株ニュース
寄前「悪くない1月」
週末の日経平均は4日ぶりの反発。月曜始値の20,848円は上回れなかったが、月曜終値20,719円は上回っており週足は3週連続陽線。(始値を基準にする向きにとっては陰線と解釈は異なる)。前週末比は103円高で3週連続プラスとなった。3日ぶりの5日線(20,656円)回復。6日連続で25日線(20,409円)を上回った。
「短期上昇トレンドを取り戻した。21日のザラバ高値(20,892円)を抜けなかったが終値ベースでは今年の高値。3日間の足踏みはイライラさせられたが相場底堅さの確認場面だった。東京エレクトロン上昇は悲観相場からの回復という流れ」との声が聞こえる。
週間ベースでは日経平均株価は0.5%高、3週連続上昇(累計6.2% 1,211.6円上昇)。TOPIXは0.6%高、3週連続上昇(同6.5%上昇)。東証マザーズ指数は1.8%高、5週連続上昇(同19.3%上昇)。日経ジャスダック平均は0.4%高、3週連続上昇(同5.6%上昇)。東証2部指数は0.9%高、2週ぶりの反発。
値上がり1,337銘柄、値下がり697銘柄。新高値5銘柄。新安値7銘柄。騰落レシオは86.74。NT倍率は13.26倍。25日線からは1.8%のプラスかい離。200日線(22,165円)からは6.3%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲7.884%。買い方▲12.591%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲5.588%。買い方▲12.824%。空売り比率は41.2%と低下してきたものの34日連続40%超。
日経HVは28.0、日経VIは19.54。日経平均採用銘柄のPERは12.05倍。EPSは1,723円。PBRは1.10倍。
225先物シカゴ終値は大証日中比15円高の20,795円。高値20,890円、安値20,540円。
13週線(21,135円)の先が26週線(21,958円)。24ヶ月線がその間の21,355円に位置している。月足陽線基準19,561円は遥か下。1月SQ値20,290円もその後下回ったことはない。
米企業決算はアップル(29日)、フェイスブック(30日)、アマゾン(31日)。国内決算発表も佳境に入る。1月30日(水)179件、31日(木)400件。2月1日(金)155件と前半のピーク。2月4日(月)123件、5日(火)165件、6日(水)167件。7日(木)262件、8日(金)545件。FOMCから週末の雇用統計、そして決算が絡む週。
気学では「吹き値売り方針の日。下放れ突っ込みは見送れ」。
火曜は「人気に逆行して動く日。逆張り方針良し」。
水曜は「前後場歩調を異にして動く日」。
木曜は「相場の放れを注意して駆引きする日」。
金曜は「後場高の日。始め安ければ買い狙い良し」。