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株ニュース

No.704「個人投資家の相場」

2019/07/11

NY株式は続伸。
S&P500は一時史上初の3,000ポイント台に乗せた場面もあった。
背景はパウエルFRB議長のハト派的発言。
7月の利下げ観測は株高トレンドを演出した格好だ。
まさに「FRBには逆らうな」の局面。
アマゾンやマイクロソフト、アップルなどハイテクセクターが上昇。
NASDAQは終値ベースで過去最高値を更新した。
10年国債利回りは2.6%台に上昇。
7月の0.5%利下げ確率は3.3%から28.7%に上昇した。
ドル円は10円台半ばでの推移。
欧州株式は続落。

日経平均株価は寄り付き66円安、大引け31円安と日足陽線ながら反落。
「株安の日」らしい展開となった。
「手掛かり材料に乏しかったうえ、パウエル議長の議会証言を控え、売り方・買い方とも休戦状態」という見方だ。
大引けにかけて約5,000億円の特殊な売り物で日経平均、TOPIXともに下落。
それまで前日比プラス水準だった2指数は結局マイナスだった。
ETF関連の売り物3,000億円(推定)を除けば実質の売買代金は1兆6,000億円台。
109円台と不即不離のドル円の影響はほとんどなく市場の解釈の誤謬を証明したような水曜だった。
「9日が30円高で10日が31円安。
2日でほとんど動きがなかった」というのが結論だ。
前場よりも下落幅を4円縮めたことが救いだろうか(前週水曜は上昇幅を前場よりも50銭増やしていた)。
値上がり764銘柄。値下がり1,297銘柄。
新高値42銘柄。新安値15銘柄。
騰落レシオは104.73に低下。
NT倍率は13.70倍。
25日線からは1.0%のプラスかい離。
200日線からは0.3%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.988%。
買い方▲10.075%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.889%。
買い方▲13.368%。
Quick調査の7月5日時点の信用評価損率は▲13.47%と2週連続の改善。
空売り比率は49.4%で83日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は11.4%と上昇。
そろそろ限界だろう。
7月5日時点の裁定買い残は1,072億円増の5,125億円。
同裁定売り残は1,290億円増の9,583億円。
日経HVは12.7、日経VIは14.63。
東証REIT指数は約11年半ぶりの高値水準まで上昇。
日経平均採用銘柄のPERは12.07倍でEPSは1,784円。
PBRは1.08倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比30円高の21,530円。
高値21,615円、安値21,465円。
21,500円とPER12倍を下回っていないのが7月のトレンドではある。
SQ週の木曜ながら木曜4連勝に期待だ。
気学では「不時高、不二安を見せる逆行日」
金曜は「変化激しい日。逆張り方針で駆け引きせよ」

「まさに個人投資家の相場。
老後2,000万円不足話から個人の反攻が始まった」との声。
そして「上昇トレンドは下げ転換するまで上昇を続ける。
わざわざ言われなくても、警戒材料がたくさんあるのは知っている。
でも、転換するまで攻めるしかない。
しかも、流れがある」
これも名言。

NYダウは76ドル高の26,860ドルと4日ぶりの反発。
NASDAQは60ポイント高の8,202ポイントと続伸。
S&P500は13ポイント高の2,993ポイントと続伸。
ダウ輸送株指数は47ポイント安の10,291ポイント。
SOX指数は0.70%上昇。
VIX指数は13.04。
3市場の売買高は63.8億株。
225先物CME円建ては大証日中比30円高の21,530円。
ドル建ては大証比45ポイント高の21,545ポイント。
大証夜間取引終値は日中比30円高の21,530円。
ドル円は108.45円。
10年国債利回りは2.061%。

225先物は野村・UBS・GS・みずほ・大和が買い越し。
日興・ソジェン・バークレイズ・JPが売り越し。
TOPIX先物は野村・メリル・JPが買い越し。
モルスタ・三菱・みずほ・アムロ・シティが売り越し。

テクニカル的にはホクト(1379)、日アクア(1429)、
寿スピ(2222)、アサヒ(2502)、バル(2726)、
北の達人(2930)、日東紡(3110)、ネクステ(3186)、
トリドール(3397)、豆蔵(3756)、Minori(3822)、
ソルクシーズ(4284)、シグマク(6088)、大真空(6962)、
アドヴァン(7463)、日MDM(7600)、メニコン(7780)、
アーク(7873)、ライフ(8194)、クレセゾン(8258)、
リコーリ(8566)、ケーユー(9856)、吉野家(9861)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
★ソーシャルワイヤ(3929)
ソーシャルワイヤに注目する。
同社はプレスリリースの配信代行とレンタルオフィスの2本柱。
キーワードは「ビジネスプラットフォームの創造」だ。
主力の配信代行はツイッター広告機能追加で堅調維持。
デジタルPR市場開拓へ本格的に着手したことを評価したい。
レンタルオフィスサービスのハイグレード化は推進中。
貸事務所は大規模拠点8月開設。
前期買収したインフルエンサー広告会社も営業要員増やし赤字幅拡大。
営業益後退だが一時的減益の谷は仕込み場。
「吹けば吹っ飛ぶ売り上げ30億円程度では我慢できない」というコメントもある。
スケール優先により将来利益の最大化を推進。
(868円)
チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=3929

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
6/19◆メディアドゥ(3678)3,315円→3,655円 ロスカット
6/20★セグエG(3968)1,430円→1,348円 調整
6/26◇応化工(4186)3,190円→3,405円 タッチ
6/27◇ハウテレビ(7064)3,120円→3,050円 タッチ
6/28☆and fac(7035)3,940円→4,075円 堅調
7/01☆サムティ(3244)1,648円→1,721円 堅調
7/03☆グレイス(6541)2,585円→2,586円 堅調
7/04☆NTT(9432)5,109円→5,153円 堅調
7/08☆ウェルビー(6556)1,893円→1,899円 堅調
7/10☆ヤクルト(2267)6,340円→6,380円 堅調

 

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