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株ニュース

No.677「逆指標」

2019/06/17

週末のNY株式は反落。
ハイテク株の多いNASDAQの下げが大きかった。
SOX指数は▲2.61%。
「中東のきな臭い状況や香港の動揺を見ながらも、堅調な相場ともいえる」という見方もある。
3市場の売買高は58.5億株と過去20日平均の68.3億株を下回って低調。
週間ではNYダウは0.6%、NASDAQは0.7%、S&P500は0.5%の上昇。
ともに2週続伸。
S&P500が2%、NYダウがあと3%、NASDAQでもあと5%で最高値という水準まで戻った米国株だ。
小売売上高が前は月比0.5%増加。
4月分は当初発表の0.2%減から0.3%増へ上方修正。
鉱工業生産指数は製造業部門が0.2%上昇し今年に入り初めてのプラス。
「個人消費が依然としてかなり堅調であることを示しており景気が大方の予想ほど急速に悪化していない」との解釈だ。
前日は28.3%だった来週の利下げ確率は22.5%。
7月の利下げ確率は66.8%。
10年国債利回りは2.08%水準。
中国国家統計局が発表した5月の鉱工業生産は約17年ぶりの低い伸び。
貿易問題で米国からの圧力が強まる中で需要の減少が鮮明になった。
ドル円は108円台半ばでの推移。

週末の日経平均は寄り付き17円高、終値84円高と反発。
日足は陽線。
日経平均は84円高だったが、ファーストリテイリングが1,160円高で上昇寄与度は42円。
かなりイビツな相場展開だっだ。
5日線(21,123)を下回ったがSQ値21,060円を終値で上回ったのは悪くない。
後場の日経平均の値幅はわずか41円。
「典型的な閑散見送り」という見方だ。
東証1部の売買代金の2兆18億円というのはメジャーSQらしくないボリューム。
通常は3兆円台。
前回のメジャーSQ(3月8日)日も売買代金は3兆円を割れ。
それでも2兆9,252億円だったから32%減少したことになる。
金曜のSQ関連の売買代金は約3,000億円(前回は6,900億円)との観測。
2012年9月のSQより低く2011年以来の低水準。
「2012年9月のSQ値は9,076円だったから相当エネルギーは低下」という見方だ。
新たな不透明要因はホルムズ海峡での日本タンカー攻撃事件。
「最も割を食ったのは海運株セクター」という声もある。
週間ベースでは、日経平均株価は1.11%高、TOPIXは0.93%高でともに2週連続上昇。
東証マザーズ指数は3.23%高、2週ぶり反発。
日経ジャスダック平均は1.13%高、2週続伸。
東証2部指数は1.28%安、2週ぶり反落。
日経平均は週間では232円の上昇。週足は2週連続陽線。
10月の消費増税のほぼ確定、香港・中東の外国材料などに割にはしっかりとした週だった。
値上がり1,303銘柄、値下がり737銘柄。
新高値53銘柄、新安値39銘柄。
騰落レシオは98.72。
NTレシオは13.65倍。
25日線(21,029円)からは0.4%のプラスかい離。
200日線からは2.7%のマイナスかい離。
サイコロは5勝7敗で41.7%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.023%。
買い方▲12.281%と接近してきた。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方 ▲7.502%。
買い方▲18.830%tp▲20%台から改善してきた。
空売り比率は48.0%で65日連続の40%超。
空売り規制なし銘柄の比率は9.4%。
日経HVは11.9、日経VIは17.28。
日経平均採用銘柄のPERは11.88倍でEPSは1,777円。
PBRは1.06倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比50円安の20,980円。
高値21,055円、安値20,915円。
25日線(21,029円)と26週線(21,066円)がサポート。
75日線(21,445円)が次の目標だ。
月足では6カ月線(21,223円)が頭と抑えている。
12ヶ月(21,763円)と24ヶ月線(21,757円)がデッドクロス。
日足の勝手雲の上限20,944円を上抜けて雲の上に浮上。
4月26日以来だから令和になって初めてだ。
勝手雲が21日に白くねじれて着るのは吉兆。
週足の勝手雲の上限は21,231円。
月足の勝手雲の上限は22,595円。
日足のボリンジャーのプラス1σは21,280円。
マイナス1σは20,779円。
気学では「一方に偏して動くこと多し」
火曜は「人気に逆行して動くこと多し」
水曜は「前日に引き続いて高きは反落する」
木曜は「転機を司る重要日。波動につくべし」
金曜は「後場高の日なれども上放れたときは売り狙え」
その金曜21日は「株高の日」
来週水曜26日は「天赦日」だ。

週間ダイヤモンドの特集は「倒産危険度ランキング」
全国ワースト423社のランキングだ。
おまけに「東証2部落ち必至99銘柄」
週刊誌の弱気は逆指標というアノマリーと考えれば、良いシルシなのかも知れない。

そういえば…。
土曜の名古屋IRセミナー。
300人近い参加者に聞いてみたのは「オリンピック予約しましたか?」
ココまで長野、大阪、札幌と聞いてきたが挙手はゼロだった。
ところが名古屋は3分の1近くが挙手。
この違いは距離感だけなのかどうか。
少し違うような気もする。

NYダウは17ドル安の26,089ドルと反落。
NASDAQは40ポイント安の7,796ポイント。
S&P500は4ポイント安の2,886ポイント。
ダウ輸送株指数は42ポイント安の10,305ポイント。
SOX指数は2.61%上昇。
VIX指数は15.28。
3市場の売買高は58.5億株。
225先物CME円建ては大証日比50円安の20,980円。
ドル建ては大証比15ポイント安の21,015ポイント。
大証夜間取引終値は日中比50円安の20,980円。
ドル円は108.55円。
10年国債利回りは2.083%。

225先物はクレディ・大和・モルスタ・シティ・ドイツ・メリルが買い越し。
野村・JP・バークレイズ・みずほ・ソジェン・アムロが売り越し。
TOPIX先物はJP・ソジェン・大和・UBSが買い越し。
ドイツ・メリル・日興・GS・モルスタが売り越し。

テクニカル的にはDeNA(2432)、神戸物産(3038)、
ウェルシア(3141)、ミサワ(3169)、野村不(3231)、
ディア・ライフ(3245)、三菱総研(3636)、オプティム(3694)、
フリービット(3843)、PETIMES(3922)、アイカ工(4206)、
タキロン(4215)、日油(4403)、一工薬(4461)、
参天(4536)、C&R(4763)、資生堂(4911)、
東京鉄(5455)、エラン(6099)、エボラブル(6191)、
石川製(6208)、ベイカレント(6532)、日ユニシス(8056)、
岩谷(8088)、だいこう(8692)、光通信(9435)、
よみラン(9671)、空港ビル(9706)、船井総研(9757)、
ベルク(9974)、ファーストリテ(9983)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
昭和電工(4004)…動兆
昭和電工に注目する。
同社は黒鉛電極世界シェアトップ。
ハードディスク、電子材料用ガス、アルミなどが中核。
ハードディスクはサーバー用が拡大。
電子材料ガスは積層半導体用が拡大。
アルミはベトナムの需要拡大でアセアンが好調。
PER4倍、PBR1倍は割安。
(3,090円)

チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=4004

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
5/30◇シルバーライフ(9262)5,050円→5,210円 タッチ
5/31◇ヤマシンF(6240)545円→613円 タッチ
6/03◇ETSHD(1789)659円→669円 タッチ
6/05★ヤマ発(7272)1,907円→1,899円 調整
6/06☆日亜鋼(5658)328円→331円 堅調
6/07☆日東工業(6651)1,896円→1,982円 堅調
6/10◇EMネットJ(7036)6,750円→7,290円 タッチ
6/12★大崎電気(6644)700円→677円 調整
6/13★upr(7065)4,270円→3,750円 調整
6/14☆エボラブル(6191)2,494円→2,564円 堅調

 

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