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株ニュース

No.762「重鎮は、海外の模倣はやめよう、と」

2019/09/09

《大門遠征のため後場編はお休みさせていただきます》

週末のNY株式市場はダウとS&P500が3日続伸。
NASDAQは3日ぶりの反落。
雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが13万人と市場予想の15万8,000人を下回って着地。
小売業が7カ月連続で落ち込み、雇用全体の足を引っ張った。
時間当たり平均賃金は28.11ドルと前月の28.00ドルから0.4%増加。
伸びは前月の0.3%から加速し2月以来の大きさとなった。
失業率は3.7%と3カ月連続で前月から横ばい。
強弱入り混じる内容となり市場では9月の米利下げ観測が高まった。
中国人民銀行が今年3回目となる市中銀行の預金準備率(RRR)の引き下げを発表。
世界経済減速を巡る懸念緩和につながった。
週足ではNYダウが1.5%、NASDAQとS&P500は1.8%上昇。
パウエルFRB議長はチューリヒで開催された討論会で景気拡大を維持するためFRBが引き続き「適切に」行動すると改めて表明。
10年国債利回りは1.562%。
2年国債利回りは1.540%。
ドル円は107円台近辺での推移。

週末の日経平均株価は寄り付き116円高、終値113円高。
日足はほぼ十字線の陰線となった。
しかし4月11日?17日(5日続伸)以来の4日続伸となった。
4日での上昇幅は579円だが実質は後半2日間での上昇。
NYダウの2日で610ドル高を模倣した格好だ。
一時200日線(21,226円)に近付いたが頭を抑えられた格好。
週間では495円の上昇で週足は3週連続陽線。
マザーズ指数は小幅反落、ジャスダック平均は小幅続伸。
東証1部の売買代金は2兆901億円。
値上がり921銘柄、値下がり1,124銘柄。
新高値48銘柄。新安値13銘柄。
騰落レシオは87.33と前日の83.77から横ばい。
NTレシオは13.70倍。
25日線(20,634円)からは2.7%のプラスかい離。
200日線(21,226円)からは0.1%のマイナスかい離。
サイコロは9勝3敗で75%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.687%。
買い方▲11.331%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.535%。
買い方▲18.141%。
空売り比率は42.7%で121日連続40%超。
東証REIT指数は上昇。
日経平均採用銘柄のPERは11.94倍でEPSは1,775円と増加。
PBRは1.05倍でBPSは20,190円。
シカゴ225先物終値は大証日中比20円高の21,220円。
高値21,245円、安値21,130円。
日経平均は13週線(21,154円)上回った。
26週線(21,294円)や52週線(21,482円)をブレークできるかが課題。
75日線(21,079円)は回復した。
200日線(21,226円)も捉えた。
25日線(20,634円)を明確に上に抜けてきたことは強いサイン。
しかもそれぞれ上向きに転じそうな気配だ。
13週線(21,154円)、26週線(21,294円)、52週線(21,482円)。
いずれも上向きに転じたことは心強い。
ボリンジャーのプラス2σが20,847円、プラス3σが21,272円。
一目均衡の雲の下限(21,056円)がサポートで雲の中。
上限は21,482円だ。
勝手雲の上限は20,849円。
勝手雲は12日に白くねじれている。
8月1日のマドが21,288円。
7月30日の窓が21,665円。
そして7月25日の高値は21,823円だ。
気学では「安日柄なれど前日来安き時は底入れする。」
気学では「不時高、不時安をみせる逆行日。」
火曜は「一方に偏傾して動く日。」
水曜は「目先のポイントをつくる日。」
木曜は「押し目にある時は底入れ。急伸することあり。」
金曜は「人気に逆行して動く日。」
9月9日重陽の節句は最大の陽が重なる日。

土曜日経の「私の履歴書。」
今月は、知識経営の生みの親とされる野中郁二郎氏。
一橋大学名誉教授だ。
「米国の経営学の概念を受け売りする日本という関係は、残念ながら今もあまり変わらない。
日本の経営学は解釈学に終始してきた」。
そして「近年ではROE(自己資本利益率経営)が典型例だ。最近は内容をよく理解しないままにSDGs(持続可能な開発目標)経営とみんなが口にする。
もう海外の模倣はやめよう。」
この経済学・経営学の重鎮の一文は重い。
簡単にいえば、やはり「青い鳥は足元にいる」だと思う。

因みにGLOBISでの講義録はなかなか面白い。

https://globis.jp/article/2389

NYダウは69ドル高の26,797ドルと3日続伸。
NASDAQは13ポイント安の8,103ポイントと3日ぶりの反落。
S&P500は2ポイント高の2,978ポイントと3日続伸。
ダウ輸送株指数は67ポイント安の10,302ポイント。
SOX指数は0.14%の上昇。
VIX指数は15.00。
3市場の売買高は62.7億株と増加。(過去20日平均は67.5億株)。
225先物CME円建ては大証日中比20円高の21,220円。
ドル建ては大証比20ポイント高の21,220ポイント。
大証夜間取引終値は日中比20円高の21,220円。
ドル円は106.90円。
10年国債利回りは1.562%。
2年国債利回りは1.540%。

225先物はみずほ・アムロ・JP・モルスタ・ドイツ・大和・シティが買い越し。
野村・バーックレイズ・GS・三菱・日興・ソジェンが売り越し。
TOPIX先物はGS・JP・アムロ・HSBCが買い越し。
みずほ・シティ・クレディ・ソジェン・バークレイズが売り越し。

テクニカル的には清水建(1803)、日ハウス(1873)、
住友林(1911)、Hamee(3134)、レスター(3156)、
LIXILビ(3564)、SRA(3817)、住友精化(4008)、
エアウォータ(4088)、日本化(4092)、東邦シ(4333)、
久光(4530)、住友ゴム(5110)、東洋炭素(5310)、
ヨータイ(5357)、エラン(6099)、FUJI(6134)、
牧野フ(6135)、日ギア(6356)、ダイキン(6367)、
ミネベア(6479)、山洋(6516)、オムロン(6645)、
富士通(6702)、キーエンス(6861)、山一電(6941)、
東京精(7729)、トランザ(7818)、前澤化(7925)、
日立ハイテク(8036)、三谷産(8285)、空港施設(8864)、
カチタス(8919)、スバル興(9632)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
EMネット(7036)・・・動兆
EMネットジャパンに注目する。
同社は検索連動型広告、運用型ディスプレー広告、SNS広告を展開。
地方企業での利用が拡大。
地域限定ターゲティング広告の新規受注も拡大。
広告のLINEシフトに期待感。
業績は好調。
(3,090円)
チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=7036

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
8/22★エボラブル(6191)2,138円→2,004円 調整
8/23★ギークス(7060)3,840円→1,625円(分割) 調整
8/26☆イワキ(6237)894円→927円 堅調
8/28☆京急(9006)1,936円→1,917円 堅調
8/29◇日製鋼(5631)1,781円→2,097円 タッチ
8/30☆ヨシムラ・フード(2884)822円→823円 堅調
9/02★ダイトロン(7609)1,200円→1,217円 堅調
9/04☆京写(6837)282円→286円 堅調
9/05☆セック(3741)3,040円→3,060円 堅調
9/06☆HEROZ(4382)16,310円→16,480円 堅調

 

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