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株ニュース

No.776「ドヤ顔」

2019/09/26

《名古屋遠征のため後場編はお休みさせていただきます》

NYダウは162ドル高と反発。
S&P500の上昇幅は過去2週間で最大となった。
背景はスポーツ用品大手ナイキの好決算。
民主党によるトランプ大統領弾劾に向けた動きはあまり材料視されなかった。
「8月の新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)が市場予想を上回ったことも市場心理を支援した」という声もある。
「良好な経済指標が政治的なノイズと争い指標が勝った」という指摘もある。
トランプ統領と安倍首相はニューヨークで開いた会談で貿易協定締結で合意し署名。
約70億ドル規模の米農産物について日本市場が開放される。
一方、自動車については協議継続。
ただ「さらなる交渉による関税撤廃」と明記された。
またトランプ大統領は「中国は合意を切望している。
皆が考えているよりも早い時期に合意に至る可能性がある」とコメント。
NYで国連総会が開催されているので話題はどうしてもこちらを向く格好だ。
10年国債利回りは1.737%、2年国債利回りは1.681%。
ドルは買い戻しの動き。
ドル円は107円台後半。
ブレグジットの不透明感からポンドは下落。
恐怖と欲望指数は54→59ポイント。

水曜の日経平均は寄り付き137円安、終値78円安。
日足陽線ながら4日ぶりの反落。
もっとも一時22,000円を割り込んだ場面があったものの終値は22,000円台キープ。
5日線(22,040円)を割り込んだことで短期的な調整シグナル点灯。
「短期的には13週線、26週線、52週線水準まで押す可能性はある」という見方もある。
しかしマザーズ指数は25日線を明確に上に抜けた。
13日続伸のジャスダック平均は75線を上回ってきた。
「大型株がひと休みし、その間に中小型株が水準を切り上げるという展開もアリ」という声もある。
「9月前半は金融株を中心としたバリュー株に資金が向かった。
直近は新興市場。
今年に入って厳しい流れが続いていたところが見直されている。
悪くない流れ」という見方だ。
東証1部の売買代金は2兆1,707億円。
値上がり963銘柄。値下がり1,084銘柄。
新高値108銘柄、新安値2銘柄。
騰落レシオは133.12まで低下。
SQ値21,981円に対しては5勝1敗。
NTレシオは13.59倍と低下。
サイコロは10勝2敗で83.3%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.964%。
買い方▲8.884%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲3.451%。
買い方▲14.609%。
Quick調査の9月13日時点の信用評価損率は▲13.89%と2週連続の改善。
9月20日時点の信用買い残は241億円減の2兆506億円。
5週連続の減少で約2年10ヶ月ぶりの低水準。
同信用売り残は213億円増の1兆1,261億円。
3週連続の増加で2008年8月のリーマン・ショック直前の水準まで膨らんだ。
実に11年ぶりのこと。
「権利配当優待目的での現物買い信用売り」という見方もある。
株価が更に上昇すると1兆円の壮大な踏み上げとなる可能性は否定できない。
下落に安住した咎めはどこかで訪れるものだ。
空売り比率は42.2%で132日連続の40%超。
日経HVは11.5、日経VIは17.61。
日経平均採用銘柄のPERは12.56倍でEPSは1,753円。
PBRは1.10倍でBPSは20,018円。
ボリンジャーのプラス1σが21,817円。プラス2σが22,456円。
気学では「波乱激しく人気に逆行して動く日なり」。
金曜は「目先のポイントをつくる注意日」。
中間期末の権利配当付き最終日。
ちなみに・・・
3月月中平均は21,414円(TOPIXは1,602ポイント)。
昨年9月月中平均は23,188円。

市場関係者というのは全身全霊を込めて相場予測をしているのかと思っていたがそうでもないらしい。
禊をして感覚を研ぎ澄ませ、自分なりのベストな結論を出す。
当たり外れはあるが、それが相場に対する姿勢だろう。
万全の準備こそが予測だと思う。
これはゲームでもスポーツでも変わらないはずだ。
しかし先日インタビューした市場関係者のコメント。
「9月末にかけて株価は上ですか、下ですか」というのが質問。
答えは「そんなことは判らない。上も下もある」。
「では10月の相場はどうですか」が次の質問。
「9月の結果を見てみないと判らない」。
相場の行方は判らないというのは理解できる。
だが、すべて「判らない」ではコメントする意味はなだろう。
コメントしない方がキレイだ。
これは「注意しましょう。警戒しましょう」の免罪符も同様。
「だから何?」と思ってしまうのは気の所為だろうか。
相場予測で重要なのは「方向性。値幅。時間軸。タイミング」。
そういう意味で「9月1日のヒジュラの新年だから株価は反発。
10日間での目標は22,000円」。
4つの条件を満たした命題は結果論的に「当たった」。
一部の反応は「万年強気でたまに当たったからといってドヤ顔するな」。
市場予測は難しい。
今日は名古屋で「西向く」。
一応「変化日」だ。
明日は札幌で「北向く」。
「場にいないアノマリー」で権利配当落ちを埋めて欲しい週末。

NYダウは162ドル高の26,970ドルと反発。
NASDAQは83ポイント高の8,077ポイントと4日ぶりの反発。
S&P500は18ポイント高の2,984ポイントと4日ぶりの反発。
ダウ輸送株指数は100ポイント高の10,433ポイント。
SOX指数は1.78%の上昇。
VIX指数は15.96。
3市場の売買高は66.7億株(過去20日平均は72億株)。
225先物CME円建ては大証日中比85円高の21,885円。
ドル建ては大証比日中比110円高の21,910円。
ドル円は107.76円。
10年国債利回りは1.737%。
2年国債利回りは1.681%。

テクニカル的にはコムシス(1721)、コシダカ(2157)、
CDS(2169)、森永化(2201)、井村屋(2209)、
ルネサンス(2378)、ラクーン(3031)、物語(3097)、
三栄建築(3228)、レナウン(3606)、アイスタイル(3660)、
アバント(3836)、PRTIMES(3922)、プロト(4298)、
ファンタジー(4343)、アルテリア(4423)、ニイタカ(4465)、
ツムラ(4540)、ダントー(5337)、大チタ(5726)、
マルマエ(6264)、SANKYO(6417)、ツナグ(6551)、
東光高岳(6617)、ルネサス(6723)、太陽誘電(6976)、
日プラスト(7291)、オーバル(7727)、キャノンMJ(8060)、
チヨダ(8185)、ケーズ(8282)、フィディア(8713)、
アニコム(8715)、邦ガス(9533)が動兆、

◇━━━ カタリスト━━━◇
ディップ(2379)・・・動兆
ディップに注目する。
同社はアルバイトの「バイトル」等、ネット特化での求人情報提供が中核。
AI・RPA(業務自動化)事業への参入に期待感。
RPAの人材、飲食・小売りからのスタートは業務・業種の拡大見通し。
現場発想からのRPAには一日の長がある。
業績は絶好調。
(2,592円)
チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=2379

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
9/05☆セック(3741)3,040円→3,175円 堅調
9/06◆HEROZ(4382)16,310円→13,250円 ロスカット
9/09★EMネット(7036)3,090円→3,000円 調整
9/11★昭和電工(4004)3,050円→2,914円 調整
9/12★ETS(1789)609円→608円 調整
9/13★石原ケミカル(4462)1,724円→1,713円 調整
9/18★ピーバン(3559)1,356円→1,320円 調整
9/19☆B&P(7804)1,882円→2,030円 堅調
9/20★萩原工業(7856)1,530円→1,491円 調整
9/25☆フルサト工業(8087)1,462円→1,475円 堅調

 

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