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株ニュース

No.570「需給は好転の気配」

2019/02/28

NY株式市場はNYダウとS&P500が反落。
NASDAQは小幅反発とマチマチの動き。
ライトハイザーUSTR代表は下院歳入委員会の公聴会で「米中の通商問題は非常に深刻。
中国が米国製品の購入を増やすだけでは不十分。
両国が通商合意に至るには依然、相当な努力が必要になる」とコメント。
パウエルFRB議長は下院金融委員会で「年内にFRBのバランスシートの縮小を停止する」と証言。
やや消化不良の展開の要因となった印象。
12月の貿易赤字は前月比12.8%増の795億ドル。
世界的に需要が鈍化していることやドル高が影響した格好だ。
輸入が増えたことも赤字拡大の要因。
12月は輸出が2.8%減少する一方、輸入が2.4%増加。
12月の小売在庫(速報値)は0.9%増(前月は0.4%減)
国内総生産(GDP)に組み込まれる自動車・同部品を除く小売在庫は1.0%増。
前月の0.9%減から持ち直した。
翌日にそのGDPの発表を控えていることも方向感の無さの理由。
10年国債利回りは2.68%台。
年内の利上げ確率はゼロ。来年初頭までの利下げ確率は80%。
ドル円は111円近辺での推移。

水曜の日経平均は寄り付き55円高、終値107円高と反発。
前日の78円安を埋めた。
これで今年の水曜は4勝3敗と勝ち越しになった。
ただ日中値幅は86円26銭。
24日の84円19銭よりは多いがそれでも狭いレンジでの動き。
前日の21,610円や12月メジャーSQ値の21,618円を抜けなかった。
「午前10時過ぎの安値から大引け少し前の高値までの値幅は約47円。
金融機関の益出し売りが上値で控えているのだろう」という声も聞こえる。
東証1部の売買代金は2兆3,925億円と2兆円台。
しかし商いが膨らんだ訳ではない。
武田薬品の大幅増資を受けた形でのTOPIXとJPX400の浮動株調整の指数イベントによるもの。
先月末と今月末と2回に渡るほどだから特殊要因に他ならない。
値上がり1,153銘柄、値下がり893銘柄。
新高値20銘柄は今年最高。新安値は1銘柄。
騰落レシオは110.83。
NT倍率は13.30倍。
25日線(20,981円)からは2.7%のプラスかい離。
200日線(22,061円)からは2.3%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.582%。買い方▲9.957%とほぼ並んだ。
買い方の逆襲のスタート地点だ。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.264%。
買い方▲16.376%。
こちらも落ち着いてきた形だ。
2月22日時点のQuick調査の信用評価損率は▲13.23%と2週連続改善。
空売り比率は42.8%と56日連続の40%超。
残念ながらもう40%が当たり前になったような気がする。
2月22日時点の裁定買い残は992億円減の6,625億円。
同売り残は985億円減の3,838億円。
翌限以降の買い残は281億円減少の596億円、同売り残は103億円増の2,051億円。
買い残のロールオーバーはあまり進んでいない。
日経平均採用銘柄のPERは12.40倍。
EPSは1,738円。PBRは1.15倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比変わらずの21,560円。
高値21,600円、安値21,450円。
「月末ドレッシング」なんてもはや消えたが、それでも月末ではある。
25日線が75日線をあと4~5日で上抜けそうな気配は悪くない。
5日線(21,484円)がサポート。
ボリンジャーのプラス1σは21,333円。その上のプラス3σは22,036円。
月足陽線基準20,788円はクリアしており2ヶ月連続月足陽線。
今年2勝4敗と唯一負け越している木曜日の3勝目、そして日足の連続陽線に期待だ。
一応「変化日」
気学では「前場安いと後場引き返す日」
金曜は「人気に逆行して動くこと多し」

NYダウは72ドル安の25,985ドルと続落。
NASDAQは5ポイント高の7,554ポイントと反発。
S&P500は1ポイント安の2,792ポイント。
ダウ輸送株指数は54ポイント安の10,491ポイント。
SOX指数は1.72%下落。
VIX指数は14.78に低下。
3市場の売買高は73.4億株。
CME円建ては大証日中比変わらずの21,560円。
ドル建ては大証比5ポイント高の21,565ポイント。
ドル円は110.98円。
10年国債利回りは2.686%。

225先物はバークレイズ・ソジェン・SBI・GS・クレディが買い越し。
アムロ・HSBC・UBS・野村・メリルが売り越し。
TOPIX先物はモルスタ・バークレイズ・ソジェン・ドイツ・パリバが買い越し。
シティ・野村・大和・みずほ・JPが売り越し。

テクニカル的にはNIPPO(1881)、協和エクシオ(1951)、
三機工(1961)、デジア(2326)、三交(1961)、
電算シ(3630)、エイチーム(3662)、メディアドゥ(3678)、
テクマト(3762)、ミライアル(4238)、C&R(4763)、
電気興(6706)、アンリツ(6754)、マツダ(7261)、
京阪(9045)、丸和運輸(9090)、ドコモ(9437)、
MTI(9438)、NSD(9759)、オートバ(9832)、
バロー(9956)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
NOK(7240)…同兆
NOKに注目する。
同社は自動車用オイルシールが中核。
国内7割、世界5割のシェア。
フレキシブル基板(FPC)は首位。
一転営業減益となったが株価は堅調。
(1,782円)

チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=7240

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
2/06◆LTS(6560)1,800円→1,646円 ロスカット
2/07◇ヒビノ(2469)2,007円→2,353円 タッチ
2/08☆マルハニチロ(1333)3,580円→3,710円 堅調
2/13★テクノプロ(6028)6,120円→6,120円 調整
2/14◇アドソル日進(3837)1,544円→1,689円 タッチ
2/15☆ノーリツ(5943)1,641円→1,643円 堅調
2/18☆エボラブルA(6191)2,515円→2,623円 堅調
2/20◇デルタフライ(4598)2,630円→2,691円 タッチ
2/21★セグエグループ(3968)1,626円→1,525円 調整
2/27☆オプティム(3694)4,015円→4,245円 堅調

 

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