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株ニュース

No.805「シナリオ」

2019/10/28

週末のNY株式は主要3指数そろって上昇。
S&P500は7月のザラバ高値を上回った。
NASDAQは史上最高値を更新。
USTRは米中が閣僚級の電話協議を経て「第1段階」通商合意の部分成立に近づいていると発表。
トランプ大統領は「中国は合意を強く望んでいる」とコメント。
米中通商協議進展の兆しと解釈された。
インテルの好決算が市場心理を好転させたという声もある。
フィラデルフィア半導体(SOX)指数は過去最高値を更新した。
一方、アマゾン、ボーイングが軟調。
週間ではNYダウが0.7%、S&P500が1.2%、NASDAQが1.9%それぞれ上昇。
S&P総合の週間上昇率は過去7週間で最大。
同NASDAQも過去8週間で最大。
米中通商問題で部分合意に近いと伝わったことで国債は売られ利回りが上昇。
「世界的なリスク後退でFRBは積極的な利下げを実施せずに済む」との見方も出てきた。
5年債、7年債、10年債の利回りは5週間ぶりの水準に上昇。
10年国債利回りは1.799%。2年国債利回りは1.623%。
ドル円は108円台後半。
VIX指数は12.85に低下。
恐怖と欲望指数は57→62に上昇。

週末の日経平均は寄り付き3円高、一時マイナスに沈んで終値49円高。
5日続伸で5日連続の新値追い。
日足は4日連続陽線。
米ペンス副大統領演説を無事通過。
インテルが引け後の決算発表で予想を上回る好決算を発表。
「日本株には半導体関連株に好インパクト」との解釈だ。
「押し目を買わせない底堅さ」という声もある。
日経平均は週間で負けなしの5連騰。
週間では307円上昇。
週足は3週連続陽線。
東証1部の売買代金は2兆734億円。
値上がり1,285銘柄、値下がり735銘柄。
新高値118銘柄。新安値4銘柄。
騰落レシオは120.67。
NTレシオは13.83倍。
25日線からは3.6%、200日線からは7.2%のプラスかい離。
サイコロは10勝2敗で83.3%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.935% 。
買い方▲7.872%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.496%。
買い方▲14.003%。
空売り比率は40.8%。
152日連続40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は7.3%。
日経HVは13.2、日経VIは14.78。
日経平均採用銘柄のPERは12.87倍。
EPSは1,771円。
PBRは1.12倍。
BPSは20,356円。
シカゴ225先物終値は大証日中比55円高の22,825円。
高値22,850円、安値22,710円。
今週はボリンジャーのプラス2σが上値を抑えた格好。
昨日段階では22,878円だった。
月足のボリンジャーのプラス2σが22,821円。
52週線がかすかに上向きに転じたのは吉兆。
気学では月曜は「一方に偏して動く。足取りにつくを良しとす」
火曜は「前場安いと後場戻る日。押し目買い」
水曜は「変化注意日」
木曜は「押し目買いの時点にある時は買い方針。逆なら見送れ」
金曜は「下放れたら買い。上放れたら売り方針良し」
11月は「上旬は買い方針。その後押したらなお買い、少々強気に」
「10月第3週の外国人は現物・先物合計で1兆円以上の買い越し。
10月第3週は連日のマド開けを伴い日経平均が700円近く上昇。
背景が外国人投資家だったことが証明された」という見方もある。

昨年末終値が20,014円。
年間の騰落は前年末比20%以内というアノマリーに従えば今年の最大値は約24,000円と計算可能になる。
さらに来年を考えれば10月時点の約23,000円に対して20%上は27,600円。
約28,000円というのが見通し。
12月まで頑張ってもらえば、その先の30,000円というのもあながち荒唐無稽ではなくなってくる。
因みに30,000円はPER16.9倍。
PBR1.47倍。
バブルの頃のPER80倍に比べればそんなに無理のある数字ではなかろう。
考えておかなければならいのは米大統領選挙の年ということ。
形振り構わず再選を狙うトランプ政権にとっては株高は再選の近道ということだ。
そのスケジュールを見てみると・・・。
2月3日:アイオワ州党員集会(予備選挙・党員集会の皮切り)
3月3日:スーパー・チューズデー
7月13日→16日:民主党全国大会(ウィスコンシン州ミルウォーキー)
8月24日→27日:共和党全国大会(ノースカロライナ州シャーロット)
11月3日:一般有権者による投票および開票。
12月14日:選挙人による投票
つまり1月以降、スーパーチューズデーの3月3日まではどうしても株高が欲しい局面。
その先は夏の全国大会。
そして11月3日の投票に至る場面となる。
対中貿易摩擦の問題は、この折々で強弱のアクセントを持ってくるに違いない。
国内でのポイントは来年6月で終わるポイント還元の動向。
すでに予算をオーバーしているという指摘もあり、裸となった消費増税の実感が試金石となろうか。
因みに来年の天赦日は1月22日(水)、2月5日(土)、9月2日(水)、11月17日(火)だ。
そんなリズムで来年の相場シナリオを考えると良いかも知れない。

NYダウは152ドル高の26,958ドルと反発。
サイコロは8勝4敗。
NASDAQは57ポイント高の8,243ポイントと3日続伸。
サイコロは9勝3敗。
S&P500は12ポイント高の3,022ポイントと3日続伸。
サイコロは9勝3敗。
ダウ輸送株指数は179ポイント高の10,856ポイント。
SOX指数は2.05%の上昇。
VIX指数は12.85。
3市場の売買高は62.9億株(直近20日平均は64.6億株)
225先物CME円建ては大証日中比55円高の22,825円。
ドル建ては大証比日中比65円高の22,835円。
大証夜間取引終値は日中比20円高の22,800円。
ドル円は108.64円。
10年国債利回りは1.799%。
2年国債利回りは1.623%。

テクニカル的には浅沼組(1852)、アルトナー(2163)、
アスクル(2678)、キリン堂(3194)、明治電機(3388)、
テンポイノ(3484)、グリー(3632)、ファインデク(3649)、
Minori(3822)、テラスカイ(3915)、応化工(4186)、
積水樹(4212)、ミライアル(4238)、CTS(4345)、
扶桑化学(4368)、日新薬(4516)、中外薬(4519)、
りらいあ(4708)、IDHD(4709)、ライオン(4912)、
小林製薬(4967)、ユシロ化(5013)、TOYOTIRE(5105)、
日コン(5269)、特殊陶(5334)、大特鋼(5471)、
アサヒ(5837)、ツガミ(6101)、日東工器(6151)、
ベル24(6183)、IMAGICA(6879)、アドヴァン(7463)、
西松屋(7545)、アルゴグラフ(7595)、パイロット(7846)、
山善(8051)、東邦(8129)、木曽路(8160)、
ロイヤル(8179)、パルコ(8251)、三井住友(8316)、
地銀セクター、京急(9006)、総メディ(9277)、
アイネット(9600)、ナガワ(9663)、富士ソフト(9749)、
日伝(9902)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
日本ホスピス(7061)・・・動兆
日本ホスピスーに注目する。
同社は末期がん患者などの終末期ケアを行うホスピス住宅を運営。
在宅患者向けの訪問看護もおこなっている。
業績は好調で大幅増益見通し。
新規開設拡大に期待感。
(2,324円)
チャート
https://finance.stockweather.co.jp/contents/stockdetail.aspx?cntcode=JP&skubun=1&stkcode=7061&exctype=01&ptype=D&contents=1

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
10/09☆コムチュア(3844)1,983円→2,009円 堅調
10/10◆サーバーワークス(4434)6,950円→7,250円 ロスカット
10/11★ピックルス(2925)2,720円→2,550円 調整
10/16★三菱ケミ(4188)830円→829.3円 調整
10/17☆夢真(2362)980円→980円 堅調
10/18◇フジコー(2405)475円→529円 タッチ
10/21☆ブシロード(7803)3,730円→3,895円 堅調
10/23☆セグエ(3968)1,399円→1,410円 堅調
10/24★DIT(3916)1,698円→1,727円 調整
10/25☆ウェルビー(6556)1,615円→1,627円 堅調

 

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