個人投資家向け 株価情報NAVI

マーケット情報
日本 日経平均株価 40,369.44+201.37 (03/29 15:15)
ドル/円 米ドル/円 151.20-0.17 (03/29 23:46)

株ニュース

No.808「農耕と狩猟」

2019/10/30

NY株式市場で主要3指数は反落。
「米中通商協議の行方をにらみながらの展開で企業決算内容を消化する動き。
FOMCの結果待ちの側面もあった」との解釈だ。
米政府当局者が「米中通商協議を巡る第1段階の合意文書署名がAPECに間に合わない可能性がある」とコメント。
これは警戒された。
メルクとファイザーが好決算を追い風に上昇。
予想を上回った第3四半期利益が好感されGMが上昇。
第3四半期決算で利益が市場予想を下回ったアルファベットが2%下落。
NASDAQの重荷となった。
ビヨンド・ミートは22%急落。
FOMCが開催。
今回の利下げ確率は97.3%。
1カ月前は49.2%だった。
コンファレンス・ボード消費者信頼感指数は125.9。
前月の126.3(改定)から低下。
市場予想の128.0を下回った。
10年国債利回りは1.836%。
2年国債利回りは1.647%と低下。
英国では12月の総選挙実施の可能性が高まりポンドは下落した。
ドル円は108円台後半。
恐怖と欲望指数は67→71に上昇。
暗黒の木曜日90周年は無事通過。

火曜の日経平均は寄り付き87円高、終値106円高。
7日続伸で7日連続年初高値を更新。
日足は5日連続陽線。
取引時間中として昨年10月11日以来、約1年ぶりに23,000円台に乗せる場面もあった。
「23,000円は昨年5月下旬から8月末にかけて4回トライして失敗したことがある節目。
そこを5回目に上抜けた結果が昨年10月高値だった。
一昨年も秋以降23,000円に突っかけは押し戻されにが4回」という声も聞こえる。
8月20日以来火曜は10連勝。
東証1部の売買代金は2兆3,279億円。
値上がり1,520銘柄、値下がり555銘柄。
新高値227銘柄と増加。新安値1銘柄。
騰落レシオは123.31と低下。
NTレシオは13.82と低下。
25日線からは4.0%、200日線からは7.8%のプラスかい離。
サイコロは11勝1敗で91.6%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.451% 。
買い方▲7.028%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.855%。
買い方▲13.042%。
空売り比率は41.0%。
154日連続40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は5.7%。
10月25日時点の信用売り残は330億円増の9,878億円。
同信用買い残は31億円増の2兆860億円。
日経HVは13.1、日経VIは14.83。
日経平均採用銘柄のPERは12.98倍。
EPSは1,769円。
PBRは1.13倍。
BPSは20,331円。
シカゴ225先物終値は大証日中比40円安の22,930円。
高値22,995円、安値22,895円。
気学では「変化注意日」
木曜は「押し目買いの時点にある時は買い方針。逆なら見送れ」
金曜は「下放れたら買い。上放れたら売り方針良し」
「上り坂の悪材料は買え」が格言。
「相場は循環する」という格言もある。
昨日寄り付き直後の23,000円で達成感では物足りない向きは多い。
1→3月期決算企業約1,600社のTOPIX浮動株比率の定期見直しのリバランスは今日の大引けの予定。

世銀がESGのデータベースを公開したとの報。
世界各国の温暖化ガス排出量や男女平等の進み具合など17種類の指標を一元化。
狙いは「時速的な成長に積極的に取り組む新興国へ投資マネーが向かいやすくする」
一度見てみると良いかも知れない。

https://www.worldbank.org/ja/news/press-release/2019/10/29/world-bank-launches-sovereign-esg-data-portal

http://esgdata.worldbank.org

日銀が保有ETFの貸し出しをする方向だとの報。
背景は流動性の拡大だというのがお題目。
しかし、証券会社が在庫不足だけを理由に動くのかどうかは微妙だ。
見方を変えればETFの2階建て、3階建て、場合によっては無限級数建てだって可能になる。
まさに仮需の創造の極地の印象。
空売りのための株手当にも使えるし、業界としては望む方向に違いない。
そして日銀のコメントがまた面白い。
「我々は銀行の行動原理はつぶさに把握しているが、証券会社については理解が足りない部分もある」
まさにその通り。
農耕と狩猟は違うことを理解するべきだろう。

NYダウは19ドル安の27,071ドルと3日ぶりの反落。
NASDAQは49ポイント安の8,276ポイントと5日ぶりの反落。
S&P500は2ポイント安の3,036ポイントと5日ぶりの反落。
ダウ輸送株指数は23ポイント安の10,829ポイント。
SOX指数は0.90%の上昇。
VIX指数は13.22。
225先物CME円建ては大証日中比40円安の22,930円。
ドル建ては大証比日中比35円安の22,935円。
大証夜間取引終値は日中比50円安の22,920円。
ドル円は108.87円。
10年国債利回りは1.836%。
2年国債利回りは1.647%。

テクニカル的には福田組(1899)、高砂熱(1969)、
東芝プラ(1983)、M&A(2127)、トラストテック(2154)、
ケンコーマヨ(2915)、日東紡(3110)、日商開発(3252)、
三菱総研(3636)、ブロドリーフ(3673)、セック(3741)、
GMOPG(3769)、日本紙(3863)、gumi(3903)、
ランドコン(3924)、LINE(3938)、昭和電工(4004)、
片倉コープ(4031)、東亞合成(4045)、戸田工(4100)、
大倉工(4221)、TAC(4319)、ハリマ化成(4410)、
花王(4452)、ビオフェル(4517)、参天(4536)、
CAC(4725)、ITFOR(4743)、エックスネット(4762)、
メック(4971)、住阪セメ(5232)、鉄(5401)、
東製鉄(5423)、共英製鋼(5440)、山特鋼(5481)、
鋳鉄管(5612)、東特線(5807)、タツタ(5809)、
ユニプレス(5949)、ファーストロジ(6037)、三井海洋(6269)、
ASB機(6284)、ローツェ(6323)、化工機(6331)、
酉島(6363)、大和冷(6459)、QBネ(6571)、
サクサ(6675)、SMK(6798)、キーエンス(6861)、
岩崎電(6924)、OKAYA(6926)、ローム(6963)、
村田(6981)、名村造(7014)、市光工(7244)、
SUBARU(7270)、日プラスト(7291)、FCC(7296)、
ハピネット(7552)、島津(7701)、未来工業(7931)、
紅(8002)、豊田通商(8015)、コメリ(8218)、
地銀セクター、NECキャピ(8793)、スターツ(8850)、
ゴールドクレ(8871)、トランシティ(9310)、コネクシオ(9422)、
DTS(9682)、カプコン(9697)、ニチイ学館(9792)、
ヤマダ電(9831)、東テク(9960)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
東芝テック(6588)・・・動兆
東芝テック(6588)に注目する。
同社はPOSなど流通端末で国内シェア5割、世界首位。
業績は好調。
東芝の音声認識を活用したオーダー端末や画像認識で客層分析するサービスに期待感。
センサーを活用した無人店舗の購買実験も開始。
長期上昇継続と見る。
(3,880円)
チャート↓
https://finance.stockweather.co.jp/contents/stockdetail.aspx?cntcode=JP&skubun=1&stkcode=6588&exctype=01&ptype=D&contents=1

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
10/10◆サーバーワークス(4434)6,950円→7,270円 ロスカット
10/11★ピックルス(2925)2,720円→2,618円 調整
10/16☆三菱ケミ(4188)830円→836.8円 堅調
10/17★夢真(2362)980円→973円 調整
10/18◇フジコー(2405)475円→513円 タッチ
10/21◇ブシロード(7803)3,730円→4,110円 タッチ
10/23★セグエ(3968)1,399円→1,392円 調整
10/24★DIT(3916)1,698円→1,663円 調整
10/25☆ウェルビー(6556)1,615円→1,658円 堅調
10/28☆日本ホスピス(7061)2,324円→2,350円 堅調

 

TOP