期は景気対策での相場回復期待。
下期は消費増税、世界的需要軟化で相場軟調。
戦略としては、上期は成長性の高いバリュー株と設備投資関連。
下期は株主還元、高配当株。中小型のディフェンシブセクター。
だそうである。

クレディの2019年日本株見通し。
結論は「オーバーウェイトを維持し2019年末22,300円。
消費増税は経済対策でネガティブ相殺」
モルガン・スタンレーの見通し。
「日本株はオーバーウェイトに引き上げ。
2019年6月のTOPIXは1,720だったが12月は1,800に引き上げ。
20年3月期にTOPIXのEPSは4.2%増、21年3月期は2.3%増の見通し」
ショボイが悪くはない。

2019年の干支は「己亥(つちのと・い)」
「己(つちのと)」は明るい中天の太陽。
「亥(い)」は暗闇の新月を象徴しているという。
十干である「己」と、十二支の「亥」の組み合わせ。
「己亥」は「ステップアップする充実したタイミングにありながら、どうも調子に乗るとチャンスを逃す年」
ツチノトとは土の弟という意味で陰陽五行では陰の土にあたる。
土とは今、自分が立っているまさにその地のことを指し、全ての中心的存在という意味も持つ。
また「己」は「おのれ」
3本の棒に糸を巻きつけて糸束を作る糸車の象形文字で、多くの糸束を生み出す源。
転じて自分自身を意味するという。
決まり事や正しい行いといった意味もあり。
「己」は、生命が横溢して真っ盛りを迎えた時期。同時に正しい姿の自分という意味がある。
絶好調も中庸思想からは行き過ぎるとマイナス。
「絶好調が故の落とし穴が潜む年)との解釈だ。
「亥」は次に進むための安定した準備期間
十二支最後の「亥」で地面に落ちた種が土中へ埋まり次世代の生命へと繋がっていくという意味。
「亥」とは、生命が収蔵された核。
次へのタスキを渡す大切な準備期間を意味している。
そして「亥」は陰陽五行では陰の水にあたるという。
己亥は「土剋水」
土を水が侵すという意味。
溢れ出ようとする水の流れを土が堰き止める、
または清流の流れを土が汚し濁流にするといったイメージだという。
「己」と「亥」は、五行で「土剋水」という相剋の関係。
「土は水を濁らせ、溢れ出ようとする水の流れを土が止める」ことを意味している。
「己亥」は「平地木」
野中の一本杉の様に平地に真っ直ぐ立つ孤高の木を指している。
寂しく孤立しているが、ひとり茂っている様。
その姿から「迷わず信念を持って継続すれば吉運が舞い込む」との解釈だ。
結論は「己」が持つ横溢するエネルギーが「亥」が持つ飛躍のための大切な準備期間の邪魔をしようとする。
しかし「地平木」が持つ孤高の継続力で乗り切れる年。

一方で1950年から2013年までの西暦末尾の年の市場動向。
期間中の年間平均上昇率は11.15%。
それよりも良い上昇率を出している西暦の末尾の年は「2・5・6・8・9」の年。
そのうちで一度も負けたことがないのが「5」と「9」の年。
特に良いのは末尾「9」の年。
大きなパラダイム・シフトが起きるという。
1989年にバブル経済終焉、東西冷戦が終結。
1999年は通貨「ユーロ」が導入。
2009年は自民党政権が倒れて民主党に歴史的な政権交代をした。
西暦の末尾8の年は3月買い8月売りのアノマリー。
西暦の末尾9か0の年は天井になりやすい
西暦の末尾が6の年に買って8の年に売るとパフォーマンスが良いと言われる。

株価は需給で決まる。
売りと買いが共存している以上これは間違ってはいない。
しかし100%ではない。
株価は業績で決まる。
将来の増配や株価上昇を期待している以上、これは間違っていない。
しかし100%ではない。
株価は罫線で決まる。
株価は過去の延長線上にある異常、これも間違っていない。
しかし絶対に100%ではない。
つまり絶対的な株価決定要素というのはない。
常にその時々のファッションに彩られているに過ぎないとも言えよう。
「買う人が多いから高い。売る人が多いから安い」
原理原則はココに尽きるのだか、その理由付けと解釈が千差万別だからややこしい。

ROEだ、ESGだと言っても隔靴掻痒。
重要なのは「儲かるのか」「損するのか」という嗅覚。
そんな曖昧模糊とした相場論では「束脩」を取ることができないから、もっともっともらしく材料を持ち出してくる。
とはいえ、所詮経済指標と罫線の域を出るものではない。
そんな鎧を外して裸にして眺めてみればいいだけのこと。
「束脩」を納めるくらいなら自分で考えた方がよほど気が利いている。
強いて言えば相場は「近未来想像学」
あるいは「近未来創造学」
学問にしたいならその程度の呼び方をすればいいだけのことだ。
儲けること、あるいは損することは後ろめたいから鎧を被っているだけのこと。
株式市場は儲ける場、損をするかもしれない場。
ここをはっきりすれば似非学問チックな論調は減っていくに違いない。

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
10/23☆セグエ(3968)1,399円→1,400円 堅調
10/24★DIT(3916)1,698円→1,678円 調整
10/25☆ウェルビー(6556)1,615円→1,700円 堅調
10/28☆日本ホスピス(7061)2,324円→2,340円 タッチ
10/30◇東芝テック(6588)3,880円→4,130円 堅調
10/31☆サーバーワークス(4434)7,300円→7,330円 堅調
11/01★ファンケル(4921)3,050円→2,989円 調整
11/05☆ロート(4527)3,250円→3,280円 堅調
11/06☆インフォネット(4444)1,732円→1,750円 堅調
11/07★ヒビノ(2469)2,404円→2,378円 調整

 

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