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株ニュース

寄前「変化日」

2019/04/03

火曜の日経平均は寄り付き235円高。寄り天で上ヒゲなく終値は3円安でほぼ安値引け。大きな陰線となった。

「かつての火曜日安のアノマリーが甦る」という見方も出てきた。「年度替わりを受けて金融機関から売り物が出ているらしい」との観測。新年度初日の月曜は「新元号発表の日だったから自粛した」というもっともらしい解釈が付いている。

個人的観測としては秀逸だが、確認のしようがないところが歯がゆいところだ。「彼らは消費増税を前にしたこの先半年間の運用について慎重。だから売り対象は内需、個人消費といったセクターに集中した」という解説にも説得力はある。これが相場の読みというものだろう。
米中のPMIが好転しても元気の出ない日本株。いつも外物に責任を押し付けるが実態は灯台下暗しというところか。

値上がり886銘柄。値下がり1,181銘柄。新高値184銘柄。新安値26銘柄。
騰落レシオは96.21。結局2日連続の「失速」だったという印象。NT倍率は13.34倍。

25日線(21,428円)からは0.4%のプラスかい離でサポート。200日線(21,927円)からは1.9%のマイナスかい離。これが遠い。3月メジャーSQ値21,348円は抜けているが12月メジャーSQ値21,618円が遠い。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.598%。買い方▲11.026%。逆転できなかったところが相場心理の弱さだろう。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.908%。買い方▲18.929%。
空売り比率は43.8%で19日連続40%超。
3月29日時点の信用買い残は349億円減の2兆3558億円。同信用売り残は2,083億円減の8,552億円。株価の下落とつなぎ売りの解消の結果での減少だろう。

日経HVは19.3、日経VIは17.00。日経平均採用銘柄のPERは12.50倍でEPSは1,720円。PBRは1.13倍。

シカゴ225先物終値は大証日中比55円高の21,525円。高値21,745円、安値21,460円。大証夜間取引終値は日中比70円高の21,540円。21,500円台をキープしていればレンジは「500円~800円」だ。

ボリンジャーのプラス1σが21,632円。プラス2σが21,859円。逆にマイナス1σは21,212円だ。週足のプラス1σ(21,487円)で止まったところは評価だ。24ヶ月線(21,641円)。日足の勝手雲が5日に黒くねじれているのが気にかかる。

気学では「強象日にして高値を見る日。買い方針良し」。
木曜は「前日が高い時にはこの日反落する」。
金曜は「変化注意日にして不時安を見ることあり」。
今年7勝6敗の水曜日は変化日でもある。

 

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