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寄前「発射台は低くなるが・・・」

2019/01/04

大納会の日経平均は寄り付き120円安。売り先行の展開で一時2万円を割れたが大引けは62円安で2万円台キープ。前年終値に比べ、2,750円17銭(12.0%)の下落。
2012年末にアベノミクス相場が始まって以来6年連続で上昇だったが7年ぶりの下落となった。もっとも「日経平均寄与度の高い銘柄(ファストリなど)に集中的な買い物が入り、いわば引けピンの形。3日続伸ならずの大納会。それでも2万円台維持は好感。2万円割れの大納会と2万円維持の大納会では引け後の雰囲気はガラリ違う」という見方だ。

東証1部の売買代金は2兆293億円で2兆円台キープ。商い薄とならない年末だった。
「3日連続の陽線、週足でも陽線となっており、最悪期は脱した感がある」との声が聞こえる。週間ベースでは、日経平均株価は0.8%安、4週続落(累計10.5%下落)。
TOPIXは0.4%高4週ぶり反発。東証マザーズ指数は0.2%高、4週ぶり反発。日経ジャスダック平均は0.7%高、4週ぶり反発。東証2部指数は1.1%高、7週ぶり反発。

月間ベースでは、日経平均株価は10.5%安、TOPIXは10.4%安、ともに2カ月ぶり反落。東証マザーズ指数は19.7%安、日経ジャスダック平均は10.2%安。東証2部指数は12.3%安。それぞれ2カ月ぶり大幅反落。日経平均は週間では約151円下落。ただ週足では長い下ヒゲをつけた陽線。

年間騰落率では日経平均が▲12.1%(約2,750円の下落)。TOPIXが▲17.8%、東証2部指数が▲14.3%。マザーズ指数が▲34.1%、ジャスダック平均が▲18.7%と株式は惨敗。REIT指数が△6.7%とプラス。
大納会の値上がり891銘柄、値下がり1,166銘柄。新高値6銘柄、新安値11銘柄。騰落レシオは77.88。NT倍率は13.40倍。25日線(21,272円)からは5.9%。200日線(22,241円)からは10.0%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲4.819%。買い方▲20.509%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△4.679%。買い方▲28.865%。空売り比率は47.5%で19日連続の40%超。空売り規制なし銘柄比率は7.7%。

日経HVは31.9。日経VIは29.32。日経平均採用銘柄のPERは11.22倍。EPSは1,783円。PBRは1.04倍。
月足の一目均衡の雲の1月上限は17,207円。勝手雲の上限は21,802円、下限は20,120円。2年ぶりに雲を下回るかどうかが課題。

シカゴ225先物終値は大証比470円安の19,370円。高値19.645円、安値19,275円。日足のボリンジャーのマイナス1σは20,364円、マイナス2σは19,445円。昨年大発会の日経平均は740円高だったが年足は陰線。「発射台は低くなるが、しかし ・・・」というところ。

気学では「押し目にある時は急伸することあり」。
月曜は「吹き値売り方針の日」。
火曜は「変化日。後場の動きに注意肝要」。
水曜は「押し目買いの日なれど上寄り高き時は見送り良し」。
木曜は「強象日。買い方針の日」。
金曜は「不時の高下を見せる日。逆張り方針で駆け引き」。

 

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