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NY「3連休控えで方向感ない展開」
2019/09/02
週末のNYダウは小幅続伸。終値ベースで戻りのフシでもある8月8日の30,638ドルを超えた。上昇幅は100ドルを超えた場面もあったし逆に100ドル超下落した場面もあった。NASDQQは3日ぶりの反落。
「新たな対中制裁関税の発動を控え神経質な展開」との解釈。S&P500の週間上昇率は6月以来の高さ。ただ月間では5月以来の大幅下落となった。月曜のレーバーデーによる3連休控えで3市場の売買高は約57億株と減少。
7月の個人消費支出は前月比0.6%増と市場予想を上回って着地。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は89.8と速報値の92.1から下方修正。2016年10月以来の低水準となった。単月の低下としても12年12月以来の大きさ。
国債価格の低下(利回りの上昇)には歯止めがかかった格好。10年国債利回りは1.499%。2年国債利回りは1.510%。逆イールドは6日連続。
ユーロは対ドルで下落。1.10ドルを割り込み2017年5月以来の安値水準。
「月末要因での売り」という解釈だ。トランプ大統領は「FRBは対応していない」と批判のコメント。この発言直後にユーロ売りが始まったという。
ドル円は106円台前半での推移。恐怖と欲望指数は26→23に低下。