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NY「パウエル議長の玉虫色コメントで巻き戻し」
2019/09/19
NY株式は大きく下げてからの巻き戻し。NYダウは一時前日比211ドル安があってから急速に下落幅を縮小し終値は36ドル高と反発。NASDAQも終値はマイナスながら安値からは100ポイント超戻した。
FOMCは0.25%利下げを決定。ただ今後の追加利下げを実施についてほとんど手掛かりを示さなかった。追加利下げを期待していた投資家が肩透かしを食らった格好で当初は売り物優勢。パウエル議長が「FRBには必要に応じて積極的な措置を取る用意がある」とコメント。玉虫色なコメントだがこれを受け株価は上向いた。
個別でフェデックスが12.9%下落。ダウ輸送株指数の続落につながった。
10年国債利回りは1.799%。2年国債利回りは1.764%。その差は縮小。
ドル円は一時104.43円。ドルは対円で7週間ぶり、対スイスフランでは3カ月ぶりの高値。
トランプ大統領はFRB日0.25%と小幅な利下げを決定したことにツイート。根性なし。判断力なし。展望なし!恐ろしいほど意思疎通が下手だ。ジェイ・パウエル(議長)とFRBは、またもやしくじった」。
VIX(恐怖)指数は13,68に低下。
恐怖と欲望指数は66ポイントにステイ。