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株ニュース

No.496「サターン」

2018/12/12

勝手雲が白くねじれた12日。
株価は前場反発。
その日ぐらしになってはいけないと思いつつもどうしてもその日ぐらしになってしまう傾向。
上がれば元気、下がれば意気消沈。
確固とした明確な目標があるのだから、関係ないとすればよいのだがどうしても引きずられる。
「日々の値動きに惑わされてはいけない」
そう言いつつも惑わされ悩まされるのが相場。
それではいけないのだが、しかしその積み重ねが相場でもある。
デモーニッシュ(悪魔的)な材料が爆弾のように散りばめられた相場。
エンゼル(天使)ではなく、サターンが支配する市場という気がするのも悪い傾向。
相場は思った方と逆に動くもの。
頭でわかっていても体が理解していない。
タイミングをすかすというのはスポーツも同様。
でも体がついて行かない。
これもいけない傾向だ。
「こんなはずはない」のではなく「こんなハズ」なのだ。
人間の行うことだから所詮限界があるのも相場。
人工知能が出てきたとて変わりはしない。
所詮、人間の世界で人間がうごめいているのが相場。
デモーニッシュを感じるのは自分の思考と相場観のあり方次第。
そう考えれば、サターンも消えていくに違いない。

三大流星群の一つ「ふたご座流星群」は今日と明日が出現のピークで見ごろ。
冬の夜空を華やかに彩ってくれることになる。
多ければ1時間に40個程度が観測できるとの話。
流星はふたご座の近くの「放射点」から四方八方に走るという。
流星群はもともとは「チリ」
チリも美しく見えるのだから、東京市場が美しく見えない訳はない。

こんな時はしっくりとピーター・リンチの言葉を噛み締めたいものだ。

★私は常に、投資家はマーケットの上げ下げは無視すべきだと信じてきた。
ブラックマンデーという暴落という事態に直面したとき。
幸運にもマジェラン・ファンドの株主のうち3%未満の株主しかその週にファンドを解約しなかった。
絶望のどん底で売ると、いつだって安値で売ってしまう。
3割の利食いが6回続けば元本は4倍に増えている。

★ほとんどの人は、株式投資よりも電子レンジを買うことの方に、より多くの時間をかける。
もし、株価が下がったらぜひ保有したいという銘柄をリストしてあるなら、年末は待ちに待った買いの絶好の時期だろう。

★偉大な銘柄を捨てたことは「花を引き抜き、雑草に水をやる」をまさに地でいくようなものであった。


★生涯、投資についてはなんら経験もない人があるとき突然のように退職金を受け取る。
そしてそれを株式市場の注ぎ込むのです。
配当と弁当の区別も付かないのに。

★あなたが「株価が25%下がったら押し目買いする」という決心ができず、
「25%押したら売ってしまおう」という致命的に誤った考えを捨てることができないようなら、
あなたは株式市場で正当な利益を得ることなど、決してないだろう。
よい株であるのに株価が下がっているものを、その価格でナンピン買いせずに逆に売ってしまうのは、ただの悲劇にしか過ぎない。

★十分な銘柄調査の結果できあがったポートフォリオは、債権やその他の金融商品のポートフォリオよりも長期的には利回りはよい。
会社というものはキャッシュを生む工場。
長期であっても選別が不十分であれば、ベッドの下に現金を置いておくほうがましである。

★優良企業に投資しているのなら、時間はあなたの味方になる。
我慢できるからである。
たとえ最初の5年間のウォルマートに投資できなくとも、次の5年間所有していれば満足のいく結果が得られた。
オプションを保有していると、時間は敵になる。

★誰もが株式市場を理解する知力を持っている。
小学校5年生までの算数をやり遂げていれば、あなたにも絶対できる。
自分の知っているものに投資することだ。
個人投資家はもっと株式から、ファンドマネージャーよりもお金を儲けることができる。


★買った株が上がったということだけであなたが正しいということにはならない。
買った株が下がったということだけで、あなたが間違っていたということにもならない。
ストーリー(勝因と敗因)をチェックするのをやめ、自己満足するような勝者にはならないでもらいたい。

★投資家としての強みはウォール街のプロから得るものではなく、すでにあなたが持っているもののなかにある。
土地勘のある企業に投資することによって、あなたの強みが生かされ、プロをも勝つことが可能になる。


★過去30年の間、株式市場は一握りの機関投資家によって占められるようになってしまった。
皮肉にも、このおかげで一般投資家がよい成績を上げることがやさしくなっている。
専門家集団を無視することで市場を打ち負かすことができる。


★数ヶ月間、または数年間の株価の動きと企業業績の動きには相関関係が見られないことがよくある。
しかし、長期にわたっては、企業の成功と株価の上昇には密接な関係がある。
両者の不均衡に着目することが、株で利益を上げる秘訣である。
成功している企業を辛抱強く持ち続けることが、必ずよい結果に結びつく。

★何をどんな理由で保有しているのか知る必要がある。
「大丈夫、この株は上がる」という根拠のないアプローチは当てにならない。

★大穴は常に外れるもの。


★株を買うということは子供を養うのと同じで、世話を見ることができなくなるほど持ってはいけない。
職業としない限りは8~12社以上を十分に調査していくことは難しい。
ポートフォリオには5銘柄を超えて保有してはいけない。

★投資したいという株が見つからない時は、見つかるまで資金は銀行に預けておくのがよい。

★企業の財務状態を十分理解しないうちに投資してはならない。
財務体質の悪い企業への投資は大きな損失につながる。

★人気業界の人気企業は避けた方がよい。
冷え切った成長性の乏しい業界でうまくやっている企業への投資は、往々にしてよい投資結果に結びつく。

★小型企業への投資は、その企業が利益を出しはじめるまで控えた方がよい。

★1,000ドル投資すれば失う金額は最高で1,000ドルである。
もし辛抱強く持てるなら10,000ドルあるいは50,000ドルにまで増やすことは可能である。
投資を実りあるものにするためにも、よい企業を数社見つけることが重要である。

★どの業界でもどの地域でも、観察力が鋭ければアマチュアであってもプロが見つける以前に高成長企業を見出すことは可能である。

★株価の下落は、1月のコロラドに吹雪が吹き荒れるのと同じくらい頻繁に起こることである。
株価の下落は慌てふためいて逃げ出した投資家が残して言った割安株を拾う絶好の機会である。


★株式投資で利益を上げるのに必要な知能程度は誰もが持合わせている。
ただ誰もが肝が据わっているわけではない。
慌てふためいて何もかも売却してしまうような性格であるなら、株や株式投資信託はやめた方がよい。

★心配の種はどこにでもある。
週末の後ろ向きの考えや、ニュースキャスターの恐ろしい予言には耳を貸してはいけない。
企業のファンダメンタルズが悪化しているのなら株を売ってもよいが、この世の終わりが来るという予言は株を売る理由にはならない。

★正確に金利、経済、株式市場を予測できる者はいない。
そのような予測は忘れ去って、投資した企業に何が起こっているかに注意を払うべきである。


★10社の調査を行えば見通しが明るくなっている企業は1社はあるものである。
50社を調査すれば5社はそのような企業であろう。
株式市場にはいつでもウォール街が見過ごしている企業群がある。

★調査なしで投資することは、手札を見ないでポーカーをするのと同じである。


★優良企業に投資しているのなら、時間はあなたの味方になる。我慢できるからである。
たとえ最初の5年間のウォルマートに投資できなくとも、次の5年間所有していれば満足のいく結果が得られた。


★十分な銘柄調査の結果出来上がったポートフォリオは、債権やその他の金融商品のポートフォリオよりも長期的には利回りは良い。
長期であっても選別が不十分であれば、ベッドの下に現金を置いておくほうがましである。


◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
11/26◆アイビーシー(3920)1,340円→1,279円 ロスカット
11/28☆ランドコン(3924)1,017円→1,026円 堅調
11/29◆アライドテレシス(6835)115円→106円 ロスカット
11/30◆EG(6050)2,676円→2,411円 ロスカット
12/05★ETS(1789)441円→412円 調整
12/06◆ヤマシンF(6240)883円→757円 ロスカット
12/06★内外テック(3374)1,478円→1,324円 調整
12/07☆ソレイジア(4597)167円→167円 堅調
12/12☆ワークマン(7564)7,910円→7,920円 堅調

 

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