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株ニュース

No.757「イスラムの新年の株高アノマリは不発?」

2019/09/03

NY市場はレイバーデーで休場。
市場での指摘は「9月は1年の間でもっともパフォーマンスが悪い月。」
第2次世界大戦以降ののS&P500の年間パフォーマンス平均は0.69%上昇。
9月の平均は0.69%安。
9月の下落確率は55%、一方10月の上昇確率は61%だ。
もっとも、メリルが算出しているブルベア指数は8月末に極端に「ベア(弱気)」に傾いた。
約8カ月ぶりにリスク資産の「買いシグナル」が点灯。
2000年以降で同様の状況は16回。
うち10回で点灯後3カ月のグローバル株式のリターンがプラスだったという。
CNNの「Fear & Greed Index(恐怖と欲望の指数)」は16ポイントと「極端な恐怖」まで低下。
また全米個人投資家協会(AAII)の個人投資家センチメントサーベイでは過去5年でみて最も弱気に近い位置にある。
「株式とコモディティは想定外の上昇相場になる可能性がある」という少数意見がないでもない。
週明けのロンドンFTSE100指数は続伸。
もっとも英ポンドは対ドルで大幅下落。
LME銅が2年3ヵ月ぶりの安値水準というのも気にかかる。
独DAX指数は続伸し8月初旬以来の水準を回復。
昨日の上海総合株価指数は4日ぶりに反発し約1ヵ月ぶりの高値水準。
香港ハンセン指数は3日ぶりの反落とマチマチ。
Emini-ダウ株価指数先物はWTO提訴を受けて清算値比で240ドル安。
ダウ先物も2日の日本時間早朝に300ドル超下げたのと比べれば落ち着いた動き。

2日新甫の月曜は寄り付き79円安、大引け84円安と日足陰線の反落。
日経平均は前場に高値と安値を取った後は53円の値幅内での膠着。
「2日新甫は荒れるという相場格言があるが9月相場の初日は終日なぎのごとく静か」という声がある。
東証第1部の売買代金は1兆3,299億円。
2014年4月21日(1兆3,074円)以来の低水準で今年最低。
「14年4月は4月1日の8%への消費増税を挟んだ株価調整局面だった。
チャートの形だけをみると今と似ている」という見方もある。
「当時の日経平均は14,582円。
その後12月には18,000円台まで駆け上がった」というのが歴史だった。
「陰の極の先は上昇」というのが相場の定説でもある。
東証マザーズ指数とジャスダック平均は続伸。
ここらが肌感覚になってくれればイスラムの新年の株高アノマリーも報われよう。
値上がり506銘柄、値下がり1,569銘柄。
新高値30銘柄、新安値31銘柄。
騰落レシオは81.93。
NTレシオは13.70倍。
25日線からは0.6%、200日線からは3.0%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.702%。
買い方▲12.992%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲1.098%。
買い方▲19.168%。
空売り比率は45.4%で117日連続40%超。
日経HVは14.1、日経VIは18.41。
東証REIT指数は3日続落。
日経平均採用銘柄のPERは11.71倍でEPSは1,760円。
同PBRは1.03倍でBPSは2,019円(前日20,101円)。
東証1部単純平均株価は2,032円。
225先物大証夜間取引終値は日中比40円安の20,550円。
GLOBEXの時間外取引でシカゴ日経平均先物の最終約定値は前日の大証日中終値比50円安の20,540円。
中国商務省がWTOに提訴すると発表したことから一時20,510円まで下げる場面があった。
2日の日本時間早朝に20,400円まで下げたほどの売りは見られなかった。
ボリンジャーのマイナス1σが20,346円、25日線が20,747円、プラス1σが21,148円。
5日線(20,544円)が2日連続でのサポート。
勝手雲の下限が20,533円で上限が20,951円で雲の中が2日連続。
気学では火曜は「人気に逆行して動く。逆張り方針良し。」
水曜は「初め強いと後安の日。戻り売り方針で駆け引きせよ。」
木曜は「下寄り買い。上寄り売りの日。」
金曜は「安日柄なれど前日来安き時は底入れする。」
9月は「月初め高ければ売り。急落すると底入れとなる。月末は下押しすること多し。」
ようやくやってきたイスラム・ヒジュラ暦の新年は9月1日に通過。
東京では不発。
NY時間でのトレード通過に期待だ。

225先物はアムロ・ソジェン・GS・クレディ・メリルが買い越し。
野村・みずほ・シティ・JP・モルスタ・ドイツが売り越し。

TOPIX先物はアムロ・パリバ・バークレイズ・日興が買い越し。
モルスタ・野村・ドイツ・クレディが売り越し。

テクニカル的にはナカノフドー(1827)、ピックルス(2925)、
あい(3076)、ハウスコム(3275)、GDO(3319)、
メディアドゥ(3678)、日立化成(4217)、ラクスル(4384)、
鳥居薬品(4551)、内田洋行(8057)、ニチモウ(8091)、
ベネッセ(9783)に注目。

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット(2日終値)
8/16◆共栄セキュ(7058)4,565円→4,315円 ロスカット
8/19☆ピックルス(2925)2,267円→2,326円 堅調
8/21◇やまびこ(6250)957円→997円 タッチ
8/22★エボラブル(6191)2,138円→1,909円 調整
8/23★ギークス(7060)3,840円→1,572円(分割) 調整
8/26☆イワキ(6237)894円→917円 堅調
8/28★京急(9006)1,936円→1,934円 調整
8/29◇日製鋼(5631)1,781円→1,901円 タッチ
8/30☆ヨシムラ・フード(2884)822円→827円 堅調
9/02☆ダイトロン(7609)1,200円→1,209円 堅調

 

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