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寄前「円安トレンドがほとんど効かないところが難点」

2019/07/10

火曜の日経平均は寄り付き64円高、大引け30円高。日足陰線ながら「株高の特異日」だけあって日経平均の引けはプラス。ただファストリの上昇が大きく寄与しただけのこと。

TOPIXやマザーズ指数、ジャスダック平均は下落。
「月曜はダラダラと下げが続いて200円超の下落。火曜は上を試したにもかかわらず失速。両日とも印象は悪い」との見方だ。今週に入ってからは5日線(21,637円)が壁となっている。

東証1部の売買代金は1兆6697億円。値上がり664銘柄、値下がり1,399銘柄。新高値47銘柄、新安値8銘柄とややチグハグな数字。
騰落レシオは114.94%に低下。NTレシオは13.64倍。25日線(21,282円)からは1.3%のプラスかい離。200日線(21,601円)からは0.2%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.123%。買い方▲10.113%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.192%。買い方▲14.138%。
空売り比率は46.7%で82日連続40%超。前日の49.73%という4カ月ぶりの水準からは低下したがそれでも高水準。
7月5日時点の信用買い残は551億円減の2兆1112億円。2カ月ぶりの低水準。同信用売残は596億円増の9,550億円。信用倍率は2.21倍に低下。需給面からは裁定残の推移も合わせて「カラカラ」だ。
日経平均採用銘柄のPERは12.09倍でEPSは1,783円。PBRは1.08倍。

シカゴ225先物終値は大証日中比10円安の21,500円。高値21,655円、安値21,445円。21,500円が7月の下値サポート。
月足陽線基準は21,729円。前月比プラス水準は21,275円。週足陽線基準は21,534円。金曜にココより上にいれば6週連続週足陽線だ。75日線(21,436円)をキープする可能性は高いと見る。

気学では「後場にかけて良く動く日。前日の足取りにつけ」。
木曜は「不時高、不二安を見せる逆行日」。
金曜は「変化激しい日。逆張り方針で駆け引きせよ」。

ちなみに週末はオプションSQ。先月のメジャーSQ値は21,060円だったから上回っての推移だ。円安トレンドがほとんど効かないところが難点の相場となってきた。

 

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