株ニュース
NY「値動きは荒かったが結局小動き」
2018/12/14
NY株式市場は値動きの荒い展開で終値は小幅にマチマチ。NYダウは200ドル以上上昇した場面とマイナス場面が同居し結局小幅上昇。
NSADAQとS&P500は小幅安。
ディフェンシブセクターが買われ金融株・一般消費財セクターが軟調展開。材料の中心は米中貿易摩擦で「午前は楽観。午後は楽観後退」という声が聞こえる。3市場の売買高は75億株と減少。
輸入物価は前月比1.6%下落と、2015年8月以来3年3カ月ぶりの大幅なマイナス。石油製品が大幅安となったほか、ドル高が輸入物価を押し下げた。
ECBは主要政策金利を据え置いた。2兆6000億ユーロ規模の量的緩和( QE)を終了させることも正式に決定した。
2018年の成長率予想は9月時点の2.0%から1.9%に、19年も1.8%から1.7%にそれぞれ引き下げ。
10年国債利回りは2.9%台。ドル円は113円台半ば付近水準。