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NY「逆イールドが3日連続でも反発」
2019/08/27
週明けのNY株式市場は反発。NYダウは269ドル高の25,898ドル。一時300ドル超上昇した場面もあった。
トランプ大統領がG7サミット「中国との交渉を再開する。とても大きなことが起きるだろう」とコメント。米中関係が一段と悪化するとの懸念がやや和らいだ格好だ。
前週末にNYダウは623ドル安と急落していたことからのリバウンドとなった。
「イランとの緊張が緩和するとの見方が広がったことも投資家が運用リスクを取る動きを後押しした」という見方もある。
NYダウの上昇寄与度トップはアップルで26ドルの押し上げ要因。ゴールドマンやボーイングなどが上昇寄与度上位。値上がり30銘柄で全面高の展開だった。3市場の売買高は57.1億株(直近20日平均は75.7億株)と減少。
7月の耐久財受注は前月比2.1%増と市場予想(1.1%増)以上に増加。「米景気減速に対する過度な警戒感が後退」という解釈だ。
10年国債利回りは一時1.44%と2016年7月以来の水準に低下。終値ベースは1.534%。2年国債利回りは1.54%。2-10年債利回りの逆イールド状態は3日間連続。
ドル円は一時106.42円まで売られ終値ベースは106.12円。
ダウ輸送株指数は94ポイント上昇し9,834ポイント。SOX指数は0.86%上昇とやや物足りない印象。VIX(恐怖)指数は19.32に低下。恐怖と欲望指数は木曜25→金曜17→月曜19ポイント。
ドイツのIfo企業景況感指数は94.3と2012年11月以来ほぼ7年ぶりの水準に低下したが見えないフリ。
トランプ大統領の「私はもう、電話について話したくない」とのツイートがリップサービスなのかどうかが気にかかるところ。