株ニュース
NY「週初は大幅高、風景は変わった」
2018/11/27
週明けのNY株式市場でNYダウは354ドル高と5日ぶりの反発。
「ブラックフライー、サイバーマンデーで年末商戦が好調な滑り出し。景気減速への警戒感が薄れた」との解釈だ。
原油の下落は一服。イタリアの財政問題の懸念も後退。突如として悪材料への解釈が変化し、米中貿易摩擦問題は見えないフリになった印象。
調査会社アドビ・アナリティクスによると「ブラックフライデー」のインターネット通販の売上高は前年比24%増。26日の「サイバーマンデー」への期待感も加わりアマゾンは5%超の上昇となった。
「基本は売り込まれていたハイテク、金融、エネルギーセクターへの買い戻しと小売への期待」という見方だ。
10年国債利回りは3.06%水準。ドル円は113円台半ばでの推移。風景は変わった週初。
ただトランプ大統領が「関税は中国からのアイフォーンにも課される可能性」との報道からアップルは下落。