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寄前「SQ週の荒れる水曜日」

2018/12/12

火曜の日経平均は寄り付き54円高、大引け71円安と結局続落。一時157円安の場面もあった。NYダウは一時500ドル近く下落したものの34ドル高と反発して戻ったが東京では勢い続かず。
上海寄り付きの堅調から再度プラスに転じた場面もあったが結局売り物に押された。
「一時500ドル程度の下落。そこから切り返して長い下ヒゲというのは先週の木曜日同様の形。しかし、週末7日の急落でダマシとなった記憶が邪魔だった」という指摘がある。
TOPIXはザラ場終値ベースともに年初来安値を更新。NT倍率は13.42倍と今年最大に拡大した。

値上がり324銘柄、値下がり1,745銘柄。新高値6銘柄、新安値611銘柄。10月の800銘柄台に近づいてきた。騰落レシオは84.50と低下。25日線(21,902円)からは3.3%、200日線(22,302円)からは5.2%のマイナスかい離。

松井証券信用評価損益率速報で売り方▲5.075%。買い方▲16.882%。マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△2.35%。(前日▲1.19%)。買い方▲23.81%(前日▲21.7%)。また売り方がプラスになってきた。空売り比率は48.5%と上昇。7日連続の40%超。

日経HVは17.8、日経VIは23.01。日経平均採用銘柄のPERは11.86倍。EPSは1,783円。前日からのPER12倍割れ継続だ。PER12倍割れは2012年10月以来。
12年10月は野田政権末期、アベノミクス相場スタート以前。「下限のジンクスを破ってしまった」という声が聞こえる。一方で「PER低下は株価の下落とパラレルだから3月、9月、10月、11月も底入れのシグナルだった」という見方もある。

シカゴ225先物終値は大証日中比215円高の21,345円。高値21,530円、安値21,070円。24ヶ月線21,330は上回った。勝手雲は今日白くねじれて19日に黒くねじれている。形としては10月26日とW底からの反発期待。12月3日高値22,698円を抜ければ10月10日安値23,373円の窓埋めというのが理想通りの教科書的展開。2018年3月月中平均21,395.50円の早期奪還が望まれる。

ボリンジャーのマイナス2σが21,284円。マイナス3σが20,825円。マイナス1σの21,543円が頭を抑ええるかどうかが課題だ。

SQ週の荒れる水曜日。
気学では「波乱激しく前後場歩調を変えて動く」。
木曜は「大突込みは底入れとなる」。
金曜は「戻り売りの日なれど下寄り突っ込みは見送れ」。

 

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