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NY「物足りなさの残る展開」

2019/07/02

週明けの1日のNY株式市場は続伸。NYダウは117ドル高の26,717ドル。一時290ドル超上昇し昨年10月の過去最高値を上回った場面もあった。

NASDAQは4日続伸。84ポイント高の8,091ポイントと5月上旬以来の水準を回復。
S&P500は3日続伸。22ポイント高の2,964ポイントと過去最高値を更新した。

米中貿易協議が再開。米政府による追加関税「第4弾」の発動見送りやファーウェイへの汎用品の輸出を認める方針を示したことを好感。アップル、マイクロンなどハイテクセクターやキャタピラが上昇。一方ボーイングが下落しNYダウを50ドル余り引き下げた。

もっとも買い一巡後は伸び悩んだ格好で物足りなさは残った展開。午後のNYダウは16ドル高まで上昇幅を縮小する場面があった。「米中政府が解決しなければならない問題は多く、早期に最終合意に達するとはみていない」という声も聞こえた。

NYダウは6月に7%あまり上昇し、上昇幅が1,784ドルと過去最大。「好材料はある程度は織り込まれていた感があり、上値では利益確定や持ち高調整の売りが出やすい」という見方もある。

ISM製造業景況感指数は市場予想の51.0に対し51.7で着地。市場予想を上回ったものの3カ月連続で低下。2016年10月以来の低水準となった。

中国の購買担当者景気指数(PMI)も2カ月連続で境目となる50を下回った。「世界景気を取り巻く不透明感は相場の重荷」という解釈だ。

10年国債利回りは2.031%。ユーロ圏の6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が前月から低下。
ドイツ10年国債利回りは一時マイナス0.36%台前半まで沈み、過去最低を更新。
ドル円は108円台半ばでの推移。

 

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