株ニュース
NY「小幅続伸」
2018/11/28
NY株式市場は小幅高で続伸。好感されたのは米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長のコメント。
「12月1日に予定される米中首脳会談は中国との通商問題の解決に向けた機会になる」。これを受けて「あらゆるセクターが値動きの荒い展開となった。主に関税の問題が市場に影を落としている」という見方だ。
いずれにしても通過しなければ結論の出ない問題を材料にするのは可変性が高いことだ。
10年国債利回りは3.05%水準。
為替市場ではFRBのクラリダ副議長の講演を材料視。
「引き続き緩やかな利上げを継続する必要がある」とのコメントは「これが一部の予想ほどハト派でない」との解釈からドル買いの展開となった。
「市場では28日のパウエルFRB議長の講演や29日のFOMC議事要旨に注目が集まる」との見方。だが米中問題ほどのインパクトではなかろう。
ドル円は113円台後半での推移。