株ニュース
No.488「ESGはお題目」
火曜の日経朝刊「スクランブル」の見出しは「ESG投資、変調の兆し」
2016年以降ESGに率先して取り組んできたカルパース(カリフォルニア州職員退職者年金基金」
運用資産39兆円。
日本への投資残高は約1兆円。
トヨタに気候変動対策を要請したのは昨年だった。
ところが来年1月ESG投資を手動してきた理事が退任。
後任はESG反対派が就任するという。
役員選挙で台頭したのは「ESGは加入者に恩恵をもたらしていない。
カルパースの投資収益がESGによって抑えられている。
そして退職者の年金生活を脅かしている」
たばこや火力発電などの企業への投資の自粛よりも、求めるのは「投資リターン」ということ。
ならば理念先行の投資よりもリターン重視のシナリオ。
相場を理念で乗り切ろうなんて姑息な手段は学者の世界の話。
実務家は当然「リターン重視」でなければならないのは自明の理だ。
「ESGだから収益があがるのではない。
ESGは企業継続の最低条件だ」
長年言い続けてきたことが実証されてきたような気がする。
相場はお題目ではないのである。
欲望に裏打ちされたマネーの鉄火場である以上、学者のような悠長さは敬遠されるべきだろう。
《兜町ポエム》
「恋人が銘柄(恋人がサンタクロース)」
昔となりのおしゃれなお姉さんは
クリスマスの日に私に言った
いずれ時間が経てば相場が街にやってくる
ちがうよそれは教科書だけの話
そう言う私にウィンクして
でもね投資家になればあなたもわかるそのうちに
恋人が兜町
本当は相場りーマンショック追い越して
恋人が相場
値の高い銘柄
株の街から来た
「真冬のマーケット」
真冬のマーケットはまるでおばけの群れのようさ
ネガティブな声しょって空へ濃いで行く
一番ダメな銘柄に私は願をかける
悩んでるこの頃抜け出す気持ちで
次のいい波は真っ先につかまえてよ
テーパリングもリスクオフも
笑い話さそのうち
瞳を凝らし見つればチャートは底を蹴った
思わす微笑むと株価が上がるの
次のいい波は必ずつかまえるよ
塩漬けの山も消費増税も
笑い話さそのうち
ゆきずりの荒れた相場で材料を見つけたなら
すぐ買ってそこには明日があるから
私とマーケットはまるでおばけの群れのようさ
Take Offの高鳴りを値動きに感じる
◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
11/15◇ラクオリア(4579)1,055円→1,216円 タッチ
11/16☆PCI(3918)2,671円→2,705円 堅調
11/19◇イグニス(3689)1,366円→1,478円 タッチ
11/21◇SOU(9270)5,800円→7,010円 タッチ
11/22◇いちご(2337)382円→380円 タッチ
11/26☆アイビーシー(3920)1,340円→1,359円 堅調
11/28☆ランドコン(3924)1,017円→1,030円 堅調
11/29★アライドテレシス(6835) 115円→112円 調整
11/30★EG(6050)2,676円→2601円 調整
12/05☆ETS(1789)441円→446円 堅調