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寄前「2万円台復活に期待」

2018/12/27

水曜の日経平均は寄り付き147円高。その後370円高があって後場は一時マイナス場面もあり19,000円割れ。60ヶ月移動平均(18,876円)で止まった格好で引けにかけて上昇。終値ベースは171円高と6日ぶりに反発した。しかも6日ぶりに日足は陽線。
12月権利配当落ち分36円も即日埋めで「下げ止まりのはじめの一歩」となった。前日までの急落で買い戻しとリバウンド狙いが登場。しかし開いていないNY市場のシカゴでの夜間の先物取引に右往左往といった印象だった。

「下げ過ぎ意識が浸透。リスク回避の売りは火曜の1,010円安で出尽くした可能性」という声が聞こえる。もっとも商いは低調。

東証1部の売買代金は火曜よりも3,280億円減少し2兆2883億円。だが昨年に比べると高水準。昨年の最終週は1日当たりの売買代金が1兆5000億円~1兆7000億円だった。
東証1部の値上がり銘柄は1,831(前日27)、値下がり銘柄数は254(前日2,096)。新高値1銘柄(前日ゼロ)、新高値286(前日1,601)。
騰落レシオは68.49とまだ70%割れ。NT倍率は13.50倍。25日線(21,392円)からは9.7%、200日線(22,255円)からは13.2%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲0.687%(前日△1.997%)。買い方▲24.128%(前日▲25.732%)。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△8.256%(前日△9.500%)。買い方▲32.625%(前日▲34.966%)。空売り比率は46.5%で17日連続の40%超。
12月21日時点の信用買残は1,479億円減の2兆8259億円。9月28日時点以来約3ヶ月ぶりの低水準。信用売残は372億円増の7,800億円。

気になるのは21日時点の裁定残。裁定買い残の株数は1,010万株減の2億8412万株。同裁定売り残の株数は865万株増の2兆9401万株。売りと買いの株数が逆転し売り長。滅多にないことが出現した。

日経HVは29.2、日経VIは30.91と低下。日経平均採用銘柄のPERは10.80倍でEPSは1,789円。日経平均採用銘柄のPBRは1.00倍。東証1部のPERは12.09倍でPBRは1.07倍。配当利回りは2.64%。株式益回りは8.26%でまだ8%台。

10年国債利回りの0.010%と比較するとその差は歴然としている。シカゴ225先物終値は大証日中比635円高の20,025円と2万円台復活。5日線(20,005円)を上回ることがまず必要だ。
ボリンジャーのマイナス3σが18,888円でようやく上に抜け出した格好。マイナス2σが19,723円、マイナス1σが20,557円とコレはまだ遠い。

気学では「安値にある時は小底入れを見る」。
金曜は「前場安いと後場引き返す日」。

 

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