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寄前「需給は好転の気配」

2019/02/28

水曜の日経平均は寄り付き55円高、終値107円高と反発。前日の78円安を埋めた。これで今年の水曜は4勝3敗と勝ち越しになった。ただ日中値幅は86円26銭。24日の84円19銭よりは多いがそれでも狭いレンジでの動き。前日の21,610円や12月メジャーSQ値の21,618円を抜けなかった。

「午前10時過ぎの安値から大引け少し前の高値までの値幅は約47円。金融機関の益出し売りが上値で控えているのだろう」という声も聞こえる。

東証1部の売買代金は2兆3925億円と2兆円台。しかし商いが膨らんだ訳ではない。武田薬品の大幅増資を受けた形でのTOPIXとJPX400の浮動株調整の指数イベントによるもの。先月末と今月末と2回に渡るほどだから特殊要因に他ならない。

値上がり1,153銘柄、値下がり893銘柄。
新高値20銘柄は今年最高。新安値は1銘柄。
騰落レシオは110.83。
NT倍率は13.30倍。

25日線(20,981円)からは2.7%のプラスかい離。
200日線(22,061円)からは2.3%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.582%。買い方▲9.957%とほぼ並んだ。買い方の逆襲のスタート地点だ。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲8.264%。買い方▲16.376%。こちらも落ち着いてきた形だ。

2月22日時点のQuick調査の信用評価損率は▲13.23%と2週連続改善。
空売り比率は42.8%と56日連続の40%超。残念ながらもう40%が当たり前になったような気がする。
2月22日時点の裁定買い残は992億円減の6,625億円。
同売り残は985億円減の3,838億円。
翌限以降の買い残は281億円減少の596億円、同売り残は103億円増の2,051億円。
買い残のロールオーバーはあまり進んでいない。

日経平均採用銘柄のPERは12.40倍。
EPSは1,738円。PBRは1.15倍。

シカゴ225先物終値は大証日中比変わらずの21,560円。
高値21,600円、安値21,450円。「月末ドレッシング」なんてもはや消えたが、それでも月末ではある。

25日線が75日線をあと4~5日で上抜けそうな気配は悪くない。5日線(21,484円)がサポート。
ボリンジャーのプラス1σは21,333円。その上のプラス3σは22,036円。
月足陽線基準20,788円はクリアしており2ヶ月連続月足陽線。

今年2勝4敗と唯一負け越している木曜日の3勝目、そして日足の連続陽線に期待だ。
一応「変化日」。

 

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