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寄前「3連敗中の木曜にようやく陽の目か」
水曜の日経平均は反落。寄り付き37円高で続伸スタートだったが、サンバイオや曙ブレーキなどの悪材料を前に腰砕け。「FOMC待ちで買い意欲に乏しかった」のは前日も同様だから取り立てて材料ではなかろう。節目の20,500円は意識されたものの軟調な展開で5日線(20,643円)を割れ込んだ。マザーズ指数8.1%下落に対して日経平均は0.5%安と崩れていない」という声もある。
サンバイオがストップ安で比例配分されたが出来高は2万1100株。1,000万株超の売り物残しだったから前途多難。しかし「波乱はリセットの始まり。相場は全てが終わって一巡する。例外はない」という見方もある。
引け際にTOPIXの銘柄入れ替えによる商いが7,000億円弱。東証1部の売買代金は2兆4801円と前日より3,664億円増加した。
値上がり351銘柄、値下がり1,730銘柄。
新高値6銘柄は今年タイ。新安値22銘柄。
騰落レシオは94.18まで上昇した。
25日線(20,323円)からは1.1%のプラスかい離。200日線(20,643円)からは7.2%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲6.618%。買い方▲14.588%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲2.480%。買い方▲20.686%。マザーズ指数は先物にサーキットブレーカも発動されただけにキツイ状況だ。1月25日時点のQuick調査の信用評価損率は▲13.33%。4週連続の改善。同裁定買い残は421億円減の7,431億円(5週ぶり減少)。裁定売り残は439億円増の4,001億円(5週ぶり増加)。空売り比率は47.0%で37日連続40%超。来週も40%を越え続けると42日の連続記録を超えることになる。
日経HVは20.9、日経VIは20.19。日経平均採用銘柄のPERは11.94倍。EPSは1,721円。PBRは1.09倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比180円高の20,790円。高値20,835円、安値20,500円。日足のボリンジャーのプラス1σが20,759円。プラス2σ21,195円はまだ高いところに位置。週足陽線基準は20,643円。月足陽線基準は19,561円。昨年末比プラス基準値20,014円。全てクリア可能だろう。
月足の勝手雲の下限が21,117円。上限が21,691円奪還で雲の上に浮上が2月の目標だ。日足の勝手雲は今日白くねじれている。
今年3連敗中の木曜日にようやく陽があたりそうな月末。
気学では「相場の放れを注意して駆引きする日」。
金曜は「後場高の日。始め安ければ買い狙い良し」。