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株ニュース

No.573「半値戻しが見えてきた」

2019/03/04

週末のNY株式市場は上昇。
「3月1日のNY市場は上昇確率6割」というアノマリー通りの展開となった。
NYダウとS&P500は4日ぶりの反発となった。
週間ベースではNYダウは0.0%安、10週ぶりの小反落。
過去タイ記録の10週連続は達成できなかった。
NASDAQは0.9%高、10週続伸(累計19.9%上昇)
1990年代以降最長記録。
S&P500は0.4%高、5週続伸(同5.2%上昇)
S&P500は昨年11月8日以降、初めて節目とされる2,800ポイントを上回って引けた。
年初来で約12%上昇。
「米中首脳が最終的な通商合意締結に向け早ければ3月中旬にも会談する可能性がある」との報道を好感。
「米朝首脳会談が物別れに終わったものの、安全資産への資金の逃避がそれほど大きく膨らまなかった。
市場はむしろ米中通商合意に焦点を当てている」という見方だ。
個別ではスポーツシューズ小売りのフットロッカーや衣料品のギャップが大幅高となった。
ISM製造業景気指数は前月から2.4ポイント低下の54.2。
2016年11月以来の低水準で着地。
1月の個人所得は前月比0.1%減15年11月以来3年2カ月ぶりのマイナス。
「政府機関の一部閉鎖により発表が遅れたため、市場への影響は限定された」という声もある。
10年国債利回りは2.75%台に上昇(価格は下落)
ドルは上昇。
ドル円は111.90円台と10週間ぶりの安値水準。
「ドル押し上げの主因は円安」という珍妙な解釈が聞こえる。
懸念があるとすれば欧州よりも中南米。
原油安や経済成長圏、そこにドル高が加わりブラジル・ボベスパ指数は下落。
メキシコ株式は週間で昨年11月以来の大幅安。

金曜の日経平均は寄り付き105円高、大引け217円高と3ケタの上昇と大幅反発。
終値ベースで昨年12月13日以来、約2カ月半ぶりの21,600円台の高値水準を回復。
今年の金曜はこれで3勝5敗となった。
起爆剤となったのは111円台の円安トレンド。
堅調だった米GDPも追い風となった。
週間では約177円の上昇。
週足は3週連続陽線。
週間ベースでは、日経平均株価は0.8%高、3週続伸(累計6.2%上昇)
TOPIXは0.4%高、3週続伸(同5.0%上昇)
東証マザーズ指数は1.3%高、3週続伸(同8.9%上昇)
日経ジャスダック平均は0.1%安、3週ぶり反落。
東証2部指数は0.2%高、3週続伸(同3.0%上昇)
2月の月間ベースでは、日経平均株価は2.9%高、TOPIXは2.6%高、ともに2カ月続伸。
東証マザーズ指数は2.3%高、日経ジャスダック平均は2.7%高。
東証2部指数は2.3%高、それぞれ2カ月続伸。
日経平均株価もTOPIXも直近高値からの下落の半値戻し水準に届きそうで届いていない。
日経平均株価の半値水準は21,698円、TOPIXは1,624ポイント。
値上がり1,180銘柄、値下がり859銘柄。
新高値18銘柄、新安値5銘柄。騰落レシオは110.13と低下。
NT倍率は13.37倍。
25日線(21,054円)からは2.6%のプラスかい離。
200日線(22,052円)からは2.0%のマイナスかい離。
25日線と75日線(21,128円)はあと数日でゴールデンクロス。
5日線(21,504円)は上抜けた。
26週線(21,669円)も指呼の間。
52週線が21,963円。
週足の一目均衡の雲の下限が21,684円、上限が21,973円。
勝手雲の上限が21,698円。
週足のボリンジャーのプラス2σ水準が21,992円。
12か月移動平均が22,046円。
月足の勝手雲の上限が21,868円。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.435%。
買い方▲10.336%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲7.307%。
買い方▲16.927%。
空売り比率は40.7%で58日連続40%超。
日経HVは16.0、日経VIは16.80。
日経平均採用銘柄のPERは12.36倍。EPSは1,747円。
PBRは1.14倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比135円高の21,755円。
高値21,765円、安値21,445円。
ドル円の112円近辺水準は追い風だ。
ボリンジャーのプラス2σが21,769円、プラス3σが22,126円。
気学では「逆張りの日」
火曜は「押し目買いの日。ただし急伸高は利入れ良し」
水曜は「人気に逆行して動き前後場歩調を変える」
木曜は「初め高いと後安の日。逆なら見送れ」
金曜は「上寄りすると押し込むが安寄りすると踏みあがる日」

以下は今年の西向くアノマリー。
1月25日(金)後場熊本。
日経平均198円高。
2月15日(金)引け後福岡
翌月曜18日日経平均381円高。
2月28日(金)引け後松山。
翌金曜217円高。

大和のレポートは「3月の株式相場が年間の騰落を分ける傾向」
昨年末以降の戻り歩調で日経平均は今年1月・2月と続けて月間の騰落がプラス。
過去に1月と2月の日経平均が上昇した年は3月の騰落で年間騰落が大きく変わる傾向。
3月も株高になったケースでは、結果として年間の騰落も多くがプラスとなっている。
一方、3月に株安となったケースでは、年間の騰落が全てマイナスに転じていた。
(67年、74年、98年、07年、11年)
今年のような株式相場の状況下では、3月に明暗が分かれる。
ちなみに…
昨年まで2年連続で3月相場は下落していた。
そして…。
3月の日経平均の騰落は、その前月2月のドル円レートの騰落と方向が一致するケースが非常に多いという。
2月に為替が円安ならば3月は株高。
2月に円高ならば3月は株安という関係。
過去25年間を観測すると、うち20回で前記の関係が成立している。
これは、他の月の組み合わせでは見られない特徴となっている。

電子端末では「バスに乗り遅れるな」との指摘
上昇継続の理由は「円高懸念の後退」
約2カ月半ぶりの円安・ドル高水準だ。
出関連や景気敏感株に買い戻しを強めている」(野村の高田氏)
2つ目は「変動率の低下」
日経平均VIは2月28日に一時16.27と昨年9月28日以来5カ月ぶりの水準に低下。
3つ目は「個人投資家の投資余力の回復」
信用評価損率は2月22日申し込み時点で13.23%。
昨年12月上旬以来の水準まで改善した。
昨年12月上場のソフトバンク(SB)株の下落による「ソフトバンク・ショック」は消えてきたとの解釈だ。
同社株はまだ公募価格を奪還してはいないが…。

NYダウは110ドル高の26,026ドルと4日ぶりの反発。
NASDAQは62ポイント高の7,595ポイントと反発。
S&P500は19ポイント高の2,803ポイントと4日ぶりの反発。
ダウ輸送株指数は5ポイント安の10,462ポイント。
SOX指数は0.96%上昇。
VIX指数は13.57に上昇。
3市場の売買高は79.3億株。
CME円建ては大証日中比135円高の21,755円。
ドル建ては大証比140ポイント高の21,760ポイント。
ドル円は111.90円。
10年国債利回りは2.758%。

225先物は野村・HSBC・ソジェン・JP・メリル・クレディが買い越し。
シティ・モルスタ・UBS・アムロ・バークレイズ・パリバ・ドイツ・みずほが売り越し。
TOPIX先物は野村・日興・クレディ・三菱・UBSが買い越し。
みずほ・GS・ソジェン・バークレイズが売り越し。

テクニカル的には日水(1332)、コムシス(1721)、
eBASE(3835)、アバント(3836)、あすか製薬(4514)、
日本新薬(4516)、ITFOR(4743)、コーセー(4922)、
三協立山(5932)、アドバンテ(6857)、ネットワン(7518)、
木曽路(8160)、グランディ(8999)、南海(9044)、
HIS(9603)、ヤマダ電(9831)、愛眼(9854)、
ミライト(1417)、東洋建(1890)、明治(2269)、
新日科学(2395)、キーコーヒー(2594)、キリン堂(3194)、
SFP(3198)、ネクソン(3659)、アカツキ(3932)、
三共生興(8018)、Eギャラ(8771)、TBS(9401)、
東映(9605)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
アニコム(8715)…動兆
アニコムHDに注目する。
同社はペット保険の草分けで業界首位。
アニコム損保を核に動物病院支援も。
ペット保険契約件数は約75万件。
対応病院は約6,400。
目標は「予防型保険」
キーワードは「涙を減らし絵顔を生み出す」だ。
(2,919円)

チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=8715

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
2/07◇ヒビノ(2469)2,007円→2,316円 タッチ
2/08☆マルハニチロ(1333)3,580円→3,765円 堅調
2/13☆テクノプロ(6028)6,120円→6,210円 堅調
2/14◇アドソル日進(3837)1,544円→1,736円 タッチ
2/15☆ノーリツ(5943)1,641円→1,649円 堅調
2/18☆エボラブルA(6191)2,515円→2,688円 堅調
2/20◇デルタフライ(4598)2,630円→2,626円 タッチ
2/21★セグエグループ(3968)1,626円→1,552円 調整
2/27◇オプティム(3694)4,015円→4,370円 タッチ
2/28☆NOK(7240)1,782円→1,824円 堅調
3/01☆JSR(4185)1,846円→1,856円 堅調

 

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