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NY「ややリスクオフ」

2019/09/17

週末のNYダウは昨年5月以来の8日続伸。一方NASDAQとS&P500は反落。ゴールドマンによる目標株価引き下げが嫌気されたアップルが足を引っ張った。

米小売売上高は前月比0.4%増と市場予想の0.2%増を上回って着地。個人消費が底堅いことを示した。主要株価3指数はそろって3週連続上昇。市場の関心はFOMCという格好。

国債利回りは5日連続の上昇(価格は下落)。10年債利回りと2年債利回りは6週ぶり。30年債利回りは5週ぶりの高水準。週間の上昇幅は10年債利回りが2013年6月以来、30年債利回りは16年11月以来の大きさ。2年債利回りの週間上昇幅は09年6月以降で最大だった。

8月の輸入物価は前月比0.5%下落。ドル円は108円台前半。恐怖と欲望指数は68ポイントに上昇。FT100は4日続伸。DAXは8日続伸、CACは4日続伸。

週明けのNYダウは142ドル安の20,076ドルと9日ぶりの反落。
サウジアラビアの石油施設が14日に無人機の攻撃を受け供給への懸念で原油先物相場が急伸。「企業の生産などのコスト増や個人消費の減退を懸念した売りが優勢」との解釈だ。

日用品セクターや小売りセクターなどが軟調。金利低下を受けて金融セクターも売られた。下落幅は一時200ドルに迫る場面もあった。

中国政府が16日発表した8月の工業生産の伸びはリーマン・ショック直後以来の低水準。中国関連とされる3Mキャタピラーが下落。一方原油高を反映してエネルギーセクターは上昇。「地政学リスクが高まり、センチメントはリスクオフへとシフトした」という声が聞こえる。

長期債相場は9営業日ぶりに反発。表面利率1.625%の10年物国債利回りは前週末比0.05%低い(価格は高い)1.84%。2年物国債相場は3日ぶりに反発し1.76%。

ドル円は108円台前半。原油価格は一時約20%上昇。
その後は各国が緊急備蓄を放出する用意を示したことで急騰は緩和。
恐怖と欲望指数は68→67に低下。

 

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