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寄前「25日線クリアから本当の令和相場が始まる」

2019/06/06

水曜の日経平均はNYダウの512ドル高を受けて6日ぶりの反発。寄り付き259円高、終値367円高で日足は陽線。ほぼ全面高で前場は上値を追い、後場は高値保ち合い。

5日線(20,627円)がサポートシてくれた格好だ。前引けの高値20,800円をわずか70銭抜けなかったことが残念だった。
「ここからは売り方の買い戻しが進行する場面となりそう。日経平均は月曜と火曜の足が離れ小島でいったんは下値を見た格好。どこまで戻れるかが焦点」という声が聞こえる。「大底は嫌われ者が騒ぐ」という表現が甦るような展開だった。

これで今年の水曜は11勝10敗と勝ち越し。値上がり1,988銘柄、値下がり126銘柄。新高値32銘柄、新安値14銘柄。
騰落レシオは80.20まで上昇した。NT倍率は13.58倍。低下継続は「SBGとファーストリテの225はお呼びでない局面」ということだろうか。
25日線(21,260円)からは2.28%、200日線(21,745円)からは4.46%のマイナスかい離。サイコロは4勝8敗で33.3%。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲6.704%。買い方▲13.603%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.824%。買い方▲21.327%。
空売り比率は43.6%で58日連続40%超。

Quick調査の5月31日時点の信用評価損率は▲15.91%で4週連続の悪化。
同時点の信用信用買残の確報値は453億円減の2兆2849億円。同信用売り残は151億円減の8,479億円。
信用倍率は3.63と不即不離の状態。
同時点の裁定買い残は920億円減の7,577億円(期先を含む)。2週ぶりの減少。
同裁定売り残は398億円増の6,833億円。3週連続増加。

日経HVは12.4、日経VIは18.70。日経平均採用銘柄のPERは11.76倍でEPSは1,766円。PBRは1.05倍。

シカゴ225先物終値は大証日中比60円高の20,790円。高値20,870円、安値20,645円。
当面の目標は26週線(21,263円)の奪還。その上が25日線の21,260円。

まだ遠いが少し紙芝居的な形は戻ってきた。
「雲」はまだまだ蚊帳の外。
昨日上値を抑えたボリンジャーのマイナス1σが20,771円。これをクリアすれば25日線が次のターゲット。
令和の初日はかろうじて25日線を保ったがその後は25日線割れの継続。25日線をクリアした所から本当の令和相場は始まろう。

気学では「弱日柄にして、じり安を見せること多し」。
金曜は「初め安いと後高く、初め高いと反落する」。
5勝14敗と今年唯一負け越している木曜が白星になるかどうかは目先一番大きな課題だ。

 

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