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ドル/円 米ドル/円 154.60-0.03 (04/19 08:54)

株ニュース

No.754「西向く」

2019/08/30

《京都遠征のため後場編はお休みさせていただきます》

NY株式市場で主要3指数は1%超の上昇。
NYダウの上昇幅は326ドル。
中国商務省は「米中が貿易を巡り9月の対面協議について話し合っているが米国側が良い環境を整えることが重要」とコメント。
トランプ大統領も「貿易を巡る米中の対立解消に向けて、両国の通商交渉団が同日中に異なるレベルでの協議を行う予定」とコメント。
米中貿易協議の進展への期待感が拡大した。
一方で「株価を支えたのは月末に向けたポートフォリオの調整だった」という声も聞こえる。
9月10日に新型アイフォン発売予定のアップルが1.69%上昇。
マイクロソフトも1.89%上昇した。
ベストバイは7.99%下落。
長短金利の逆転(逆イールド)は5日連続。
10年国債利回りは1.496%。
ドルは主要通貨に対して上昇。
安全資産とされる円とスイスフランは下落。
ドル円は106円台半ばでの推移。
英ポンドは1.2,181ドルと2017年1月に付けた安値の1.2,015ドルに迫った。
「英国のEU離脱は来週に大きな山場を迎える。
米中貿易戦争に代わる市場の大きな動意になる可能性がある」という見方もある。
在庫の急減や大型ハリケーンなどの接近を背景に原油先物は上昇。
恐怖と欲望指数は16→18→26に上昇。
パソコン大手デル・テクノロジーズは時間外取引で6%高。
第2四半期利益が予想を上回ったことが材料視された格好。

木曜の日経平均は寄り付き21円高。
一時101円安があって大引け18円安と3日ぶりの反落。
株高の日のアノマリーは効かず弱い木曜日となった。
日足は下ヒゲ陰線。
2月・8月期決算銘柄の配当落ち分が15.5円だったから実質はほぼ変わらず。
売り買いの手がかり材料が乏しく冴えない動きとなった。
大株主の保有株放出を嫌気したリクルートの日経平均下落寄与度が17円だった。
マザーズ指数は4日続落で終値ベースの年初来安値を更新。
ジャスダック平均は7日続落。
これが肌感覚かも知れない。
東証1部の売買代金は1兆6,651億円と12日連続2兆円割れ。
2016年以来の低水準継続。
値上がり919銘柄、値下がり1,112銘柄。
新高値15銘柄、新安値202銘柄。
騰落レシオは79.39と低下。
NT倍率は13.73。
25日線からは1.8%、200日線からは3.8%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.949%。
買い方は▲14.309%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲0.285%。
買い方▲21.181%。
空売り比率は47.5%で115日連続の40%超。
日経HVは15.4、日経VIは19.37。
日経REIT指数は反落。
日経平均採用銘柄のPERは11.59倍でEPSは1,765円。
PBRは1.02倍でBPSは20,059円。
シカゴ225先物終値は大証日中比245円高の20,705円。
高値20,725円、安値20,355円。
ボリンジャーのマイナス1σが20,354円。
その上は25日線の20,831円。
週足陽線基準は20,261円。
5日線は20,473円。
23日に空けたマドを埋めるのに必要なのは20,579円。
(26に空けた下のマドは20,173円)。
勝手雲の下限は20,467円。上限は20,966円。
月足陽線基準21,540円はまだ遠い。
SQ値20,855円は少し視野に入ってきた。
気学では「突っ込み買いの日。逆に上寄り高きは見送れ。」
月曜は「前後場足取りを異にして動くこと多し。」
ようやくやってきたイスラム・ヒジュラ暦の新年は9月1日。
昨日は「煮詰まった。整った」と考えた。
ダウ輸送株指数とSOX指数の大幅高を好感。
「キター」になって欲しい週末・月末の金曜日。
NYの3連休と2日新甫の評価は気になるが・・・。
鉱工業生産は1.3%増で市場予想は上回っての着地。

サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコ。
世界最大となるIPOを2段階に分けて行う計画を検討しているとの報道。
年内に一部株式をサウジの証券取引所に上場予定。
2020年か21年に外国市場に上場する計画だという。
2番目の上場先として東京証券取引所が浮上。
英国や中国の政情不安を背景にロンドンや香港の魅力が低下しているというのが理由。
ならば欲しいのは株高という思考は性急でもなかろう。

NYダウは326ドル高の26,362ドルと大幅続伸。
高値は26,408ドルまであった。
先週の600ドル安を全部取り返した格好だ。
(急落前の22日は26,252ドルだった)
NASDAQは116ポイント高の7,973ポイント。
S&P500は36ポイン高の2,924ポイント。
ダウ輸送株指数は198ポイント高の10,105ポイントと1万ポイント復活。
SOX指数は2.25%の上昇。
VIX指数は17.92。
3市場の売買高は60.1億株と気持ち増加。(過去20日平均は72.3億株)。
225先物CME円建ては大証日中比245円高の20,705円。
ドル建ては大証比245ポイント高の20,705ポイント。
大証夜間取引終値は日中比240円高の20,700円。
ドル円は106.50円。
10年国債利回りは1.496%。
2年国債利回りは1.526%。
逆イールドは5日連続。

225先物はモルスタ・クレディ・メリル・楽天・ソジェン・GS・アムロが買い越し。
バークレイズ・JP・UBS・野村が売り越し。
TOPIX先物は大和・JP・バークレイズ・アムロが買い越し。
ソジェン・みずほ・クレディ・メリルが売り越し。

テクニカル的には富士PS(1848)、DDHD(3073)、
帝人(3401)、関ペ(4613)、OLC(4661)、
メック(4971)、ネットマ(6175)、ソラスト(6197)、
愛三工(7283)、ヴィア(7918)、しまむら(8227)、
JR西(9022)が動兆。

スケジュールを見てみると・・・
30日(金):鉱工業生産、失業率、米個人所得・支出、インド4→6月GDP
週末:中国製造業PMI、
2日(月):4-6月期法人企業統計、自動車販売台数、レーバーデーでNY休場、
3日(火):マネタリーベース、米ISM製造業景況感、建設支出、英下院議会再開
4日(水):米貿易収支、ベージュブック、東方経済フォーラム
5日(木):米ADP雇用レポート、製造業受注、ISM非製造業景況感
6日(金):家計調査、景気動向指数、米雇用統計

【8月】(6勝8敗で11位、陽線確率42.9%)
29日(木)米GDP確定値、変化日、上げの日
30日(金)鉱工業生産、失業率、2020年度予算概算要求締切、米消費者物価指数、個人所得、新月
31日(土)中国製造業PMI

【9月】(9勝5敗で2位、陽線確率64.3%)
 1日(日)イスラム・ヒジュラ暦の新年、二百十日
 2日(月)2日新甫、変化日、NY市場休場(レイバーデイ)
 4日(水)欧州最大の家電見本市「IFA」(ベルリン)、下げの日
10日(木)フランクフルト国際自動車ショー
11日(水)変化日
12日(木)東京ゲームショウ(幕張)、ECB理事会、八專開始(~22日)
13日(金)メジャーSQ、中秋節、上げの日
14日(土)満月
16日(月)敬老の日で休場
17日(火)FOMC、国連総会開幕(NY)
18日(水)日銀金融政策決定会合、上げの特異日、土星順行
20日(金)変化日、米メジャーSQ、ラグビーW杯日本大会開幕(11月2日決勝)、鬼宿日
23日(月)秋分の日で休場、国連で温暖化対策の「気候サミット」
25日(水)ECB理事会
26日(木)変化日
27日(金)陸上世界選手権(カタール)
29日(日)新月


朝から京都へ。
明日は大阪滞在で西向く週末。
ヒジュラ歴の新年効果に期待というところ。
良い週末を・・・。

◇━━━ カタリスト━━━◇
ヨシムラ・フード(2884)・・・動兆
ヨシムラ・フード・サービスに注目する。
同社は中小食品企業をM&Aし相互補完するのが中核。
傘下に食品卸、中華、冷食、清酒、水産加工、製麺などがあり、増加中。
シンガポール水産卸の買収など視野は海外にも拡大。
上期の2子会社化は当然収益寄与してくる。
年3社ペースのM&Aを中期的に継続。
長期的株価上昇の背景は後継者難の優良企業の買収。
数字をきっちり読み込めば今期も楽しみだ。
(822円)
チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=2884

◇━━━トラッキング━━━◇
・・・7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
8/14◆ワイエイシイ(6298)974円→585円 ロスカット
8/15◇CAP(3965)1,221円→1,107円 タッチ
8/16◆共栄セキュ(7058)4,565円→4,195円 ロスカット
8/19★ピックルス(2925)2,267円→2,265円 調整
8/21◇やまびこ(6250)957円→1,002 タッチ
8/22★エボラブル(6191)2,138円→1,889円 調整
8/23★ギークス(7060)3,840円→1,730円(分割) 調整
8/26☆イワキ(6237)894円→902円 堅調
8/28☆京急(9006)1,936円→1,947円 堅調
8/29☆日製鋼(5631)1,781円→1,823円 堅調

 

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