個人投資家向け 株価情報NAVI

マーケット情報
日本 日経平均株価 38,460.08+907.92 (04/24 15:15)
ドル/円 米ドル/円 155.27+0.01 (04/25 08:43)

株ニュース

寄前「救いはNYのダウ輸送株指数の上昇」

2019/03/28

受け渡しベースで新年度入りの水曜。日経平均株価は寄り付き75円安、一時100円以上の下落があって大引け49円安。反落ながら権利配当落ち分約170円を考慮すれば実質122円高の展開。日足は2日連続陽線となった。

「NY株高、円安、上海株反発と環境面での落ち着きが実質続伸を促した格好。配当再投資買いの資金は昨日でかなり使い尽くし観測。しかし残りの資金の出動が下支えにつながった」という見方だ。

前場が3ケタ安だったため日銀はETF買い出動。表面上の数字だけで動いたということになる。月曜に650円安、火曜に451円高と荒れ相場が続いた後だけに落ち着いた印象となった。

東証1部の売買代金は2兆3799億円。「実質新年度相場入りの割に商いは盛り上がりに欠けた」という声もある。
26週線(21,365円)キープ。3月メジャーSQ値(21,348円)、前月末終値(21,385円)まであと少し。
月足陽線基準21,602円が欲しいところ。週足陽線基準20,977円は死守線だ。

値上がり792銘柄、値下がり1,266銘柄。新高値22銘柄、新安値22銘柄と同数。
騰落レシオは99.88と低下した。
25日線(21,451円)からは0.3%のマイナスかい離。200日線(21,953円)からは2.6%のマイナスかい離。5日線(21,404円)が頭を抑え75日線(21,010円)はサポートだ。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲10.127%。買い方▲10.886%と拮抗。逆転に期待だ。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲9.739%。買い方▲15.733%。
空売り比率は41.3%で16日連続の40%超。空売り規制なし銘柄の比率は6.6%と低下した。
QUICK調査の3月22日時点の信用評価損率は▲13.00%。2週連続の改善。
3月22日時点の裁定買い残は120億円増の1兆3670億円。4週連続の増加。同裁定売り残は643億円減の9,341億円。こちらは4週連続の減少。

日経HVは18.5、日経VIは17.20。日経平均のPERは12.44倍でEPSは1,718円。PBRは1.13倍。

シカゴ225先物終値は大証日中比190円安の21,190円。高値21,390円、安値21,060円。大証夜間取引終値は日中比180円安の21,200円。
日足の勝手雲は4月3日まで21,400円水準で薄い。月足の勝手雲の上限21,868円と下限21,177円のレンジと考えれば良いだけのこと。救いはNYのダウ輸送株指数の上昇だろうか。今日の下げをダメ押しと見て一目均衡の雲が白くねじれる明日の反発に期待という見方だ。ボリンジャーのマイナス1σが21,257円、マイナス2σが21,063円。

気学では「変化を起こす重要日。前日来の足取りに注意せよ」。
金曜は「一方に偏して動く。波動について駆け引きせよ」。
今年2勝8敗の木曜日。
唯一負け越しの日だ。

 

TOP