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株ニュース

No.477「パンパン」

2018/11/26

週末のNY株式市場は半日立ち合いだったが下落。
感謝祭明けは高いというアノマリーは生じなかった。
理由は原油先物価格の下落。
エネルギーセクターが下落をけん引した。
アップル、アマゾンなども下落し相変わらず相場の重荷だ。
週間ベースでは、主要3指数がそろって3%超下落。
NYダウとNASDAQの下落率は3月以来の大きさ。
「S&500は9月20日以降約10.2%下げ、調整局面に入りとの観測。
前回の調整入りは今年初め。
1月後半の高値から2月初めまでに10%超下落。
調整期間は約7カ月続いた」という声が聞こえる。
10年国債利回りが一時9月下旬以来の水準に低下。
「リスク資産と原油の破壊的な価格動向が続いていることで、米国債相場が影響を受けている」という見方だ。
12月のFOMCでの利上げ確率は74%。
原油価格が下落したことで世界経済の減速が示唆された格好。
リスク選好度が低下し、安全資産としてのドルは上昇。
円とスイスフランも上昇。
ドル円は112円台後半。
円ユーロは127円台後半。
市場の焦点は月末のG20でのトランプ米大統領と中国の習近平国家主席との日中首脳会談だ。


木曜の日経平均は反発。
寄り付きは75円高。
一時マイナスに沈んだ場面もあったが、訪日外国人の増加や日銀のETF買いへの期待感から大引けは139円高。
日経平均、TOPIXともに3日ぶりの反発となった。
東証1部の売買代金は2兆841億円(9月10日1兆8,752億円以来)と低水準。
「3連休を前に売り方が買い戻した」という声が聞こえる。
11月第2週の外国人投資家は現物・先物合計で2,081億円の売り越し。
「必死で耐えているNYをみれば致し方なし」という見方だ。
ブラックフライデーの活況、大阪万博の決定など好材料は控えているが動かずというところだった。
方向感の定まらなかった11月第3週。
週間では小幅安。
大型株、中型株、小型株指数がそろってほぼ横ばいという珍しい動き。
「買われているのは内需を中心に原油安メリットセクター。
売られているのは原油安がデメリットになるセクターと金融株といった構図」という見方だ。
日経平均は週間では約33円下落。
週足は2週連続陰線。
26週線と52週線のデッドクロスは逃れた。
その差は98円から85円に縮小。
ただ日経平均の日足は4日連続陽線。
5月1日以来の5日陽線への挑戦権は確保した。
9月18日までの3日連続陽線を超えた。
値上がり1,451銘柄、値下がり580銘柄。
新高値14銘柄(前日9銘柄)、新安値87銘柄(前日308銘柄)と平時に戻ってきた。
騰落レシオは86.73。
NT倍率は13.31倍。
25日線(21,880円)からは1.1%、200日線(22,293円)からは2.9%のマイナスかい離。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲8.325%。
買い方▲14.145%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方△6.66%。
買い方▲21.66%。
空売り比率は44.6%。
38日連続40%超は2008年の算出以来の記録となった。
日経HVは19.2。
日経VIは20.29。
日経平均のPERは12.21倍でEPSは1,772円。
シカゴ225先物終値は大証日中比220円安の21,480円。
高値21,740円、安値21,450円。
5日線(21,647円)が頭を押さえた格好だ。
勝手雲の下限は21,922円、上限は22,062円。
ボリンジャーのマイナス1σは21,486円でサポートの可能性。
気学では「下放れ突っ込むと小底入れし、逆だと反落する」
火曜は「変化を起こす重要日」
水曜は「転機を司る注意日にして大騒ぎを見ることあり」
木曜は「偏傾して動く日。寄り後の足取りを注意せよ」
金曜は「人気に逆行して動く日」

金曜は福岡。
コンサート等の影響か、博多駅はパンパン。
セミナーは若い女性が全体の半分という珍しい風景だった。
土曜は東証でREITフェア。
今年のREIT指数は右肩上がりなので投資家さんも明るい風情。
過去最高の入場者となった。
武者さんの「人生100年日経平均10万円」に説得力。
日曜は名古屋。
こちらはIRと株のセミナーだったので参加者の8割は「今年は損した」
名古屋駅も人でパンパン。
帰りの新幹線はグリーン車まで予約満席。
凄まじいコト消費を実感した週末だった。 

NYダウは178ドル安の24,285ドルと4日続落。
NASDAQは33ポイント安の6,938ポイントと反落。
S&P500は17ポイント安の2,632ポイントと反落。
ダウ輸送株指数は3ポイント高の10,369ポイント。
SOX指数は0.04%下落。
3市場の売買高は65億株。
CME円建ては大証比220円安の21,480円。
ドル建ては大証比135,215ポイント安の21,485ポイント。
225先物大証夜間取引は日中比120円安の21,580円。
ドル円は112.94円。
10年国債利回りは3.046%。


225先物は野村・大和・みずほ・モルスタ・メリル・日興・SBIが買い越し。
ソジェン・アムロ・UBS・クレディ・シティが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・大和・野村・SBIが買い越し。
GS・ベークレイズ・ソジェン・メリルが売り越し。

テクニカル的には鉄建(1815)、森永菓(2201)、
キューピー(2809)、カゴメ(2811)、シップ(3360)、
BS(5108)、OSJB(5912)、ウィル(6089)、
技研製(6289)、ドンキ(7532)、サンゲツ(8130)、
ARM(8769)、東急(9005)、名鉄(9048)、
スカパー(9412)、中部電(9502)、中国電(9504)、
イチネン(9619)が動兆。

◇━━━ カタリスト━━━◇
アイビーシー(3920)・・・動兆
アイビーシーに注目する。
同社はICTインフラ性能監視で分析サービス、プロダクト販売・導入、コンサルが中核。
IoT向けセキュリティサービス実用化。
性能監視ソフト新版向けにネットワーク監視のネットフォースと提携。
24時間365日サポート開始。
業績は好調。
リバウンド期待。
(1,340円)

チャート

http://www.stockweather.co.jp/sw2/detail.aspx?code=2337
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◇━━━トラッキング━━━◇
…7%上昇はタッチ、5%下落はロスカット
11/05◆アドソル日進(3837)2,200円→1,900円 ロスカット
11/07◆シナネン(8132)2,684円→2,541円 ロスカット
11/08◆RPA(6572)17,240円→17,180円 ロスカット
11/09◆アクアライン(6173)2,755円→2,499円 ロスカット
11/14★アドソル日進(3837)1,970円→1,900円 調整
11/15◇ラクオリア(4579)1,055円→1,137円 タッチ
11/16☆★PCI(3918)2,671円→2,700円 堅調
11/19◇イグニス(3689)1,366→1,530円 タッチ
11/21◇SOU(9270)5,800円→6,640円 タッチ
11/22☆いちご(2337)382円→388円 堅調

 

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