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株ニュース

No.568「信用倍率は2.57倍に低下」

2019/02/27

NY株式市場は小幅反落ながら値動きの荒い展開。
注目されたFRBパウエル議長の議会証言は「今年の米景気見通しは底堅いとしつつも、FRBが利上げに忍耐強く対応する」
市場では「織り込み済み」との解釈。
「さらに上昇するには新たなニュースなど材料が必要」となんでも欲しがる姿勢だ。
S&P500のザラバ高値は昨年9月の終値ベースでの過去最高値まであと4.7%。
高値水準にいることは間違いない。
12月の住宅着工件数は年率換算で前月比11.2%減の107.8万戸。
16年9月以来の低水準に落ち込み市場予想を下回った。
2月の消費者信頼感指数は131.4と、前月の121.7(上方修正)から9.7ポイント上昇。
市場予想を上回る強さで着地。
マチマチの内容だ。
ホームセンター大手ホーム・デポの第4四半期売上高が予想を下回ったことは悪材料視された。
10年国債利回りは2.63%水準。
メイ英首相がEU離脱期限の延期を検討しているとの報道を受けポンドは上昇。
ドイツ銀行は「英国の合意なき離脱離脱」確率を15%→10%に引き下げた。
英国で2回目の国民投票が実施される確率は5%→10%に引き上げ。
ドル円は110円台半ばでの推移。
95年以来の10週続伸への生みの苦しみというところか。

火曜の日経平均は反落。
とはいえ2月配当権利落ち分約20円を考えれば78円安なら高値調整の域だろう。
「3月相場はけっして相性が良くない。金融機関の決算月のため、売り物が出やすい。
金融システム不安に揺れた1990年代。
10年間で7回も3月相場がマイナスだったという不都合な記録もある。
ヤレヤレ売りも出やすい」という声も聞こえる。
終値ベースでは21,500円や5日線(21,459円)を下回った。
日足は2日連続陰線。
値上がり768銘柄。値下がり1,250銘柄。
新高値18銘柄は今年のタイ記録。新安値は7銘柄。
騰落レシオは105.25に低下した。
NT倍率は13.26倍。
25日線(20,944円)からのかい離はプラス2.4%。
200日線(22,066円)からのかい離はマイナス2.8%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲9.341%。買い方▲10.597%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.654%。買い方▲18.070%。
空売り比率は41.5%で55日連続40%超。
2月22日時点の信用買い残は474億円減の2兆3,842億円。
同信用売残は750億円増の9,275億円。
信用倍率は2.57倍に低下。
2017年11月以来の低水準だ。
あの時は2018年4月の4.84倍まで拡大したのが歴史。
株価は約2割の上昇局面となった。
日経HVは15.9、日経VIは16.83。
日経平均採用銘柄のPERは12.35倍でEPSは1,736円。
PBRは1.14倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比50円高の21,530円。
高値21,610円、安値21,375円。
ボリンジャーのプラス1σが21,282円。
プラス2σが21,620円。プラス3σが21,958円と拡大してきた。
気学では「不時安をみせる日。戻り売りで駆け引きせよ」
木曜は「前場安いと後場引き返す日」
金曜は「人気に逆行して動くこと多し」
半値戻しの21,713円は遠くて近いような気がするのだが…。
330社出展の国際二次電池(水素・燃料電池)展が東京ビッグサイトで今日から開催
全固体電池、EV開発というのも材料になろうか。


先週2月20日水曜日の東京株式市場は堅調。
罫線は月火と2日間、以前よりも高い水準での陽線が並んだ形だった。
高寄りして始まったことで、「並び赤、もっとも強し」と呼ばれる良い足組が完成した。
というのは先週の大和のレポート。
「下に小さい線が連続してジリ高の動きをみせていたところから、パッと上放れて、ほぼ同等の二本の赤線(陽線)が仲良く並んだ形。
その翌日、上寄りすれば大上げの前兆とされる」(酒田五法は風林火山』日本証券新聞社編)
日本証券新聞でも「並び赤は大上げの予兆」との指摘。
80年代以降を振り返ってもあまり見かけないという。
来週はメジャーSQ。
12月メジャーSQ値は21,618円、2月は20,481円だった。

NYダウは33ドル安の26,057ドルと3日ぶりに反落。
NASDAQは5ポイント安の7,549ポイント。
S&P500は2ポイント安の2,793ポイント。
ダウ輸送株指数は38ポイント安の10,546ポイント。
SOX指数は0.68%下落。
VIX指数は15.11に上昇。
3市場の売買高は70.5億株。
CME円建ては大証日中比50円高の21,530円。
ドル建ては大証比45ポイント高の21,525ポイント。
ドル円は110.57円。
10年国債利回りは2.637%。

225先物はソジェン・三菱・クレディ・アムロ・みずほ・JPが買い越し。
バークレイズ・シティ・野村・大和・モルスタ・GSが売り越し。
TOPIX先物はUBS・モルスタ・メリル・アムロ・ソジェンが買い越し。
みずほ・JP・GS・シティが売り越し。

テクニカル的にはヤマウラ(1780)、熊谷組(1861)、
JBR(2453)、レンゴー(3941)、日理化(4406)、
JCRファーマ(4552)、リクルート(6098)、アイシン(7259)、
ヤマ発(7272)、JSP(7942)、東急(9005)、
ANA(9202)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
オプティム(3694)…動兆
オプティムに注目する。
同社はスマホなど端末の一括管理サービスをクラウドで提供。
遠隔サポートも展開。
ドローン・ロボットがピンポイントで農薬を散布できる技術で特許取得。
「ピンポイント農薬散布テクノロジー」用いて栽培したコメで第三者検査機関による残留農薬検査で「不検出」という評価。
スマート農業の中核だ。
(4,015円)

チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=3968

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
2/01◇E・J(2153)997円→1,087円 タッチ
2/04◇日清食品HD(2897)7,000円→7,620円 タッチ
2/06◆LTS(6560)1,800円→1,666円 ロスカット
2/07◇ヒビノ(2469)2,007円→2,364円 タッチ
2/08☆マルハニチロ(1333)3,580円→3,705円 堅調
2/13★テクノプロ(6028)6,120円→6,020円 調整
2/14◇アドソル日進(3837)1,544円→1,720円 タッチ
2/15☆ノーリツ(5943)1,641円→1,658円 堅調
2/18☆エボラブルA(6191)2,515円→2,640円 堅調
2/20◇デルタフライ(4598)2,630円→2,707円 タッチ
2/21★セグエグループ(3968)1,626円→1,518円 調整

 

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