株ニュース
前場「続落」
2019/09/30
前場の日経平均株価は98円70銭安の21,780円20銭と続落。
トランプ政権が検討していると報じられた対中投資制限に対する警戒から投資家心理が悪化。
前週末に香港で再び大規模デモが発生したことも投資家心理を冷やしたとの解釈。
鉱工業生産指数速報は前月比1.2%低下の101.5。
マイナスは2カ月ぶり。
中国向けの輸出品目が引き続き低調だったほか、台風の影響で一部が減産となった。
経産省は基調判断を「このところ弱含み」に下方修正した。
一方中国の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.8と8月の49.5から小幅上昇。
景況拡大と悪化の分かれ目となる50を5カ月連続で割り込んだが市場予想の49.5を上回って着地。
これらを受けて下落幅は縮小した。
東証1部の売買代金は8,706億円。
値上がり465銘柄、値下がり1,614銘柄。
テルモ、コナミが上昇。
トヨタ、大塚HDが下落。