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株ニュース

No.664「備忘のノート」

2019/06/04

週明けのNY株式市場はマチマチの動き。
NYダウは一時134ドル安と3ケタの下落。
1月29日以来4カ月ぶりの安値圏に沈む場面もあった。
ただ終値は4ドル高と小幅反発。
ディフェンシブセクター中心に短期リバウンド期待の買いが入った。
5月のNYダウは月間で1,777ドル(7%)安。
ダウケミカルがシェブロンなど最近の下げが大きかった銘柄も買われた。
一方でハイテクセクターは軟調。
NASDAQ総合株価指数は120ポイント安と大幅続落しほぼ3カ月半ぶりの安値水準。
5月3日に付けた過去最高値からの下落率は1割を超え調整局面入りとの声も聞こえる。
「米当局が反トラスト法(独占禁止法)違反の調査を準備している」との報道を受けて、アルファベットは6%安。
フェイスブックは8%安、アマゾンは5%安。
加えて5月のISM製造業景況感指数は52.1と前月比で低下し2年7カ月ぶりの低水準。
これも景気懸念につながったとの解釈だ。
セントルイス連銀のブラード総裁は「利下げは近く是認されるかもしれない」とコメント。
2019年中に1回以上利下げする確率は98%、2回以上は85%。
3回以上は55%、4回以上は21%。
表面利率2.375%の10年国債利回りは前週末比0.05%低い(価格は高い)2.07%。
一時は2.06%と2017年9月以来ほぼ1年9カ月ぶりの低水準を付けた場面もあった。
3カ月物の米財務省証券(TB)利回りは2.3%台で推移。
「逆イールド」は一段と進み終値では3カ月物と10年国債の利回り差は0.27%。
前週末から0.04%拡大した。
独10年物国債利回りが一時マイナス0.21%台半ばと過去最低を更新。
ドル円は一時107円台まで進み今年初の円高水準。
終値ベースは108円台前半。
小型株中心ラッセル2000は堅調。
FOX指数、ダウ輸送株指数は上昇している。
VIX(恐怖)指数は18.86。
SKEW指数は112、32と上昇していない。
恐怖と欲望指数は23ポイントに低下。

3日新甫の4日続落となった月曜。
寄り付き274円安で終値190円安だから日足は陽線。
とはいえ日経平均は20,500円を割り込み2月8日以来4か月ぶりの安値。
日経平均は下げ渋りで終値で2月8日安値(終値ベース20,333円)を下回らなかったのが救い。
週末のシカゴ225先物安値の20,380円。
25日線からマイナス5%かい離20,389円。
2月8日ザラバ安値20,315円も一応キープした格好だ。
とはいえ4月24日の高値22,362円からは1カ月チョットで2,000円超の下落。
TOPIXは今年1月4日の大発会以来の1,500ポイント割れ。
「今年の大発会の1,471ポイント接近。
しかし昨年のクリスマスの日は安値1,415ポイントまであった」という声もある。
値上がり312銘柄。値下がり1,782銘柄。
新高値11銘柄。新安値474銘柄。
騰落レシオは72.81と5月16日の73.93を下回ってきた。
25日線からは4.59%のマイナスかい離。
NT倍率は13.62倍。
25日線からは4.6%、200日線からは6.2%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲5.078%。
買い方▲15.592%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲4.359%。
買い方▲23.670%。
空売り比率は48.5%で56日連続40%超。
日経HVは13.0、日経VIは20.88。
日経平均採用銘柄のPERは11.56倍でEPSは1,765円。
PBRは1.03倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比105円高の20,465円。
高値20,525円、安値20,290円。
大証夜間取引終値は日中比90円高の20,450円。
CMEの高値20,525円を上抜けば5日ぶりの反発期待。
先週末から窓を開けた20,581円が早急に欲しいところだ。
ボリンジャーのマイナス1σまで戻せば20,882円。
ボリンジャーのマイナス2σが20,372円。
マイナス3σが19,863円だから日経平均のBPSとほぼ同水準だ。
気学では「変化注意日にして不時安を見ることあり」
水曜は「案外高き日なり。逆に安き時は翌日高し」
木曜は「弱日柄にして、じり安を見せること多し」
金曜は「初め安いと後高く、初め高いと反落する」
ラマダン明けでの相場転換に期待の火曜日。
ちなみに…。
「2000年以降のラマダン期間中のTOPIXは7勝11敗と負け越し。
平均騰落率は▲3.3%」と市場関係者。
ダウ輸送株指数の0.22%高、SOX指数の0.33%高にすがりたいところ。

土曜のセミナーを熱心にノートしてくれた投資家さん。
こんなことを喋っていたようです。

ラマダン明けということよりも、起きていることを考えていきたい

トランプ包囲網が随分強まってきている
中国への関税を上げると言っておきながら、メキシコの関税を5%上げた。
中国にはかなわないので、視線をそらせた 選挙対策に向かっていたということ
4日間もトランプが東京にいたのに、行動内容について米国では殆ど報道されていない。
 
ビルダーバーグ会議が金曜~日曜日までヨーロッパで開催されている。
今年のテーマにアメリカが入っていない。
去年は中間選挙ということで入っていた。
中国とロシアが入っている。
原油、中東というキーワードも抜けてきている。
主軸のテーマが変わってきている。
 
皆さんの目線は売り手目線で見ると苦しい相場。
買い手目線でみるとPBRに近づいてきている。
騰落レシオ77まで落ちてきている。
裁定買い残売り残も何もない。
業績は225採用銘柄EPS1700円台後半をキープしているのに。
株が下がってきているのできついよねというところ。

5月24日時点の信用買残は395億円増の2兆2,395億円
同信用売残は100億円増の8,630億円
Quick調査の5月24日時点の信用評価損率は▲15.88%。3週連続の悪化
同裁定買い残は132億円増の8,497億円。2週ぶりの増加。
裁定売り残は421億円増の6,485億円。2週連続の増加。

6月SQ明けて令和相場のスタートと見てよいのではないか。

月足陽線基準は21,923円、週足陽線基準は21,182円。
5月SQ値は21,451円、3月メジャーSQ値は21,348円。

令和の年の相場予見 6月の反騰のシナリオは崩れてはいない

平成の時価総額の増加はトヨタが1位 キーエンスが2位
時価総額を減らしたのはNTT、東電、野村でした。
今度郵政の幹事から野村が抜けました。大和がメインになりました。
野村が抜けてくるとどうなのよという疑問が残っています。

マイナス利回りの国債の発行残高が倍増になってきている。

「額面100円の国債を101円で買うことがマイナス金利の実態。
満期まで保有すれば確実に損するが、途中で102円で買いたい相手が出てくると
見込めばマイナス利回りでも取引は成立する」この論理は株式市場の論理。

PER50倍で買ってもPER60倍で買ってくれるところがでてくれば取引は成立する。
バブルの時の考え方。どこかで是正が起きてくる。
日本のマイナス利回り国債は2016年以降急増。
日銀が買ってきているので債券が少なくなっている。
ETFも吸い上げられている。
ETF24兆円分、全体の7割は日銀が持っている。
ETFを担保にETFを発行している流れは仮儒に基づいた相場になってきている。

NYの格言
【よりひどい愚か者の理論】
割高で実は投資するだけの価値がない銘柄を、自分が買った値段より高い値段で
買う愚かな投資家が現れるだろうという論理。
別に「もう一人の愚か者」論ともいう。

日本国内
ダブル選挙になるかどうか。選挙をするとすれば圧倒的に自民党の勝利になると思います。他党の準備不足。
アメリカ
株と金利の綱引き、あまり変化はでていない
欧州
ブレグジットの問題は小さくなった

東証1部の時価総額は500兆円台。
日経平均が25,200円レベルで時価総額は700兆円を超えてくる。

ビルダーバーグ会議 5月30日―6月2日
議題は下記11項目

安定した戦略秩序
次のヨーロッパ
気候変動と持続可能性
中国
ロシア
資本主義の未来
ブレグジット
人工知能(AI)の倫理
ソーシャルメディアの武器化
宇宙の重要性
サイバー(コンピュータ空間)の脅威

米国が入っていない。
AIは昨年も入っていた。
宇宙の重要性は今年初めて入ってきた。
宇宙は外せないテーマになってきている
サイバー脅威(サイバーテロの防止)
この中に、コモディティ系やFX系の話は入ってきておらず、株式系の話になっていると見れる。

ビルダーバーグ会議は1954年から毎年1回、世界的影響力を持つ人物や企業、機関の代表が130人ほど集まり、
世界の重要問題や今後の重荷政治経済や社会等を主なテーマに完全非公開で討議する秘密会議で影の世界政府といわれている。
討議された内容はしばらく後に世界で現実になっていくとされる。日本関係は不参加。


以下は2018年の議題。
(1)ヨーロッパのポピュリズム
(2)不平等への取り組み
(3)労働の未来
(4)人工知能
(5)中間選挙前のアメリカ
(6)自由貿易
(7)アメリカの世界的なリーダーシップ
(8)ロシア
(9)量子コンピュータ
(10)サウジアラビアとイラン
(11)ポスト真実の世界
(12)時事

米国テーマが2つ入っていた。働き方改革など相場のテーマになった。
大抵はマーケットでも話題になったような事柄。
しかし「ポスト真実の世界」という議題は妙に気になるところ。
SNSのニュースと現実のニュースの違い。

量子コンピュータについて
量子技術、中国に対抗する日米欧で開発
量子コンピューター関連銘柄
NECがトップ

サイバーセキュリティについて
自由民主党サイバーセキュリティ対策本部が第一次提言を行った。
自民党が言ったということは政府の意見であり、未来戦略に入ってくるので、
ここ数週間のインターネットセキュリティ銘柄のじわじわとした強さはここに入っているからだといってよいと思います。

『令和』時代・経済成長戦略 自由民主党 5/14
第四次産業革命の『データ』を利活用 → 量子技術につながってくる

デジタルトランスフォーメーション(DX) 昨年はRPA
去年の5月はRPAがこれからのキーワードだといわれて急速にでてきた。
今年はデジタルトランスフォーメーションがキーワードだといわれた。
DX関連銘柄に注目

バイオにもデジタルトランスフォーメーションを活用していく。

日本の勝ち筋分野についての検討を深めていく、6月~9月中の政策に反映されてくるのではないか
政策と予算が付いて動きになる

自民党政務調査会HPにでてくる

成長戦略総論の論点  内閣官房日本経済再生総合事務局

AI、IoT、ロボット、ビッグデータ(去年からでていた)
新規にITと5G、電力網が争点になってくる。
電力網が原発からだけがもってくるだけではなくなってきている。

中国の産業革命
次世代情報技術(5G)で米中が戦っている。
ファーウェイの中継基地から全ての情報を取れてしまうため、ここは譲れないのが米国の立場。
しかしトランプ大統領には任期があるため、習近平は持久戦に持ち込むことが予想できる。

日本人口の推移
外国人労働者、AIの活用を行わざるをえない。
また、人口が減って労働力が落ちる国の通貨が高くなりようがない。

利益の出る銘柄というのはみんなが嫌気した相場で上がる銘柄を見つけて買えるかということになる。
6月に上がらないと、今年のシナリオは変わってしまう。
6月のラマダン明けからの相場に期待する。

◯重要なのは「ヒーローを追いかけること」ではない。
「次のヒーローを想像すること」
そして「ヒーローのリバイバルのタイミングを図ること」
→ヒーローのリバイバルの方が早いかなと思います。

日経平均株価
25日線と75日線の移動平均線がデッドクロスしかかっている点が懸念
25日移動平均線乖離率はマイナス4%

225先物は野村・ナティクス・GS・シティ・ドイツ・ソジェンが買い越し。
クレディ・大和・アムロ・メリル・UBSが売り越し。
TOPIX先物は大和・ドイツ・バークレイズ・クレディが買い越し。
みずほ・JP・日興・ソジェン・GS・野村が売り越し。

テクニカル的にはNJS(2325)、DeNA(2432)、
オプティム(3694)、富士興産(5009)、大研医器(7775)、
IFIS(7833)、前澤化(7925)、北ガス(9534)が動兆。

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット(3日終値)
5/16◆HMT(6090)889円→810円 ロスカット
5/17◇アステリア(3853)1,002円→1,000円 タッチ
5/20◇シンシア(7782)544円→575円 タッチ
5/22☆ASB機械(6284)2,862円→2,878円 堅調
5/23◇DIT(3916)1,697円→1,781円 タッチ
5/24◇グレイス(6541)2,391円→2,546円 タッチ
5/27◆アクセスG(7042)1,515円→1,380円 ロスカット
5/29★NECネッツ(1973)2,815円→2,661円 調整
5/30◇シルバーライフ(9262)5,050円→5,210円 タッチ
5/31★ヤマシンF(6240)545円→524円 調整
6/03☆ETSHD(1789)659円→664円 堅調

 

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