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株ニュース

No.512「アフターランチ」

2018/12/27

今年の大発会に書いていたこと。

戌笑うの2018年。
産業革命の流れはまずます大きくなりそれを先取りした株式市場の成長も期待できる年。
気が付くか気が付かないかが大きなパフォーマンスの差をもたらす年かも知れません。
株は時間の積み重ね。
その貴重な時間が刻まれていくなかでの産業構造の変化こそがマーケットの主導役でしょう。
新常態とか新常識というのが意外とキーワードであるような気がします。
状況が新たな展開へと向かうような予感は誰しもが感じているに違いありません。
悲観一色だった市場はようやく温まり、悲観と楽観の同居状態となってきました。
総理大臣の今年の年頭所感で引用されたのは津田梅子さんの言葉。
「高い志と熱意を持ち、
より多くの人たちの心を動かすことができれば、
どんなに弱い立場にある者でも、成し遂げることができる」
そして「未来は、変えることができる。
すべては、私たち日本人の志と熱意にかかっている。
150年前の先人たちと同じように、未来は変えられると信じ、
行動を起こすことができるかどうかにかかっています」
結論は「実行の一年」
とはいえ、「もう」と「まだ」の交錯は戌年も続くのでしょう。
「高きをば、せかず急がず待つは仁。向かうは勇、利乗せは智の徳。」(三猿金泉秘録)
今年のキーワードは「拾う勇気と捨てる勇気」
備忘録のようなこのメモに今年もお付き合いいただければ幸甚です。

一方、昨年の大納会で書いていたこと。

大納会にあたり、今年もありがとうございました。
丁酉の年はこれで終わり。
戊戌の年へと進化をしていきます。
相場では記録に残る銘柄も大切。
でも記憶に残るシナリオや銘柄を抽出できたかどうかが問われた1年でした。
戌年に求められるのは相場の主役の世代交代。
今朝の日経朝刊でも指摘されていたのは「個人マネー回帰焦点」
かつての方程式は通用しないという嘆きの声もありましたが方程式は可変の筈。
「捨てる勇気と拾う勇気」は銘柄だけではなく、シナリオにも戦略にも通じるでしょう。
「20%上昇で個人投資家は満足」は志の低さの傍証。
「次元を変えた目標、次元を超えた戦略」がなければ、市場は枯れゆくのみ。
そうではなくワープすることが求められているのは、市場も証券マスコミも個人投資家も機関投資家も一緒。
既成概念のその先に新たな展開はあると信じたいものです。
常識からの脱却の必要性がさらに顕著になってくると思います。
人真似でなく、独自の視点を磨くと少しは感動に出会えるのではないでしょうか。
驚きがあるからこそ株式市場は人とマネーを惹き付けてきました。
株式市場は確かに「欲望のぶつかりあいの場、欲望の血圧計」です。
それよりも投資家さんが重要視されるのは「相場で常に主人公、主役であること」
そして「株式投資は生き様」
ココだけは変わらない心理でしょう。
相場には酷寒の日も酷暑の日もあります。
でも小春日和や春眠だって巡ってくるもの。
厳しい気候を嘆かず明るい日を待てば良いだけのこと。
この時間軸も必要でしょう。
来る年も驚きと感動を求めて方向し咆哮し芳香を探ろうと考えています。
まさに「相場は変わり、世界が変わる」。
第5次産業革命だってその先触れは相場の世界からの初陣。
良い戌年をお迎えください。

さて今年はどう書こうかというところ。
相場は人生の縮図。
晴れの日も雨風の日もある。
晴れ続けないし振り続けない。
僅かな進歩を反復しながらそれでも成長し老いていく。
後退は滅多にしないものだ。
そういう視点で相場を見れば、たとえ一歩前進二歩後退でも進んでいる。
だから「騒がない、慌てない」
そして「諦めない」。
一日一日の積み重ねの集大成が人生であるならば相場もまた同じ。
一日一日を頭に刻みながら、年月を振り返り年月の先を類推していく。
重要なのは負けないマインドと志だ。
それが大切だと思う。

週足陽線基準は19,785円。
ココがポイントになろうか。
週足のボリンジャーバンドのマイナス2σが19,589円。
マイナス1σが20,675円だ。
月足のマイナス3σが18,683円。
昨日下げ止まった水準だった。
月足の雲の上限は17,062円で面白いことに今月が今年最低。
今年の最高は2月だった。
来年は9月に向けて上昇基調。
ピークは2021年1月の21,338円となる。
2月から5月が停滞基調だ。
下限は14,640円で4月から上昇基調になる。
ただし勝手雲の月足の上限は今年10月に天井で2月に底打ち。
6月まで上昇し9月に低下。
そこで黒くねじれている。
勝手雲のよりフツーの雲にすがりたいところ。

「大幅続伸で2万円台回復」

前引けの日経平均株価は722円62銭高の20,049円68円と続伸。
2万円台を回復した。前日の米国株市場で主要指数が急反発したことや為替が前日から円安方向に振れていることが好材料。
ただ2万円からの上値は重い。
主要指数はすべて3%超の上昇となった。
値上がり2,114銘柄。値下がり11銘柄。
新高値10銘柄、新安値2銘柄。

東証1部の売買代金は1兆1,764億円。
ほぼ全面高の中でラックランド。ジャパンミートが下落。
今年の日経平均の最大の上昇幅(終値ベース)は、1月4日の大発会での741円39銭高だった。

興味深いのはロイターのコラム。
「来年を展望する」

★民主党の顔になるのは
民主党の候補者指名でまず最初に問題となるのは、トランプ氏にいかに「舌戦」で引けを取らないようにするかだ。
トランプ氏が16年の選挙戦でヒラリー・クリントン氏を映画「ジョーズ」の人食いサメにしつこくたとえたような行為にあっても、
微笑んでトランプ氏を議論でたじろがせ、黙らせるだけの人物が必要になる。
期待されるのは、ウィリアム・マクレイブン退役海軍大将だ。
今のところ出馬していないとはいえ、アルカイダ指導者ウサマ・ビン・ラディンの殺害作戦を立案・指揮。
その経歴は、大統領候補としてはこの上なく輝かしい。
マクレイブン氏は勇敢で頭脳明晰であるばかりか、雄弁家。
トランプ氏がはっきりした事実の裏付けなしに浴びせるぶしつけな侮辱的言辞を、きっぱりとはねつける冷静さを持ち合わせている。
来年1月の新議会で下院情報特別委員長に就任するアダム・シフ氏も一躍脚光を浴びつつある。
今ほど正義を提唱する人が必要とされる時代はない。
シフ氏は同委員会がトランプ氏のロシア疑惑に関する調査に乗り出す上で大きな役割を果たした。
またスターバックスのCEOのハワード・シュルツ氏は、トランプ氏が全力で「つぶし」にきても動じないだけの向こう気の強さや知名度がある。

★フェイスブックは変わるか
FBは来年、状況改善に向けて自ら目を覚ますのか。
それとも規制当局が取り締まりに動くまで手をこまねいているのだろうか。

★株式市場の行方
今年の乱高下を踏まえ、投資家はとにかく周囲のあらゆる動きに目配りしようとするだろう。
確実性をもたらし、道を踏み外さないようにする最も簡単な方法は、伝説の銀行家ジョン・ピアポント・モルガンに相談することだ。
故人である以上、直接電話することはできないが、彼が行った助言は数えきれないほどの危機においてずっと有効性が証明されてきた。
モルガンは投資家から「株式市場にはどうなるのか」と聞かれると、長らく間を置いて「(不規則に)変動するだろう」と答えた。

◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット(前引け)
12/07◆内外テック(3374)1,478円→1,075円 ロスカット
12/10◆ソレイジア(4597)167円→146円 ロスカット
12/12◆ワークマン(7564)7,910円→7,170円 ロスカット
12/13◇アンジェス(4563)384円→343円 タッチ
12/14◇セグエ(3968)1,554円→1,484円 タッチ
12/17◆オプティム(3694)4,850円→4,585円 ロスカット
12/19◆ANAP(3189)678円→600円 ロスカット
12/20◆ロゼッタ(6182)1,950円→1,804円 ロスカット
12/26☆東京エレクトロン(8035)12,000円→12,460円 堅調
12/27★プレミアG(7199)3,100円→3,030円 調整

 

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