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株ニュース

No.551「69」

2019/02/07

前場は3桁のマイナス展開。
このまま行くと今年の木曜は5敗目。
どうもリズムが悪い。
明日はSQ。
1月のSQ値20,290円は上回るのだろうが、力強さが感じられない。
明日の鬼宿日(鬼が家にいるので悪さをしないという良い日)に期待だろうか。
幸い、金曜のバイオリズムは悪くない。

「4~12月期決算集計状況」。
6日時点で通過したのは全体の51.9%。
トヨタもソフトバンクも通過した。
第3四半期売上高は△8.3%、同経常利益は△3.5%、同純利益は▲2.9%。
通期見通しで売上高は△6.2%、同経常利益は△4.6%、同純利益は▲0.5%。
経常レベルは増益復活。
純利益は▲0.7%→▲0.5%。
もう少しだ。

朝刊に登場したのはトランプ大統領の一般教書演説とソフトバンクGの孫正義氏。
どちらも似たのもの同士に見えるのは気の所為だろうか。
孫氏のコメント。
「中国が急激に伸びてきているので摩擦が起こる。
不満をお互い言い合って妥協点を見つければいずれ収まってくると思う。
日米にもかつて摩擦はあった」
これはトランプ大統領の発言であっても違和感がない。
そして孫氏。
「社長として69歳までは続ける。
19歳の時、69歳までに次のバトンを渡すと決めた。
69歳を過ぎたら、会長兼CEOとなるのか。
会長としてアクティブだがCEOに日常業務を任せるのか。
そのときに判断する」。
引き際を明確に決めて老害を予防するのも創業経営者の務めであることは間違いない。
部下の実力と茶坊主の区別がつかなくなったら引退というのが正解なのだろう。
因みに孫氏は筆者と同年齢。
「69歳」というのは結構長い。
しかし徐々に70歳までは仕事というのが一般的になってきたのも事実だ。
それにしても決算は良好。
純利益はトヨタを上回り最高益。
営業利益も過去最高。
事業会社という蓑を脱いだのでわかりやすくなった。
あの会社は最初から「投資ファンド」なのだ。
たまたま対象がIT関連への投資だから「IT」っぽく見えるが実態は投資ファンド。
それが明確に現れてきたということ。
わかりやすい。

そのソフトバンクGの決算と自社株買いの発表を報じたのが大引け直後。
東京マーケットワイドでのコメントは「今相場が終わったばかりなのに明日に目が行くのが相場関係者のクセ。
宿命とか宿痾みたいなもの。
しかし今まで動いていて相場を忘れることがあるから注意」
まとめれば「常に明日を見る。
けれど今日を忘れてはいけない」
字にすると禅問答のように聞こえてくる。

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
1/24◇RPA(6572)3,095円→3,030円 タッチ
1/25◇アイリッジ(3917)734円→783円 タッチ
1/28☆平田機工(6258)6,460円→6,390円 堅調
1/29★EMネット(7036)3,810円→3,695円 調整
1/30☆イトーキ(7972)571円→557円 堅調
1/31★早稲アカ(4718)1,929円→1,774円 調整
2/01☆E・J(2153)997円→1,048円 堅調
2/04◇日清食品HD(2897)7,000円→7,300円 タッチ
2/06☆LTS(6560)1,800円→1,675円 堅調
2/07☆ヒビノ(2469)2,007円→2,070円 堅調

 

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