株ニュース
NY「反発」
2019/05/15
NY株式市場は反発。NYダウはは一時300ドル超上昇した場面もあり終値は207ドル高。
トランプ大統領は「米中貿易摩擦はささいな口げんか。両国の話し合いは非常に良好」とコメント。これを受けて投資家心理が好転したとの解釈だ。一喜一憂の悪弊相場の典型みたいなものだろう。
個別ではボーイングが1.7%上昇。先週末に上場した配車大手のウーバー・テクノロジーズは7.7%高で上場以来初の上昇。 4月の米輸入物価は市場予想を下回る伸びにとどまった。石油・石油製品や食品が値上がりする一方で、資本財が10年ぶりの大幅な落ち込みとなった。
10年国債利回りは2.41%水準とやや上昇(価格は下落)。リスクオンの状態はやや後退した。
イタリアのEUの財政規律違反を巡る懸念が広がりユーロが対ドルで下落。
次の役者はイタリアという格好だ。
ドル円は109円台半ばで推移。